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青春映画
GOAL!
LAに住むメキシコ移民のサンティアゴという青年が、元ニューカッスルの選手でスカウトマンをやっていた人物の目にとまり、単身イングランドへ。
もちろんとんとん拍子に話がうまく進むわけはなく、はじめは父親の猛反対にあうけれども、祖母の心遣いや自分自身の強固な意志で道を切り開いて行く。
生きるために夢をみることを許されなかった父親と、そんな大人に夢をみる力を奪われかけながらもなんとか前へ進もうとする子ども。このあたりの構図は「リトル・ダンサー」と通じるものがあるような気がする。なんだかんだいったって親は親、強行突破で夢へと突き進まれてしまったら、我が子の一生懸命な姿を目にしてしまったら、もはや否定できない。そんなところまでそっくり。そしてそんなそんな救いのあるお話なのが嬉しい。
挫折も失敗もしたけれど、ついにはトップチームに出場できるまでに成長。もちろん恋愛だってちゃんとある。
そんなあまりにもベタな少年ジャンプ的展開が気持ちよくて、気がついたら夢中でサンティアゴを応援してしまった。私はもともとサッカー好きだから取っ掛かりやすかったかもしれないけれど、いち青年の青春成長ものとしてもとても面白いのでサッカーなんて興味ないよという人でも楽しめるはず。
それと、FIFA公認だけあって、実在のクラブや選手も出てくるのも面白いところ。
今作はイングランドのニューカッスルが舞台なので、プレミアリーグを知っている人ならよりいっそう楽しめるかな?
ニューカッスルでは、とりあえずアラン・シアラーの顔さえ覚えておけば大丈夫! 対戦相手としてチェルシーやリバプールも出てくるので、ランパードやジェラードのプレーが大きなスクリーンで堪能できたのも嬉しかった。
そうそう、フットボールにイングランドときたら忘れてはならないのが音楽。
OasisやHappy Mondaysにはじまり、Zero7やTrail of DeadにBeesと、好きなバンドがいくつも使われていてそっちでもついついニヤリ。試合のときにかかったKasabianは映像とぴったりでやけにかっこよかったな。
今秋公開とされる次作はレアルマドリード、そして3作目の舞台はワールドカップ!
ということで、今行われているW杯でも実際に撮影が行われているとのこと。どのシーンが使われるんだろう。次もはやく観たいなあ。
ちなみに個人的メモ。
この映画、たしか最初はガエル・ガルシア・ベルナル、次はディエゴ・ルナが主役予定でした。
ディエゴ・ルナに至っては、2年くらい前のオフィシャルサイトに写真まで載ってたし。(まだどこかにあるかな?と思って探してみたら…BBCさんとこで発見!
http://www.bbc.co.uk/tyne/hollywood_on_tyne/goal/goal_launch.shtml )
ユニまで着て記者会見しちゃってるし、ディエゴで本決まりだったはずがポシャってクノになったってことかなあ。
でも、正直ディエゴは線が細くて優男なイメージだったので、クノで良かったなーと思いましたです。イングランド風味な短髪も似合うし、一生懸命がんばるさわやかな雰囲気がぴったり。
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バスケットボール・ダイアリーズ
今から約10年前に作られた映画。この時期のディカプリオってやっぱりいいなあと思った。
「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」しかり「ビーチ」しかり、私はこの人のダメだったり弱かったり脆かったりする役が最高に好きみたい。
更にこれは少年期ってのがいい。あまりに悲惨で悲しい転落っぷりが、彼の手にかかるとよりいっそうひどく見えていい。
自分では気づいてなかったけれど、実は意外とディカプリオ好きなのかもしれないなあ。
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バス男
ダメな子でもいい、ダメなままのほほんゆるーりでいい、いやそういうことすら何も考えなくてもいい。
もうね、ダメな自分をどうかしようとか変わらなくちゃとか全然思ってないところがすてき。
そもそも登場人物が似たり寄ったりというか、わかりやすいヒエラルキーがほとんどないというか、だからこんなにゆるい空気なのかなあ。
ペドロが生徒会長に立候補しちゃったりするのがほんのすこーしだけ「ハイスクール白書」っぽかったり、ナポレオンの雰囲気がなんとなく「天才マックスの世界」のマックスに通じるものがあったりと、あそこらへんが好きな人ならきっと気に入るんじゃないかという感じ。
素顔のジョン・ヘダーは意外とかっこいいので、次回作ではどんな彼が見られるかとても楽しみ。
コレが本当に決まったら最高なんだけどな。ウィル・フェレルと一緒にフィギュアスケートって!(→IMDb)
それにしても、この邦題なー。
日本リリースが今年じゃなかったら、きちんとしたジャケできちんとしたタイトルをつけてもらえていたかと思うと不憫だ…。
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バタフライ・エフェクト
試写会にて見てきました。劇場公開は5/14から。
愛すべきトホホなオバカイメージしかないアシュトン・カッチャー主演作なのであまり期待しないでいたんだけど、思ってたよりも断然面白かったです。見くびってごめんよアシュトン。意外にもちゃんとシリアス演技しててびっくりしたよ。
<バタフライ・エフェクト>とは、「ある場所で蝶が羽ばたくと、地球の反対側で竜巻が起こる」=初期条件のわずかな違いが、将来の結果に大きな差を生み出す、という意味のカオス理論のひとつなんだそう。
小さいころ頻繁に数分程度の記憶喪失(ブラックアウト)を起こしていたエヴァン。彼は20才のとき「あのときああしていたら未来は違っていたのかもしれない...」そんな思いを実現できるようになってしまった。しかし彼が行動するたびに周囲の人たちの人生も変化してしまう。エヴァンは、皆が幸せに、皆が傷付かない未来を手に入れようともがく。
7歳のとき、13歳のとき、そして20歳の今と3つの時間軸を行きつ戻りつし、子供時代に戻ったときの言動によって20歳に戻ってきたときに状況が変わっている。一見複雑になりそうな設定だけれど、プロットと演出の効果か初見でもすんなり飲み込めた。これって地味に凄い。
宣伝文句では「マトリックス」や「シックス・センス」を引き合いに出していたけれど、私的には「エターナル・サンシャイン」や「ドニー・ダーコ」に近い感覚。恋愛の切なさと青春の苦しさを合わせ持ったSFサスペンス青春ドラマ。
まさか私の大好きなこの要素が隠れてるなんて思いもしなかったから、思わずニンマリでした。あーもう好き好きこういうの。私にかかれば、この映画だって青春映画なのです。
彼女と一緒にいたいと思う恋心と、彼女を救いたいと思う愛情と。どっちも叶えたい、でも何度やり直しても両方叶えることができなかった。それならば。ならばどうする?
最後に彼が選んだものを見て、嬉しくもあり悲しくもあり切なくてたまらなかった。なんて強い人なのだろう。
そしてエンドロールに静かに鳴るオアシスの「Stop Crying Your Heart Out」。
これね、最初は「あれOasis?ちょっと意外。なんでこの曲なんだろう?」と思ったんだけど、なんとなく気になったので歌詞を見てみたら、この映画のラストにはまさにこれしかないというくらいぴったりな詞でした。パーフェクト。
アメリカ版DVDにはラストシーンが2パターン収録されているらしいんだけど、もうひとつのエンディングはどうなっていたんだろう。でも私は劇場版のエンディングがとても好きだから、これだけでいいかも。
そういえば、劇中で子供時代の彼らが見に行ってた映画が「セブン」だったのが妙に気になったので、とりあえずメモっとく。
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アイデン&ティティ
青春ロック映画さいこう!みうらじゅんさいこう!トモロヲさいこう!
バンドブームだとか舞台になってたあの町とか、知っているものがたくさん出てきてたのもグッと感情移入させられてしまった理由かも。あの町が出てくる映画は多いけど、今のところこれがいちばんかもしれない。
中島がとにかく良かった。若さゆえの焦燥感にいちいちグッときた。そしてブルースハープで語りかけてくるディランとの交流にもグッときた。
ちなみに、私が知ってるバンドブームはイカ天の時代。というかイカ天という番組そのもの。
当時小学生だったにも関わらず、ほぼ毎週見てました。子供にとってはとんでもない真夜中だったし家族も皆寝ている時間だったから、ヘッドホンつけてこっそりと。
フライング・キッズとかremoteとかAURAとかマルコシアス・バンプとかマサコさんとかたまとか宮尾すすむと日本の社長とかいまだに覚えてるよ。ネオバンド天国のシーンで、スイマーズとかカブキロックスみたいな人たちが出てたけど本物かなあ。懐かしかった。
それにしても、初監督作でこんなの作れちゃうなんてうらやましいよトモロヲ。もし映画を作れるのなら、私もこういうのを撮ってみたい。
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女子寮潜入大作戦! ソロリティー・ボーイズ
舞台はアメリカのとある大学の学生社交クラブ。
前から思ってたけど、アメリカの社交クラブって楽しそうだなあ。(ある意味とても大変そうだけど)
特に映画で見る社交クラブはひたすら青臭くてイイ。大学生になったっていうだけで、ハイスクールものとほとんど変わらないんだもん。
この映画の場合は、おちゃらけお遊び男子クラブに所属する男子たちが、ふとしたきっかけでダサダサ女子クラブに女子として(つまり女装して)転がり込むところからはじまり。
最初はいけてない彼女たちをバカにしてたけれど、生活を共にし悩みを打ち明け助け合ううちに「人間、見た目やステイタスじゃないんだ」ということに気付き友情や愛情を育む…という典型的(←ほめ言葉)学園青春コメディ。ひじょーに好きだこういうの。
女装したデイブが意外とかわいい(男子のときはかっこいい)ので、それも見てて楽しかった。
この映画は、きちんと対抗馬らしい対抗馬(スタイルよくてかわいくて女子であることを武器にしている女子たちのクラブ)が出てくるところもナイスポイント。
アメリカ学園ものでよくある「ジョックスvsナード」の構図は大学においても健在なのかーやはり。
それにしても、高校だとせいぜいランチルームのテーブルがグループによって別れているくらいかもしれないけど、大学になると住むところ(クラブごとに寮生活)まで違っちゃうんだから、アメリカの学園生活は大変だ。
ほかに社交クラブの寮生活を舞台にした映画っていうと、いまパッと思い付いたのは「アニマル・ハウス」とか「キューティ・ブロンド」とか。やっぱり向こうでは身近な話題なのかな。
ちなみに、タイトルにも使われているソロリティ(Sorority)ってのは「女子社交クラブ」のことなんだって。なるほど。ちなみに男子はフラタニティ(Fraternity)。
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MAY -メイ-
ホラー映画はこわいから見ない、と決めつけていた私の思い込みを覆してくれた映画。
ジャケットだけみて食わず嫌いはよくないなあとつくづく思った。
そもそもこれはホラーというよりは、切なくて悲しくて愛おしい青春映画だった。
メイは人との関わり方がわからなくて友達ができなかった内向的な女の子。唯一の友達は、お母さんが作ってくれた人形のスージーだけ。
そんなメイが恋をして、愛することを覚える。
だけど人との距離がうまくはかれないから、その強く純粋な愛情のぶんだけまっすぐに恋人にぶつかっていく。まるでストーカーのようにつきまとい執着する。
彼はそんな彼女を気味悪がり、やがて裏切る。
メイはただ愛し方を知らなかっただけなのに。
人との関係をうまく築けなくて傷つくメイ、そしてその強い愛情が狂気に変わったメイを見ていたら、痛々しくて切なくてなんともいえない気持ちになった。メイなりに頑張っていたのにね。
「完璧な友達」をつくりはじめたメイはどこか恐ろしかったけれども、何かから解放されたようにも見えた。(または解放されたかった?)
その友達にも純粋な愛情をそそく彼女。そしてあのラスト。メイはどこまでも純粋だった。
誰だって、愛情が狂気に変わることはあるのだろうなと思った。
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ミーン・ガールズ
私の趣味のひとつである、アメリカ学園もの。
これは学園の女王様グループ「ドールズ」の仲間になる転校生のお話。
ステレオタイプな感じがいい!おもしろかったよ。
ナード系の友人たちとつるみながらも、ドールズの仲間になってどんどん派手になっていくリンジーが面白かった。やっぱり元がアイドルだけあって、化粧ばっちり服装ばっちりの方が似合うなあ。
それにしても、毎度こういう学園ものの映画を見るたびに、アメリカで高校生活を送るのは大変だなあと思ってしまうよ。私にはむりだ…(いらん心配だけど)
レイチェル・マクアダムス(=レジーナ役)ってどこかで聞いた名前だなーとIMDbでチェックしてみたら、「ホット・チック」でロブ・シュナイダーと入れ替わっちゃった子でした。 あーそうだそうだ!すっきりした。
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KEN PARK
カリフォルニア郊外の町に暮らす少年少女たちをたんたんと描いた映画。
過激な内容のオンパレードからしたら「たんたんと」なんて言えないかもしれないけど、でもあまりの演出のなさが逆に生々しくて、「BULLY」と同様ふしぎと目が離せなかった。
ここまで見せつけられてしまうと、「こんなんじゃダメよねえ」なんていう道徳的な正論のひとことすら出てこない。むしろそれが気持ちいい。
悲惨で何かが崩壊した彼らの日常を見てきた目に、ラストの3人のシーンは妙に美しく思えた。
救われたような、でもまだ何かが足りないような、甘く切ない感覚。この映画で気分を味わうなんて思ってもみなかった。それとも青春映画ズキの性なんだろうか。
これに限らず、ラリー・クラークの撮る映画は妙に心にひっかかる。なぜかずっと後をひく。
共感とか反発とかそういう感情は無いんだけど、どうしても気になってしまう。なんなんだろう、この感覚。
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アメリカン・パイ3 ウェディング大作戦
ジムとミシェルがめでたくゴールイン!ということで、彼らの結婚式やバチェラー・パーティーにまつわるドタバタ劇。みんな相変わらずだなー。
クリス・クラインやミーナ・スヴァーリは出てきてないけど、そのせいか(?)スティフラーが大暴走しまくりで、もはやスティフラーの映画になってたよ。
それにしても、見ているうちにだんだんスティフラーがかわいく思えてきたのは末期的症状かなあ。
相変わらずアホでバカでどうしようもない奴なんだけど、かわいいところもあるじゃない!というね、そういう風に思えちゃったところがね。身近にいたらイヤだけど、でも憎めない奴なんだろーなー。
アメパイシリーズもこれで終わりだと思うとなんとも寂しい。番外編とか作らないかな?ジムのパパあたりで1本作ってくれたら嬉しい。
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恋は負けない
ミーナ・スヴァーリ(=ドーラ)とジェイソン・ビッグス(=ポール)が演じる青春ラブストーリー。
ジェイソン・ビッグスの「いいひと」っぷりにいちいちグッときて、もう愛おしくてたまらなかったです。
個人的にジェイソン・ビッグスがよく演じるような役柄(負け犬か優等生かダメ青年か)はとてもとても好きなんだけど、それにしてもこのジェイソンはめちゃめちゃいい。
ちなみにこの映画の原題は、そのものずばり「Loser」。
でもルーザーでもいいじゃない、いやむしろルーザーだからこそいいじゃない。
私自身もルーザー気質なのかなんなのかしらないけれど、負けを知ってる人こそ暖かくて素敵なんじゃないかと思うわけですよ。そしてこの映画のジェイソンもまさにそんな人だった。ほんとにいいなーもう。
ちなみに、これから見ようと思ってる人は、ここから先は読まない方がいいかもです。(ストーリーばらしはしてないけど、小ネタばらしはしてるので)
Everclear、アラン・カミングにピンときた人は、今すぐビデオ屋に行って借りてこよう!
私が好きなシーンは、ポールがドーラのノートに「Everclear」って落書きがしてあったのをめざとく見つけ、わざわざ調べてチケット買ってライブに誘ったところ(ライブの最中ドギマギしてるポールがかわいすぎ)と、いろんな知恵(?)を使ってお金をかけずにニューヨークの街をタダで遊び歩くところ。(タダ見した「キャバレー」の舞台にアラン・カミング!)
あと、ポールがドーラと一緒に見ようと「ピアノレッスン」と「恋人たちの予感」を選んだらビデオ屋の店員にダメだしくらって、「彼女と見るんだろ?だったらこれだぜ」って「サイモン・バーチ」を差し出されたところは、不覚にも笑ってしまった。(ってか、そんな黒いネタ使っていいの?もうステキ!)
結果がわかりきってるラブストーリーといってしまえばそれまでかもしれないし、傑作だ!と賞賛できるタイプの映画じゃないかもしれないけれど、私にとってはこういう映画にこそ大事にしていきたい気持ちがたくさん詰まってるような気がする。(ただのジェイソン・ビッグスびいきなんじゃないの?という声も聞こえてきそうだけど)
それにしても、青春映画ってだけで無条件に甘くなる私もどうなのか。もうこうなったら、この道を究めましょうかね。
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BULLY ブリー
1993年にアメリカで実際に起こった殺人事件をもとに、ラリー・クラークが映画化。
子どもの頃からの親友だった二人は、一方がもう片方を支配する隷属的な友人関係。
支配されている方の少年のガールフレンドがその扱いに我慢できなくなり、殺人を思い立つ。
殺すほうも殺されるほうも加担するほうも、この映画に出てくる皆が日常に退屈しているように見えた。いや、退屈というよりは無気力なのかな。
そして、端々で感じる明らかな違和感。
なにがいちばんおかしく見えたって、利害関係も動機も特に見あたらないのに、面白半分(というより退屈しのぎ?)で殺人に加担する少年。
わからない。なんであんなことになるのか全くわからない。私みたいなお気楽な人間には、とうてい理解はできないのかもしれない。だけど、こういう事実があったんだということを頭の片隅に置いておくことはきっと無駄じゃない。彼らのことを考えてみるのはきっと無駄なことじゃない。
無邪気に殺人に加わる少年を演じたのはマイケル・ピット。そしていじめる方がニック・スタール、いじめられる方がブラッド・レンフロ。
私のごひいきの若手俳優が期せずして共演していたのはちょっと嬉しかった。特にマイケル・ピットはやっぱりいいなあ。あの役をあんな風にこなせるなんてもう。
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ガレージ・デイズ
オーストラリアが舞台の、ダメダメ青春バンド映画。おもしろかったー。
だいたい、バンド、青春、ロック、友情、恋愛、コメディ、ときて私が嫌いなはずがない。
しかもオーストラリアという土地柄のせいかあまり屈折したところがなくて、みんなまっすぐなところがこうね、グッとくるわけですよ。
けらけら笑えるんだけれども、ちょっとホロリとくるところもあったり。悩んだりもするんだけど、基本的にはあっけらかんと明るくハッピーエンドだったり。青春ロック映画はこうこなくちゃ!
バンド系青春映画ってことで、後ろに流れている音楽もそこらへんな感じで素敵でした。ベタな選曲が最高です。
ちなみにサントラに入ってるのはこんな感じ。トラックリストを見たら、D4にHivesにT(I)NCにJoey RamoneにSupergrassにJamにと私の好きなバンドばっかり並んでいてびっくりしたよ。
他にも、サントラには入ってないけどCureの「Boys Don't Cry」やTravisの「Why Does It Always Rain On Me?」が印象的な使われ方をしていて、思わずグッときました。
特にTravisの曲がかかってたシークエンスは最高の胸キュンエピソードだったなあ。(フォーチュンクッキーに思いを託すなんてもう!かわいすぎる!)
ギターの子のお父さん(なかなかのナイスキャラ)がKISSのメイクをしちゃったり、売れっ子ロッカーがどう見てもカート・コバーンを意識したヘアメイクだったり、ボーカルのフレディが働くレコード屋にMotor Ace(ちょうど2002年にアルバム出してたオーストラリアのバンド)のポスターが貼ってあったりと、芸が細かいところもツボ。
B級映画と青春映画をこよなく愛する私にとっては、愛すべき1本になりました。ダメでもいい、いやダメな子ほどかわいい。そういうことです。青春ばんざい!
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スパン
まず最初の驚きは、妙に長いイントロダクションが終わってオープニングのクレジットを見たとき。
えっ、ビデオゲームに興じるニキビ面の少年がパトリック・フュジット!? ボンクラ兄ちゃんなドラッグディーラーがジョン・レグイザモでそのジャンキー彼女がミーナ・スヴァーリ!?
ジェイソン・シュワルツマンとブリタニー・マーフィーが出てるってこと意外は知らずに見に行ったので、このキャストには本当に驚いた。みんな汚すぎ。特にパトリック・フュジットなんて「あの頃ペニー・レインと」とはまるっきり別人で、言われなきゃ絶対わからないくらい化けてた。あーびっくりした。
そして、Jonas Akerlund という監督の名前。どこかで見たんだよなあと思いつつも、その時点ではまったく思い出せず。Jonasっていうくらいだから北欧系なんだろうなあとは思ったけれど。
最初から真ん中くらいまではこれといったストーリーもなく、演出もうるさいくらいに過剰で、ちょっと退屈だなーなんて思いながら軽い気持ちで見てたんだけど、中盤〜後半は思いがけずぐっときてしまった。特にロスがエイミーに会うくだりと、モーテルが爆発してからのコックの言動。なんだよもう!切ないじゃないの!
若い男の子をはべらせてた金持ちなおっさんは、コックの決意をわかってたんだね。だからあんなこと言ったんだ。
ここまでくると、あの過剰な演出までもが心地良く思えてくるから不思議。むしろ、あれがなかったらこの映画がこの映画である必然性がないとまで思った。
そして音楽。ビリー・コーガンがメインで作っていて、ほかにも聞いたことある曲がたくさん流れてきたので、なんとなく「音楽に関係ある監督さんかな?」と思いながら見ていた。それにしても、唐突にCaesars Palaceの曲がかかったときはめちゃめちゃ驚いた。まさか映画館で彼らの曲を聴くなんて。
エンディングでかかっていた曲もどこかで聞いたことのある曲だったので、クレジットを必死に見てたら、なんとSoundtrack of Our Lives。そういえば去年彼らのライブ見たもんなあ、だから聞き覚えがあったのか。
ていうか、CaesarsにしろSoundtrack of〜にしろスウェーデン人脈多すぎ! Hellacoptersも流れてたし。
ここまでくるとさすがに気になったのでパンフレットを見たら、謎がすっきりとけました。この監督はミュージックビデオを多く手掛けている人で彼のPV監督作リストのいちばん上にT(I)NCのReproduction of Deathが。なるほど、そういうことか!
実は私このビデオがめちゃめちゃ好きで何度も見ていて、そのときにディレクター誰だろう?と調べたことがあったんでした。だから名前に見覚えがあったのか。そうか、この人か。
私の場合、好きな俳優ばかり出ていたってことと、音楽がお馴染みの人たちばかりだったってことと、監督があの人だったのか!ってこととで、なんだか他人事とは思えない作品になってしまった。すっかり思い入れが強い映画になってしまった。それに、私はこういう感情とスタイルにまかせて走っていく青春映画が大好きだし。
ただ、見終えた後、日本版キャッチコピーの「ガラクタでも輝いてた3日間」てのにすごく違和感を覚えた。それ全然違うじゃない。むしろ全く輝いてなんていないじゃない。それでいいじゃない。
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サンセット・ストリップ
70年代のLAを舞台に、午前4時から翌日の午前4時までの一日間を描いた群像劇。出てくるのは人気ミュージシャンにデザイナー、カメラマンに作曲家、駆け出しのバンド少年に楽器屋の店員など。LAってこんな時代・こんな場所もあったのね。
音楽の狂乱と青春のほろ苦さと恋の切なさがごちゃ混ぜになったみたいな映画で、感傷的すぎるし荒削りなんだけどこういうのすごく好き。シリアスぶりたいんだけどそうなりきれてないところとか、甘いノスタルジアに思いを馳せてるような感覚がすごく愛しく思えてしまう。
私もこういう雰囲気の世界に憧れちゃう方だから、この監督さんには勝手に共感しちゃいます。あー、私も映画とれるならこういうの作りたい。
いろんな人が出てきてそれぞれリンクしてるんだけど、ジミヘンに憧れてバンドで大成したいとLAに出てきたザック(ニック・スタール)のほろ苦青春エピソードがいちばん好き。
姿の見えないギタリストとのギター合戦とか、人気ミュージシャンの前座で客から大ブーイング浴びて落ち込んじゃうところとかね。ニック・スタールってこんなに瑞々しい演技をする人だったっけ、って目からウロコ。特にラストシーンの表情がすごく印象的だった。
あと、天才肌ソングライターのフィリックス。
「バンドワゴン」のギタリスト的存在で、わたしこういう人好きなんだよなあ。煙草をくわえてピアノに向かう姿が、とても彼を表していたような気がした。
ドラッグでフラフラになっちゃったりしながらも、友人のためにさりげなく一肌ぬいでるあたりもいい。粋な人だ。
ほとんど紅一点状態のアンナ・フリエルも、Twiggyっぽい髪型とファッションでめちゃめちゃかわいかった。
やっぱり私はこういうの好きだー。ビデオ屋でもほとんど見かけたことないけど(私はWOWOWで見たけどビデオ出てるよね?さすがに)、もっとおおっぴらに宣伝していろんな人に見てもらいたい!と思ってしまう。「ベルベット・ゴールドマイン」と「あの頃ペニー・レインと」がどっちも好きな人は騙されたと思って見てみて下さいまし。
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エレファント
最初は、たんたんとした日常の描写。
アレックスとエリックの計画が実行に移されるまで、それは視点をかえてえんえん続く。
そのそっけないくらい味付けの施されていない映像に自分の高校時代を重ねながら、高校生活って国は違ってもどこでも同じようなものなんだなあとぼんやり思った。
私がこの映画で気になったこと。
それは、今までも好きでよく見ている学園映画における体育系と文化系の根深い溝。アメリカのハイスクール映画は特に、この関係が出てくることが多いなあと思う。
この映画にはジョックスvsナーズの対立が表立っては出てはこないけれど、無縁じゃないなと思った。それどころか、暗黙の了解といった感じで校内にそういった空気が流れているところに、とても無気味なものを感じた。見ていて息がつまりそうになった。
(※スポーツができて学校を取りしきっているような奴らのことをJocks(ジョックス)と呼ぶみたい。Nerds(ナーズ)はお馴染み、いわゆる文化系・オタク系の呼称)
高校という狭い社会でどうにもならない思いを抱える生徒たちを見るにつけ、どうにもやりきれない気持ちを覚えた。
見終わった後、とても重い何かが心にずしんと落ちてきて、それがなかなか消えなかった。
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バンドワゴン
バンドやろうぜ!な青春映画。
前から見たい見たいと思いつつここまで未見だったのだけど、さいきん趣味バンドをはじめたばかりの私としては今が旬なタイミング。むしろ今が初見でよかった。
バンドを形成していく過程とかいちばん最初にみんなで音を合わせたときのわくわく感が他人事とは思えなくて、最初っから画面に釘付け。
バンド名決めるときのやりとりとか、ちょっとした意見の食い違いが発端のケンカとか、女の子を巡っていざこざを起こしたりとかっていうエピソードのひとつひとつも愛おしくて、もうたまりません。
これぞ青春!これぞバンド! いいないいないいなー。ぼろっちいバンに乗ってツアーすんのもいいなー。こういうのやりたいなー。
彼らのバンド、サーカスモンキーの楽曲もすごくツボ。
ちょっと切ないメロディーで、遠くに住んでる好きな女の子のことを歌っちゃったりとかしてて、しかもその子の名前を曲名にしちゃったりしてて!まさにアメリカのインディーバンドって感じがこれまたたまらんです。カレッジチャートによくいそうな地味系ローファイインディーギターバンドな音と風貌そのまんま。ああいいなーもう。大好きだ。
最後のシーンもすごく気持ちよくて、涙がぼろぼろ。あー青春っていいな、音楽っていいな、バンドっていいな。
だいたい、音楽・バンド・青春・ロードムービーときたところで私が好きじゃないはずがない。私の好きな要素ばっかりがつまってる、こういう映画には無条件で愛を感じます。ラブ。
そうそう、監督のジョン・シュルツはどこかで名前みたなーと思ったら「ニコルに夢中!」もこの人なんですね。そういえばあっちの主人公もオルタナ系ナード男子だったな。
この2作品しか見てないけれど、この人の撮るタッチや視点はとてもアメリカのインディーバンドに通じる空気を感じる。映像にしてもストーリーにしても、カラリと明るいんじゃなくてああいうバンドの人たちがよく纏っている独特な雰囲気を感じる。うまく言えないんだけど。
と思ってちょっと調べてみたら、監督ももともとバンドやってたみたいな文を発見。やっぱり! ますます親近感。
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モールラッツ
はじめて見たケヴィン・スミス作品が「ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲」だったという思いきり順序逆の私ですが、あれがめちゃめちゃ気に入ったので他の作品も見てみようかなと。
(しかしリリース順でいったらこれより先に「クラークス」を見るべきだったか?)
いやー、やっぱり好きだー。アホなところとオタクなところと笑わせるところのミックス具合がなんともたまらん。
テンポよく繰り出されるどうでもいい会話とか(なんで俺たちフードコートでこんな話してんだよ、みたいなことを本人たちが言ってる位だし)、てきとーに進んでいるようで実はなにげなーく伏線はってたりとか(しかもネタがアメコミとかジョーズとかの男の子オタクチックなアイテム)、そういうところがたまらんです。しかし会話が多いからか字幕が結構はしょられてた気がして、それが勿体ない。。もっと英語勉強しよう。
こういう「男の子」が見え隠れするものに私はほんと弱いな。特に、そういう監督がとった映画はほぼ無条件でストライクど真ん中。
あと、登場人物もそれぞれがかなりツボでした。
もちろん私にとってはジェイソン・リーがいちばん。主役ってだけでもうウキウキです。
この映画のジェイソン・リーはアホでうるさくてキュートなアメコミオタクで、まさに「男の子」って感じがグレイト!おまけに若いし。彼の役に多い「ちょっといい人な傍役」よりも、こっちの路線の方が断然よいかも。ジェイソン・リー愛好家の私にはこれだけで大満足。いいもん見せてくれてありがとう。
ジェイソン・リーの元ガールフレンド役はシャナン・ドハーティ。
ブレンダだ!懐かしい。と思ってたらさすがケヴィン・スミス、しっかりビバヒル一発ネタを用意してくれてました。そうこなくちゃ。
ベン・アフレックは敵キャラで(ってこの構図どこかで見たな...と思ったら「バッド・チューニング」)、ジェイ&サイレント・ボブもお約束通りにアホコンビで、傍役もくだらなくて最高でございました。
そういやもうひとりの主役のジェレミー・ロンドン。
「ロンドンって姓の人、最近なにかで見たよなぁ」と検索してみたら、「バッド・チューニング」のジェイソン・ロンドンでした。なんと双子!
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ロード・トリップ
前から見よう見ようと思っていた「ロード・トリップ」をやっと鑑賞。
もともとはブレッキン・メイヤーとトム・グリーンってところで食いついたんだけど、いざ見てみたら見事なまでに見たことある人たちが出てくる出てくる。アメリカの学園ものもしくはコメディ好きには御馴染みすぎるメンツだらけでおなかいっぱい大満足。
ここまでそろってれば、もう内容なんてどうでもいいってもんですよ。
とはいっても、トム・グリーンが出てるって時点でもう内容もわかったようなもんですな。そして想像通り、わたし好みのバカコメディでした。そうこなくちゃ。
キャストが全員「それっぽい」配役なのも楽しかった。
こういう映画には欠かせないショーン・ウィリアム・スコットはやっぱりアホな役だし、D・J・クォルズ(細い!そしてやっぱりBritish Sea Power のボーカルに見える)はややいじめられっこ風&弱気キャラだし、ブレッキン・メイヤーも「ややキャラの弱い主役」だし。(やっぱりブレッキン・メイヤーはこれが芸風なのか?)
そして狂言まわし(というより司会進行役?)なトム・グリーン。いなくても成り立つような存在なのに、無駄に目立ってるし。しかもお下劣なギャグで。なんだってこの人は出る映画全部でこうなんだろう。そしてなんで私はこの人が好きなんだろう。でもやっぱり好きだ。
個人的にはパウロ・コスタンゾが出てたのがナイスポイント。今まで私が見た中ではどれも“キラリとすみっこで光ってる傍役”という感じで、なかなか気になる俳優さん。おまけにちょっと好みかも。
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バッド・チューニング
もともとアメリカ学園ものは大好物な上に、舞台が1976年のテキサスときた。それだけでステキです。
れっきとした青春映画ではあるんだけれどよくある類いの成長ものってわけではなくて、大きなドラマがあるわけでもなくて。
これから入学してくる新入生たちに手荒い歓迎をしたり、パーティーをしたり、ただ喋っていたり、恋に落ちたり、喧嘩をしたり。そんな彼らの一日をすくい取ったフィルムといった感じ。
将来に不安を抱えたりしてるんだけど一夜のパーティーで羽目を外したりして、でもシリアスすぎるってわけでもなくて。
いままでに見た学園ものの中でもかなり上位に入るくらい好きかも。
なんというか、わたしはこの監督がすごく肌に合うかもしれないと前からなんとなく感じていたけれど、これで確信した。好きなものとかツボだと思うポイントが似てるような気がする。私の勝手な思い込みかもしれないけど。
そうそう、準主役級でめだってた新入生役の男の子、どこかで見たことある...と思ったら、ウェイキング・ライフの主人公だ!IMDbで確認してみたらドンピシャ。この頃からリンクレイターとの付き合いがあったのか。
音楽もKISSとかツェッペリンとか、絶妙に私の趣味とリンクしていてちょっと楽しかった。デトロイト・ロック・シティといい、この辺の音楽が使われてる映画にハズレはないな。[VIDEO]
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ホット・チック
イケイケ女子高生ともっさいおっさんの中身が入れ替わっちゃうという、いわゆる「転校生」的なお話。つまり、ロブ・シュナイダーはあの風貌で女子高生を演じてるわけですよ。ブラ付けたりピンクの服着たりして。
それが最初は違和感ありまくりだったものの、だんだんかわいく見えてくるから不思議。ロブ・シュナイダーってばもしやかなり可愛い?なんて思っちゃったよ。
あと、女子高生ジェシカの友人役エイプリルがめちゃくちゃかわいくて素敵な女の子だったことも注目ポイント。
脇役が微妙にヘンだったのもツボでした。(ドレッド兄ちゃんなアダム・サンドラーとか)
ロブ・シュナイダーが好きな人とキュートでもっさいおっさんが好きな人(いるのか?)は絶対見るべし。[DVD]
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ニュー・ガイ
最近私の中で定番になってきたアメリカ学園もの。
いじめられっ子が一念発起し転校先で名前を変えて人気者になり彼女もできるんだけど、前の学校のいじめっ子がいろいろちょっかいを出してきて過去をバラされそうになったり前の学校時代の友人とちょっとしたすれ違いを起こしたりしてさあどうする?といった感じのグロイングアップストーリー。
今まで見てきた学園ものの中では、5本の指に入るくらい好きかも。
こういう映画にありがちな「やっぱり昔のままの自分でもいいんだ」といった保守的なハッピーエンドじゃなくて、成長した自分を受け入れて更に前に進むんだという前向きなエンディングがとても爽やかで、見ていて嬉しくなりました。
ただ笑えるだけじゃなくて、見終わったあとスカッといい気分になれるところがすごく良かったな。劇場公開時はひっそり終わってたけど、学園モノにあまり興味がない人にもおすすめしたい映画です。[VIDEO]
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ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ!
リース・ウィザースプーンに感服。
すごいよ、顔だけで笑いを取れるハリウッド女優なんてそうそういないよ。売れっ子になるはずだ。
なにげにブラックな笑いてんこもりなところに琴線をくすぐられまくり。一見どうでもよさそうな蜂に刺されるシークエンスも、日本人の思考だと「おおこれはまさに泣きっ面に蜂だ」なんて楽しめたりして。
そういえば、この監督はこの後に「アバウト・シュミット」を撮ったんだった。彼の原点ここにあり?なのかな。あれもちょっとした気の利いた感じがすごく面白い映画だったな。
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オレンジ・カウンティ
「オレンジ・カウンティ」というとゼブラヘッドとかオフスプリングっていうイメージだったけど、これを見てからはコリン・ハンクスとジャック・ブラックになりそう。
コリン・ハンクスは、トム・ハンクスの息子とは思えないほどキュート。「ウォーターボーイズ」をアメリカで映画化するなら鈴木役は彼しかいない、ってくらいトホホな雰囲気がたまらんです。
でも、ただ情けないだけじゃなくてちゃんと意志があって行動しているところが素敵。勉強もちゃんとやるんだけどサーフィンもやるみたいなとこも、微妙にステレオタイプから外れた描写でステキ。
ダメ兄貴なジャック・ブラックもたまらんです。やっぱりいいなージャック・ブラック。
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ニコルに夢中!
マーク・ウェバー出演ということで前からチェック入れてたものの、今ごろになってようやく鑑賞。
隣同士の同級生(もちろん男女)、メジャーとナードの構図、ラストシーンの大規模なパーティ、と基本アイテムをしっかり押さえたハイスクールティーンムービー。
最近、アメリカ学園ものにおけるこの「メジャーとナード」の構図を見るのが面白くて好き。メジャー(人気者)=スポーツマンやチアリーダーやなんとか委員長みたいな目立つタイプ、ナード=音楽・パソコン・古着・学問、みたいな感じの。
だいたいこの映画においても、よれよれのTシャツに無造作ヘアが似合ってた元ナード組エイドリアン・グレニアがメジャー組のメリッサ・ジョン・ハートによって全身GAPの優等生スタイル(シャツはチノパンの中に入れてしっかりベルト!)に着替えさせられ、メリッサは御満悦、みたいなシーンがあって、「いや元のスタイルのほうが断然かっこいいだろ!」と思ったり。こんな思考ではアメリカでのハイスクールライフは灰色なのかしら…。いらん心配だけど。
ちなみにこの映画では、メリッサが最初惚れるのは金髪のバスケットボール選手というまさにメジャータイプな人でした。
エイドリアン・グレニアの方が断然かっこいいのになー。(なんて言ってたら成立しないか)
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25年目のキス
ドリューってば凄い。
ださくて生真面目で25才にしては純粋すぎる恋愛観を持った女子を見事に演じてるどころか、いじめられっ子だった高校時代の回想シーンでは本当に不細工な顔してて惚れ直しました。
なにはなくてもドリューの映画。
アメリカの学園ものによくある人気者と文系オタクという図式がここでも主役。アメリカの高校生って面白そうだけど大変そうだな。
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アメリカン・サマー・ストーリー
タイトルは微妙に違うけれど、言わずと知れた「アメリカン・パイ」の続編。
あいかわらずアホすぎて大爆笑。ふだんは映画館大好きな私だけれど、このシリーズに限っては家で見るほうが気兼ねなく大笑いできて気持ちいいな。大学生になってもやることと考えることが相変わらず!やっぱり大好き。
今アメリカで公開されている3作目の“American Wedding”も早く観たい。サイトのトップがジムとミシェルのウェディング姿!気になる気になる。
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新・青い体験
なんとなくWOWOWをつけたらやっててついつい最後まで見てしまったんだけど、これがまたすごいツボでした。70年代のロンドンの雰囲気にやられました。
舞台は郊外の寄宿制お嬢様学校と、ロンドンのど真ん中。
寄宿学校に転校してきた清純な女の子が遊び人女子の影響で大人の世界にはまってくんだけど、その少女たちがロンドンの街で大人の世界に足を踏み入れるのです。
で、この当時のロンドンの絵がぐっとくるわけです。ロンドンバスにナイトクラブ、ウェストミンスター寺院にピカデリーサーカス、ビッグベンに国会議事堂などなど有名スポットが次々にさりげなく出てくるところが憎い。一瞬ROUGH TRADEも映ったような気がする。(気のせいかもしれないけれど)
女の子はみんなかわいいし服装もファッショナブルだし(制服も私服もすごく可愛い)、男性陣も男前揃いだし(ジミーもかっこ良かったけれど、うさんくさいカメラマンも好み)。
ただ単に「あの当時のロンドンが見てみたい」っていう目的だけでも面白いし、お約束(?)のエロやストーリーもけっこうしっかりしてるので映画としても楽しめるし、これはめっけもんだったかも。
女子版のほろ苦エロあり青春映画って感じかな。
ちなみに、続けて「青い体験」をやってたので見てみたら、そっちは私的にはあんまり…でした。なんだかイタリアの少年妄想モノは突っ走りすぎてて苦手かも。(そういやマレーナもダメだったな)
タイトルは似てるけど、全然違う映画。個人的には「新・青い体験」のほうが断然好き。たぶんこっちの方が断然女子向き。
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ゾルタン★星人
大好きなバカ映画で目の保養(アシュトン・カッチャー鑑賞)もできるというなんとも素敵な「ゾルタン★星人」。(それにしても強引すぎる邦題)
アシュトン(とついでにショーン・W・スコット)がかわいければそれだけでいいやってな感じで見たわけですが、アシュトンもバカも期待どおり(いやそれ以上?)でバンザイ。あんなにかわいいのにアホすぎる。若い男子2人組が主人公な映画って絶対にアホでエロ(しかも大抵報われず)なのがたまらないです。こういうの大好き。
おまけにこれはただバカなだけじゃなくてなんか変。
宇宙人オタクとかセクシー美女軍団とかマッチョ2人組とかが現れて、気づいたらメチャクチャになってくとこが凄い。わけわかんない。いきなりダチョウが絡んできたりとか。
とりあえずやっちゃえ!って感じでノリでギャグとか入れつつぐいぐい進んでって(でもちゃんと随所で伏線はってたりする)、アメリカってこういうの受けるんだろーなーって感じのまんまな映画。音楽もそんな感じだし。あーいいなー。
あと、コテコテの繰り返しギャグ連発と微妙な日本語コントに異常にグッときました。カタコト日本語を話すアシュトンがかわいい。
ルービックキューブや万華鏡も日本のものだっけ? チャイニーズフードのテイクアウト店やリーさんの仕立て屋も出てくるし、「ちょっとアジアンテイストも盛り込んでおこうや」ってな感じ?(きっと違う)
どうやらこのアホアホコンビの続編が作られるようで、今からめちゃくちゃ楽しみです。1週間限定とかでいいから劇場公開してくれないかなー。
おまけ
見よこのアホ面。ほかにもこんなのとかこんなのとか。あーアホだ。アホすぎてかわいい。Sweet! Dude! Sweet! Dude!(以下ループ)
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ベッカムに恋して
イギリス映画が好きでサッカーが好きでジョナサン・リース・マイヤーズが好きな私としては、これはもう「私が見に行かなくて誰が行くのよ」というわけで。オープニングのマンチェスターユナイテッドの試合シーンでは、スクリーンでちらりとスコールズを拝めてそれだけで嬉しくなったり。
「ベッカムに恋して」なんてチケット売り場で言いにくいタイトルだけど、男子もこれに臆せず見に行ってみて下さいまし。「イギリス映画が好き」という人はもちろん必見。
サッカーが大好きなインド系の女の子ジェスが主人公。
サッカー仲間のイギリス人少女ジュールズとの友情やコーチのジョーへの恋心、家族への思いと夢との間で揺れる乙女心、風習や伝統を重んじるインド系コミュニティへの葛藤、などなどいろんな思いが交錯しつつも、とにかく前向きに突っ走るジェスがかわいくてしかたないです。あと、子を思う親心にもグッときました。
イギリスに暮らすインド系家族といえば「ぼくの国、パパの国」もそうだったけれど、こういう風にいろんな国のいろんな文化を垣間みられるのも映画のいいところ。(「ぼくの国〜」もいい映画でした。大好き)
そういえば、練習のシーンでコーチのジョーがアイルランドのアウェーユニらしきものを着ているように見えたので「ん?ロンドンが舞台なのに?」と思っていたら、その後の展開で、ジョーはアイリッシュという設定だということが判明。(ジョーを演じるジョナサン本人もアイリッシュ)
つまり、インド系のジェスと同様、ジョーもイングランドではマイノリティだということ。そういう感覚を共有できる人がいる、というのもジェスにとっては心強かったのかも。
日本で暮らしているとあまり実感する機会のない「マジョリティ」「マイノリティ」という感覚も、この物語の大きな鍵のひとつなのかなあ、と思ったりも。
いつもは割とエキセントリックな役柄の多いジョナサンも、今回は本人のルーツそのままアイリッシュの青年を演じているということもあって、よりいっそう彼の素の部分が出てたんじゃないかと思いました。にくい配役だわ。
「サッカーなんかに夢中にならないでもっと女の子らしくしてほしい」と思ってる、慌てんぼうでコミカルなジュールズの母親もいい味出してました。ラスト、アメリカに旅立つジュールズに「お母さんが選んだのよ」と言ってイングランドの代表ユニフォームを手渡すシーン、すごく良かったな。これは嬉しいと思うもん。
サッカーを知らなくてもじゅうぶん面白いと思うけど、少しでもサッカー(特にプレミア・イングランド周辺)を知っていると、細かいところも楽しめるかも。分かりやすいところでいうと、ジェスの背番号が7番だったり(ベッカムと同じ)とか。
あと、ジェスとジュールズがスパイクを買いに行ったお店が、私がロンドンに旅行したときに行った店でちょっと嬉しかった。(Oxford Circusの近くの、カーナビーストリートにあるお店)
そうそう、ちょっとだけだったけど、ベッカム&ビクトリア夫妻もほんとに出てました。
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アニマル・ハウス
舞台は60年代はじめのカレッジ。優等生集団のオメガハウスと問題児の集まりデルタハウスの攻防戦をメインに進む、ドタバタ青春コメディ。
大学生とはいっても勉強してるシーンはほとんどナシ。
クラブハウスに集まって飲んだり踊ったり、遊びに行ったり悪さをしたり、パーティーやったりいたずらしたり、女の子にちょっかい出したり。ハチャメチャでとことんバカなところがすごく痛快。いろんな変わり者が次々登場して、これ見てるといろんな人がいてなんでもありだった大学のサークル棟を思い出す。
チアリーダーやパーティードレスなどの60年代カレッジファッションも見ててわくわく。70年代終わりのアメリカから見た60年代のカレッジライフってこんなだったのかな。面白そうだなー。
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ロックンロール・ハイスクール
ハイスクール!ロックンロール!青春!最高!
もう本当にこういうの大好き。B級なノリもベタすぎるストーリーもゆるーいギャグも唐突に出てくる小ネタもたまらなくツボ。
「ロックなんか聴くと不良になるザマス」てな感じのガチガチに頭の固い女校長とロック大好きラモーンズ命な女子高生リフの対決にラモーンズが絡む、てっとり早く言うとそんな感じのストーリー。(細かく言うともっといろいろエピソードがあるんだけれど)
なんといっても、とにかくラモーンズがめちゃくちゃかっこいいです。
ファンがチケット争奪戦のため行列しているところに歌いながらオープンカーで登場!ファン熱狂!女のバトル!(リフvsグルーピー)とか、リフの妄想の中でシャワーに濡れながら演奏するディーディーとかリフに迫りながら歌うやたらとセクシーなジョーイとか、キャデラックで学校に乗りこんで爆発炎上してる校舎の前で歌うとことか。
あともちろん最大の見せ場であろうライブハウスでの演奏シーン、これがめちゃめちゃかっこいい。この場面のためだけにでもDVD買って損はない感じ。もうね、ライブ後の楽屋でアルファルファを食べさせられる腑抜け状態のジョーイなんて愛しくてたまらんです。惚れますよ。
脇役も愛すべきキャラクター揃いでたまりません。校長の手下のアホでマヌケな2人組とか、最初はベートーベンだの言ってたのにラモーン
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