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青春映画

GOAL!

GOAL! ゴール!〈STEP1〉イングランド・プレミアリーグの誓いLAに住むメキシコ移民のサンティアゴという青年が、元ニューカッスルの選手でスカウトマンをやっていた人物の目にとまり、単身イングランドへ。

もちろんとんとん拍子に話がうまく進むわけはなく、はじめは父親の猛反対にあうけれども、祖母の心遣いや自分自身の強固な意志で道を切り開いて行く。
生きるために夢をみることを許されなかった父親と、そんな大人に夢をみる力を奪われかけながらもなんとか前へ進もうとする子ども。このあたりの構図は「リトル・ダンサー」と通じるものがあるような気がする。なんだかんだいったって親は親、強行突破で夢へと突き進まれてしまったら、我が子の一生懸命な姿を目にしてしまったら、もはや否定できない。そんなところまでそっくり。そしてそんなそんな救いのあるお話なのが嬉しい。

挫折も失敗もしたけれど、ついにはトップチームに出場できるまでに成長。もちろん恋愛だってちゃんとある。
そんなあまりにもベタな少年ジャンプ的展開が気持ちよくて、気がついたら夢中でサンティアゴを応援してしまった。私はもともとサッカー好きだから取っ掛かりやすかったかもしれないけれど、いち青年の青春成長ものとしてもとても面白いのでサッカーなんて興味ないよという人でも楽しめるはず。

それと、FIFA公認だけあって、実在のクラブや選手も出てくるのも面白いところ。
今作はイングランドのニューカッスルが舞台なので、プレミアリーグを知っている人ならよりいっそう楽しめるかな?
ニューカッスルでは、とりあえずアラン・シアラーの顔さえ覚えておけば大丈夫! 対戦相手としてチェルシーやリバプールも出てくるので、ランパードやジェラードのプレーが大きなスクリーンで堪能できたのも嬉しかった。

そうそう、フットボールにイングランドときたら忘れてはならないのが音楽
OasisやHappy Mondaysにはじまり、Zero7やTrail of DeadにBeesと、好きなバンドがいくつも使われていてそっちでもついついニヤリ。試合のときにかかったKasabianは映像とぴったりでやけにかっこよかったな。

今秋公開とされる次作はレアルマドリード、そして3作目の舞台はワールドカップ!
ということで、今行われているW杯でも実際に撮影が行われているとのこと。どのシーンが使われるんだろう。次もはやく観たいなあ。


ちなみに個人的メモ。
この映画、たしか最初はガエル・ガルシア・ベルナル、次はディエゴ・ルナが主役予定でした。
ディエゴ・ルナに至っては、2年くらい前のオフィシャルサイトに写真まで載ってたし。(まだどこかにあるかな?と思って探してみたら…BBCさんとこで発見!
http://www.bbc.co.uk/tyne/hollywood_on_tyne/goal/goal_launch.shtml

ユニまで着て記者会見しちゃってるし、ディエゴで本決まりだったはずがポシャってクノになったってことかなあ。
でも、正直ディエゴは線が細くて優男なイメージだったので、クノで良かったなーと思いましたです。イングランド風味な短髪も似合うし、一生懸命がんばるさわやかな雰囲気がぴったり。

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バスケットボール・ダイアリーズ

今から約10年前に作られた映画。この時期のディカプリオってやっぱりいいなあと思った。

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」しかり「ビーチ」しかり、私はこの人のダメだったり弱かったり脆かったりする役が最高に好きみたい。
更にこれは少年期ってのがいい。あまりに悲惨で悲しい転落っぷりが、彼の手にかかるとよりいっそうひどく見えていい。
自分では気づいてなかったけれど、実は意外とディカプリオ好きなのかもしれないなあ。

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バス男

バス男ナポレオン・ダイナマイトさいこう!あのダンスさいこう!

ダメな子でもいい、ダメなままのほほんゆるーりでいい、いやそういうことすら何も考えなくてもいい。
もうね、ダメな自分をどうかしようとか変わらなくちゃとか全然思ってないところがすてき。
そもそも登場人物が似たり寄ったりというか、わかりやすいヒエラルキーがほとんどないというか、だからこんなにゆるい空気なのかなあ。

ペドロが生徒会長に立候補しちゃったりするのがほんのすこーしだけ「ハイスクール白書」っぽかったり、ナポレオンの雰囲気がなんとなく「天才マックスの世界」のマックスに通じるものがあったりと、あそこらへんが好きな人ならきっと気に入るんじゃないかという感じ。

素顔のジョン・ヘダーは意外とかっこいいので、次回作ではどんな彼が見られるかとても楽しみ。
コレが本当に決まったら最高なんだけどな。ウィル・フェレルと一緒にフィギュアスケートって!(→IMDb

それにしても、この邦題なー。
日本リリースが今年じゃなかったら、きちんとしたジャケできちんとしたタイトルをつけてもらえていたかと思うと不憫だ…。

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バタフライ・エフェクト

バタフライ・エフェクト プレミアム・エディション試写会にて見てきました。劇場公開は5/14から。
愛すべきトホホなオバカイメージしかないアシュトン・カッチャー主演作なのであまり期待しないでいたんだけど、思ってたよりも断然面白かったです。見くびってごめんよアシュトン。意外にもちゃんとシリアス演技しててびっくりしたよ。

<バタフライ・エフェクト>とは、「ある場所で蝶が羽ばたくと、地球の反対側で竜巻が起こる」=初期条件のわずかな違いが、将来の結果に大きな差を生み出す、という意味のカオス理論のひとつなんだそう。

小さいころ頻繁に数分程度の記憶喪失(ブラックアウト)を起こしていたエヴァン。彼は20才のとき「あのときああしていたら未来は違っていたのかもしれない...」そんな思いを実現できるようになってしまった。しかし彼が行動するたびに周囲の人たちの人生も変化してしまう。エヴァンは、皆が幸せに、皆が傷付かない未来を手に入れようともがく。

7歳のとき、13歳のとき、そして20歳の今と3つの時間軸を行きつ戻りつし、子供時代に戻ったときの言動によって20歳に戻ってきたときに状況が変わっている。一見複雑になりそうな設定だけれど、プロットと演出の効果か初見でもすんなり飲み込めた。これって地味に凄い。

宣伝文句では「マトリックス」や「シックス・センス」を引き合いに出していたけれど、私的には「エターナル・サンシャイン」や「ドニー・ダーコ」に近い感覚。恋愛の切なさと青春の苦しさを合わせ持ったSFサスペンス青春ドラマ。
まさか私の大好きなこの要素が隠れてるなんて思いもしなかったから、思わずニンマリでした。あーもう好き好きこういうの。私にかかれば、この映画だって青春映画なのです。

彼女と一緒にいたいと思う恋心と、彼女を救いたいと思う愛情と。どっちも叶えたい、でも何度やり直しても両方叶えることができなかった。それならば。ならばどうする?
最後に彼が選んだものを見て、嬉しくもあり悲しくもあり切なくてたまらなかった。なんて強い人なのだろう。

そしてエンドロールに静かに鳴るオアシスの「Stop Crying Your Heart Out」。
これね、最初は「あれOasis?ちょっと意外。なんでこの曲なんだろう?」と思ったんだけど、なんとなく気になったので歌詞を見てみたら、この映画のラストにはまさにこれしかないというくらいぴったりな詞でした。パーフェクト。

アメリカ版DVDにはラストシーンが2パターン収録されているらしいんだけど、もうひとつのエンディングはどうなっていたんだろう。でも私は劇場版のエンディングがとても好きだから、これだけでいいかも。

そういえば、劇中で子供時代の彼らが見に行ってた映画が「セブン」だったのが妙に気になったので、とりあえずメモっとく。

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アイデン&ティティ

アイデン & ティティ青春ロック映画さいこう!みうらじゅんさいこう!トモロヲさいこう!

バンドブームだとか舞台になってたあの町とか、知っているものがたくさん出てきてたのもグッと感情移入させられてしまった理由かも。あの町が出てくる映画は多いけど、今のところこれがいちばんかもしれない。
中島がとにかく良かった。若さゆえの焦燥感にいちいちグッときた。そしてブルースハープで語りかけてくるディランとの交流にもグッときた。

ちなみに、私が知ってるバンドブームはイカ天の時代。というかイカ天という番組そのもの。
当時小学生だったにも関わらず、ほぼ毎週見てました。子供にとってはとんでもない真夜中だったし家族も皆寝ている時間だったから、ヘッドホンつけてこっそりと。

フライング・キッズとかremoteとかAURAとかマルコシアス・バンプとかマサコさんとかたまとか宮尾すすむと日本の社長とかいまだに覚えてるよ。ネオバンド天国のシーンで、スイマーズとかカブキロックスみたいな人たちが出てたけど本物かなあ。懐かしかった。

それにしても、初監督作でこんなの作れちゃうなんてうらやましいよトモロヲ。もし映画を作れるのなら、私もこういうのを撮ってみたい。

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女子寮潜入大作戦! ソロリティー・ボーイズ

舞台はアメリカのとある大学の学生社交クラブ。
前から思ってたけど、アメリカの社交クラブって楽しそうだなあ。(ある意味とても大変そうだけど)
特に映画で見る社交クラブはひたすら青臭くてイイ。大学生になったっていうだけで、ハイスクールものとほとんど変わらないんだもん。

この映画の場合は、おちゃらけお遊び男子クラブに所属する男子たちが、ふとしたきっかけでダサダサ女子クラブに女子として(つまり女装して)転がり込むところからはじまり。
最初はいけてない彼女たちをバカにしてたけれど、生活を共にし悩みを打ち明け助け合ううちに「人間、見た目やステイタスじゃないんだ」ということに気付き友情や愛情を育む…という典型的(←ほめ言葉)学園青春コメディ。ひじょーに好きだこういうの。
女装したデイブが意外とかわいい(男子のときはかっこいい)ので、それも見てて楽しかった。

この映画は、きちんと対抗馬らしい対抗馬(スタイルよくてかわいくて女子であることを武器にしている女子たちのクラブ)が出てくるところもナイスポイント。
アメリカ学園ものでよくある「ジョックスvsナード」の構図は大学においても健在なのかーやはり。

それにしても、高校だとせいぜいランチルームのテーブルがグループによって別れているくらいかもしれないけど、大学になると住むところ(クラブごとに寮生活)まで違っちゃうんだから、アメリカの学園生活は大変だ。

ほかに社交クラブの寮生活を舞台にした映画っていうと、いまパッと思い付いたのは「アニマル・ハウス」とか「キューティ・ブロンド」とか。やっぱり向こうでは身近な話題なのかな。
ちなみに、タイトルにも使われているソロリティ(Sorority)ってのは「女子社交クラブ」のことなんだって。なるほど。ちなみに男子はフラタニティ(Fraternity)。

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MAY -メイ-

MAY メイホラー映画はこわいから見ない、と決めつけていた私の思い込みを覆してくれた映画。
ジャケットだけみて食わず嫌いはよくないなあとつくづく思った。
そもそもこれはホラーというよりは、切なくて悲しくて愛おしい青春映画だった。

メイは人との関わり方がわからなくて友達ができなかった内向的な女の子。唯一の友達は、お母さんが作ってくれた人形のスージーだけ。
そんなメイが恋をして、愛することを覚える。
だけど人との距離がうまくはかれないから、その強く純粋な愛情のぶんだけまっすぐに恋人にぶつかっていく。まるでストーカーのようにつきまとい執着する。
彼はそんな彼女を気味悪がり、やがて裏切る。

メイはただ愛し方を知らなかっただけなのに。
人との関係をうまく築けなくて傷つくメイ、そしてその強い愛情が狂気に変わったメイを見ていたら、痛々しくて切なくてなんともいえない気持ちになった。メイなりに頑張っていたのにね。

「完璧な友達」をつくりはじめたメイはどこか恐ろしかったけれども、何かから解放されたようにも見えた。(または解放されたかった?)
その友達にも純粋な愛情をそそく彼女。そしてあのラスト。メイはどこまでも純粋だった。

誰だって、愛情が狂気に変わることはあるのだろうなと思った。

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ミーン・ガールズ

ミーン・ガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション私の趣味のひとつである、アメリカ学園もの。
これは学園の女王様グループ「ドールズ」の仲間になる転校生のお話。
ステレオタイプな感じがいい!おもしろかったよ。

ナード系の友人たちとつるみながらも、ドールズの仲間になってどんどん派手になっていくリンジーが面白かった。やっぱり元がアイドルだけあって、化粧ばっちり服装ばっちりの方が似合うなあ。
それにしても、毎度こういう学園ものの映画を見るたびに、アメリカで高校生活を送るのは大変だなあと思ってしまうよ。私にはむりだ…(いらん心配だけど)

レイチェル・マクアダムス(=レジーナ役)ってどこかで聞いた名前だなーとIMDbでチェックしてみたら、「ホット・チック」でロブ・シュナイダーと入れ替わっちゃった子でした。 あーそうだそうだ!すっきりした。

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KEN PARK

KEN PARKカリフォルニア郊外の町に暮らす少年少女たちをたんたんと描いた映画。
過激な内容のオンパレードからしたら「たんたんと」なんて言えないかもしれないけど、でもあまりの演出のなさが逆に生々しくて、「BULLY」と同様ふしぎと目が離せなかった。
ここまで見せつけられてしまうと、「こんなんじゃダメよねえ」なんていう道徳的な正論のひとことすら出てこない。むしろそれが気持ちいい。

悲惨で何かが崩壊した彼らの日常を見てきた目に、ラストの3人のシーンは妙に美しく思えた。
救われたような、でもまだ何かが足りないような、甘く切ない感覚。この映画で気分を味わうなんて思ってもみなかった。それとも青春映画ズキの性なんだろうか。

これに限らず、ラリー・クラークの撮る映画は妙に心にひっかかる。なぜかずっと後をひく。
共感とか反発とかそういう感情は無いんだけど、どうしても気になってしまう。なんなんだろう、この感覚。

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アメリカン・パイ3 ウェディング大作戦

アメリカン・パイ 3 ウェディング大作戦おなじみ「アメリカン・パイ」シリーズの最終作。

ジムとミシェルがめでたくゴールイン!ということで、彼らの結婚式やバチェラー・パーティーにまつわるドタバタ劇。みんな相変わらずだなー。
クリス・クラインやミーナ・スヴァーリは出てきてないけど、そのせいか(?)スティフラーが大暴走しまくりで、もはやスティフラーの映画になってたよ。

それにしても、見ているうちにだんだんスティフラーがかわいく思えてきたのは末期的症状かなあ。
相変わらずアホでバカでどうしようもない奴なんだけど、かわいいところもあるじゃない!というね、そういう風に思えちゃったところがね。身近にいたらイヤだけど、でも憎めない奴なんだろーなー。

アメパイシリーズもこれで終わりだと思うとなんとも寂しい。番外編とか作らないかな?ジムのパパあたりで1本作ってくれたら嬉しい。

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恋は負けない

恋は負けないミーナ・スヴァーリ(=ドーラ)とジェイソン・ビッグス(=ポール)が演じる青春ラブストーリー。

ジェイソン・ビッグスの「いいひと」っぷりにいちいちグッときて、もう愛おしくてたまらなかったです。
個人的にジェイソン・ビッグスがよく演じるような役柄(負け犬か優等生かダメ青年か)はとてもとても好きなんだけど、それにしてもこのジェイソンはめちゃめちゃいい。

ちなみにこの映画の原題は、そのものずばり「Loser」。
でもルーザーでもいいじゃない、いやむしろルーザーだからこそいいじゃない。
私自身もルーザー気質なのかなんなのかしらないけれど、負けを知ってる人こそ暖かくて素敵なんじゃないかと思うわけですよ。そしてこの映画のジェイソンもまさにそんな人だった。ほんとにいいなーもう。

ちなみに、これから見ようと思ってる人は、ここから先は読まない方がいいかもです。(ストーリーばらしはしてないけど、小ネタばらしはしてるので)
Everclear、アラン・カミングにピンときた人は、今すぐビデオ屋に行って借りてこよう!


私が好きなシーンは、ポールがドーラのノートに「Everclear」って落書きがしてあったのをめざとく見つけ、わざわざ調べてチケット買ってライブに誘ったところ(ライブの最中ドギマギしてるポールがかわいすぎ)と、いろんな知恵(?)を使ってお金をかけずにニューヨークの街をタダで遊び歩くところ。(タダ見した「キャバレー」の舞台にアラン・カミング!)

あと、ポールがドーラと一緒に見ようと「ピアノレッスン」と「恋人たちの予感」を選んだらビデオ屋の店員にダメだしくらって、「彼女と見るんだろ?だったらこれだぜ」って「サイモン・バーチ」を差し出されたところは、不覚にも笑ってしまった。(ってか、そんな黒いネタ使っていいの?もうステキ!)

結果がわかりきってるラブストーリーといってしまえばそれまでかもしれないし、傑作だ!と賞賛できるタイプの映画じゃないかもしれないけれど、私にとってはこういう映画にこそ大事にしていきたい気持ちがたくさん詰まってるような気がする。(ただのジェイソン・ビッグスびいきなんじゃないの?という声も聞こえてきそうだけど)

それにしても、青春映画ってだけで無条件に甘くなる私もどうなのか。もうこうなったら、この道を究めましょうかね。

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BULLY ブリー

BULLY / ブリー1993年にアメリカで実際に起こった殺人事件をもとに、ラリー・クラークが映画化。

子どもの頃からの親友だった二人は、一方がもう片方を支配する隷属的な友人関係。
支配されている方の少年のガールフレンドがその扱いに我慢できなくなり、殺人を思い立つ。

殺すほうも殺されるほうも加担するほうも、この映画に出てくる皆が日常に退屈しているように見えた。いや、退屈というよりは無気力なのかな。

そして、端々で感じる明らかな違和感。
なにがいちばんおかしく見えたって、利害関係も動機も特に見あたらないのに、面白半分(というより退屈しのぎ?)で殺人に加担する少年。
わからない。なんであんなことになるのか全くわからない。私みたいなお気楽な人間には、とうてい理解はできないのかもしれない。だけど、こういう事実があったんだということを頭の片隅に置いておくことはきっと無駄じゃない。彼らのことを考えてみるのはきっと無駄なことじゃない。

無邪気に殺人に加わる少年を演じたのはマイケル・ピット。そしていじめる方がニック・スタール、いじめられる方がブラッド・レンフロ。
私のごひいきの若手俳優が期せずして共演していたのはちょっと嬉しかった。特にマイケル・ピットはやっぱりいいなあ。あの役をあんな風にこなせるなんてもう。

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ガレージ・デイズ

ガレージ・デイズオーストラリアが舞台の、ダメダメ青春バンド映画。おもしろかったー。

だいたい、バンド、青春、ロック、友情、恋愛、コメディ、ときて私が嫌いなはずがない。
しかもオーストラリアという土地柄のせいかあまり屈折したところがなくて、みんなまっすぐなところがこうね、グッとくるわけですよ。
けらけら笑えるんだけれども、ちょっとホロリとくるところもあったり。悩んだりもするんだけど、基本的にはあっけらかんと明るくハッピーエンドだったり。青春ロック映画はこうこなくちゃ!

バンド系青春映画ってことで、後ろに流れている音楽もそこらへんな感じで素敵でした。ベタな選曲が最高です。
ちなみにサントラに入ってるのはこんな感じ。トラックリストを見たら、D4にHivesにT(I)NCにJoey RamoneにSupergrassにJamにと私の好きなバンドばっかり並んでいてびっくりしたよ。

他にも、サントラには入ってないけどCureの「Boys Don't Cry」やTravisの「Why Does It Always Rain On Me?」が印象的な使われ方をしていて、思わずグッときました。
特にTravisの曲がかかってたシークエンスは最高の胸キュンエピソードだったなあ。(フォーチュンクッキーに思いを託すなんてもう!かわいすぎる!)

ギターの子のお父さん(なかなかのナイスキャラ)がKISSのメイクをしちゃったり、売れっ子ロッカーがどう見てもカート・コバーンを意識したヘアメイクだったり、ボーカルのフレディが働くレコード屋にMotor Ace(ちょうど2002年にアルバム出してたオーストラリアのバンド)のポスターが貼ってあったりと、芸が細かいところもツボ。

B級映画と青春映画をこよなく愛する私にとっては、愛すべき1本になりました。ダメでもいい、いやダメな子ほどかわいい。そういうことです。青春ばんざい!

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スパン

SPUN私にとって、この映画はびっりの連続だった。

まず最初の驚きは、妙に長いイントロダクションが終わってオープニングのクレジットを見たとき。
えっ、ビデオゲームに興じるニキビ面の少年がパトリック・フュジット!? ボンクラ兄ちゃんなドラッグディーラーがジョン・レグイザモでそのジャンキー彼女がミーナ・スヴァーリ!?
ジェイソン・シュワルツマンとブリタニー・マーフィーが出てるってこと意外は知らずに見に行ったので、このキャストには本当に驚いた。みんな汚すぎ。特にパトリック・フュジットなんて「あの頃ペニー・レインと」とはまるっきり別人で、言われなきゃ絶対わからないくらい化けてた。あーびっくりした。

そして、Jonas Akerlund という監督の名前。どこかで見たんだよなあと思いつつも、その時点ではまったく思い出せず。Jonasっていうくらいだから北欧系なんだろうなあとは思ったけれど。

最初から真ん中くらいまではこれといったストーリーもなく、演出もうるさいくらいに過剰で、ちょっと退屈だなーなんて思いながら軽い気持ちで見てたんだけど、中盤〜後半は思いがけずぐっときてしまった。特にロスがエイミーに会うくだりと、モーテルが爆発してからのコックの言動。なんだよもう!切ないじゃないの!
若い男の子をはべらせてた金持ちなおっさんは、コックの決意をわかってたんだね。だからあんなこと言ったんだ。
ここまでくると、あの過剰な演出までもが心地良く思えてくるから不思議。むしろ、あれがなかったらこの映画がこの映画である必然性がないとまで思った。

そして音楽。ビリー・コーガンがメインで作っていて、ほかにも聞いたことある曲がたくさん流れてきたので、なんとなく「音楽に関係ある監督さんかな?」と思いながら見ていた。それにしても、唐突にCaesars Palaceの曲がかかったときはめちゃめちゃ驚いた。まさか映画館で彼らの曲を聴くなんて。
エンディングでかかっていた曲もどこかで聞いたことのある曲だったので、クレジットを必死に見てたら、なんとSoundtrack of Our Lives。そういえば去年彼らのライブ見たもんなあ、だから聞き覚えがあったのか。

ていうか、CaesarsにしろSoundtrack of〜にしろスウェーデン人脈多すぎ! Hellacoptersも流れてたし。
ここまでくるとさすがに気になったのでパンフレットを見たら、謎がすっきりとけました。この監督はミュージックビデオを多く手掛けている人で彼のPV監督作リストのいちばん上にT(I)NCのReproduction of Deathが。なるほど、そういうことか!
実は私このビデオがめちゃめちゃ好きで何度も見ていて、そのときにディレクター誰だろう?と調べたことがあったんでした。だから名前に見覚えがあったのか。そうか、この人か。

私の場合、好きな俳優ばかり出ていたってことと、音楽がお馴染みの人たちばかりだったってことと、監督があの人だったのか!ってこととで、なんだか他人事とは思えない作品になってしまった。すっかり思い入れが強い映画になってしまった。それに、私はこういう感情とスタイルにまかせて走っていく青春映画が大好きだし。

ただ、見終えた後、日本版キャッチコピーの「ガラクタでも輝いてた3日間」てのにすごく違和感を覚えた。それ全然違うじゃない。むしろ全く輝いてなんていないじゃない。それでいいじゃない。

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サンセット・ストリップ

Sunset Strip (2000)70年代のLAを舞台に、午前4時から翌日の午前4時までの一日間を描いた群像劇。出てくるのは人気ミュージシャンにデザイナー、カメラマンに作曲家、駆け出しのバンド少年に楽器屋の店員など。LAってこんな時代・こんな場所もあったのね。

音楽の狂乱と青春のほろ苦さと恋の切なさがごちゃ混ぜになったみたいな映画で、感傷的すぎるし荒削りなんだけどこういうのすごく好き。シリアスぶりたいんだけどそうなりきれてないところとか、甘いノスタルジアに思いを馳せてるような感覚がすごく愛しく思えてしまう。
私もこういう雰囲気の世界に憧れちゃう方だから、この監督さんには勝手に共感しちゃいます。あー、私も映画とれるならこういうの作りたい。

いろんな人が出てきてそれぞれリンクしてるんだけど、ジミヘンに憧れてバンドで大成したいとLAに出てきたザック(ニック・スタール)のほろ苦青春エピソードがいちばん好き。
姿の見えないギタリストとのギター合戦とか、人気ミュージシャンの前座で客から大ブーイング浴びて落ち込んじゃうところとかね。ニック・スタールってこんなに瑞々しい演技をする人だったっけ、って目からウロコ。特にラストシーンの表情がすごく印象的だった。

あと、天才肌ソングライターのフィリックス。
バンドワゴン」のギタリスト的存在で、わたしこういう人好きなんだよなあ。煙草をくわえてピアノに向かう姿が、とても彼を表していたような気がした。
ドラッグでフラフラになっちゃったりしながらも、友人のためにさりげなく一肌ぬいでるあたりもいい。粋な人だ。
ほとんど紅一点状態のアンナ・フリエルも、Twiggyっぽい髪型とファッションでめちゃめちゃかわいかった。

やっぱり私はこういうの好きだー。ビデオ屋でもほとんど見かけたことないけど(私はWOWOWで見たけどビデオ出てるよね?さすがに)、もっとおおっぴらに宣伝していろんな人に見てもらいたい!と思ってしまう。「ベルベット・ゴールドマイン」と「あの頃ペニー・レインと」がどっちも好きな人は騙されたと思って見てみて下さいまし。

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エレファント

エレファント デラックス版最初は、たんたんとした日常の描写。
アレックスとエリックの計画が実行に移されるまで、それは視点をかえてえんえん続く。
そのそっけないくらい味付けの施されていない映像に自分の高校時代を重ねながら、高校生活って国は違ってもどこでも同じようなものなんだなあとぼんやり思った。

私がこの映画で気になったこと。
それは、今までも好きでよく見ている学園映画における体育系と文化系の根深い溝。アメリカのハイスクール映画は特に、この関係が出てくることが多いなあと思う。

この映画にはジョックスvsナーズの対立が表立っては出てはこないけれど、無縁じゃないなと思った。それどころか、暗黙の了解といった感じで校内にそういった空気が流れているところに、とても無気味なものを感じた。見ていて息がつまりそうになった。
(※スポーツができて学校を取りしきっているような奴らのことをJocks(ジョックス)と呼ぶみたい。Nerds(ナーズ)はお馴染み、いわゆる文化系・オタク系の呼称)

高校という狭い社会でどうにもならない思いを抱える生徒たちを見るにつけ、どうにもやりきれない気持ちを覚えた。
見終わった後、とても重い何かが心にずしんと落ちてきて、それがなかなか消えなかった。

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バンドワゴン

バンドワゴンバンドやろうぜ!な青春映画。
前から見たい見たいと思いつつここまで未見だったのだけど、さいきん趣味バンドをはじめたばかりの私としては今が旬なタイミング。むしろ今が初見でよかった。

バンドを形成していく過程とかいちばん最初にみんなで音を合わせたときのわくわく感が他人事とは思えなくて、最初っから画面に釘付け。
バンド名決めるときのやりとりとか、ちょっとした意見の食い違いが発端のケンカとか、女の子を巡っていざこざを起こしたりとかっていうエピソードのひとつひとつも愛おしくて、もうたまりません。
これぞ青春!これぞバンド! いいないいないいなー。ぼろっちいバンに乗ってツアーすんのもいいなー。こういうのやりたいなー。

彼らのバンド、サーカスモンキーの楽曲もすごくツボ。
ちょっと切ないメロディーで、遠くに住んでる好きな女の子のことを歌っちゃったりとかしてて、しかもその子の名前を曲名にしちゃったりしてて!まさにアメリカのインディーバンドって感じがこれまたたまらんです。カレッジチャートによくいそうな地味系ローファイインディーギターバンドな音と風貌そのまんま。ああいいなーもう。大好きだ。

最後のシーンもすごく気持ちよくて、涙がぼろぼろ。あー青春っていいな、音楽っていいな、バンドっていいな。
だいたい、音楽・バンド・青春・ロードムービーときたところで私が好きじゃないはずがない。私の好きな要素ばっかりがつまってる、こういう映画には無条件で愛を感じます。ラブ。

そうそう、監督のジョン・シュルツはどこかで名前みたなーと思ったら「ニコルに夢中!」もこの人なんですね。そういえばあっちの主人公もオルタナ系ナード男子だったな。
この2作品しか見てないけれど、この人の撮るタッチや視点はとてもアメリカのインディーバンドに通じる空気を感じる。映像にしてもストーリーにしても、カラリと明るいんじゃなくてああいうバンドの人たちがよく纏っている独特な雰囲気を感じる。うまく言えないんだけど。
と思ってちょっと調べてみたら、監督ももともとバンドやってたみたいな文を発見。やっぱり! ますます親近感。

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モールラッツ

モール・ラッツ (ユニバーサル・セレクション2008年第8弾) 【初回生産限定】はじめて見たケヴィン・スミス作品が「ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲」だったという思いきり順序逆の私ですが、あれがめちゃめちゃ気に入ったので他の作品も見てみようかなと。
(しかしリリース順でいったらこれより先に「クラークス」を見るべきだったか?)

いやー、やっぱり好きだー。アホなところとオタクなところと笑わせるところのミックス具合がなんともたまらん。
テンポよく繰り出されるどうでもいい会話とか(なんで俺たちフードコートでこんな話してんだよ、みたいなことを本人たちが言ってる位だし)、てきとーに進んでいるようで実はなにげなーく伏線はってたりとか(しかもネタがアメコミとかジョーズとかの男の子オタクチックなアイテム)、そういうところがたまらんです。しかし会話が多いからか字幕が結構はしょられてた気がして、それが勿体ない。。もっと英語勉強しよう。
こういう「男の子」が見え隠れするものに私はほんと弱いな。特に、そういう監督がとった映画はほぼ無条件でストライクど真ん中。

あと、登場人物もそれぞれがかなりツボでした。
もちろん私にとってはジェイソン・リーがいちばん。主役ってだけでもうウキウキです。
この映画のジェイソン・リーはアホでうるさくてキュートなアメコミオタクで、まさに「男の子」って感じがグレイト!おまけに若いし。彼の役に多い「ちょっといい人な傍役」よりも、こっちの路線の方が断然よいかも。ジェイソン・リー愛好家の私にはこれだけで大満足。いいもん見せてくれてありがとう。

ジェイソン・リーの元ガールフレンド役はシャナン・ドハーティ。
ブレンダだ!懐かしい。と思ってたらさすがケヴィン・スミス、しっかりビバヒル一発ネタを用意してくれてました。そうこなくちゃ。
ベン・アフレックは敵キャラで(ってこの構図どこかで見たな...と思ったら「バッド・チューニング」)、ジェイ&サイレント・ボブもお約束通りにアホコンビで、傍役もくだらなくて最高でございました。

そういやもうひとりの主役のジェレミー・ロンドン。
「ロンドンって姓の人、最近なにかで見たよなぁ」と検索してみたら、「バッド・チューニング」のジェイソン・ロンドンでした。なんと双子!

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ロード・トリップ

ロード・トリップ前から見よう見ようと思っていた「ロード・トリップ」をやっと鑑賞。
もともとはブレッキン・メイヤーとトム・グリーンってところで食いついたんだけど、いざ見てみたら見事なまでに見たことある人たちが出てくる出てくる。アメリカの学園ものもしくはコメディ好きには御馴染みすぎるメンツだらけでおなかいっぱい大満足。

ここまでそろってれば、もう内容なんてどうでもいいってもんですよ。
とはいっても、トム・グリーンが出てるって時点でもう内容もわかったようなもんですな。そして想像通り、わたし好みのバカコメディでした。そうこなくちゃ。

キャストが全員「それっぽい」配役なのも楽しかった。
こういう映画には欠かせないショーン・ウィリアム・スコットはやっぱりアホな役だし、D・J・クォルズ(細い!そしてやっぱりBritish Sea Power のボーカルに見える)はややいじめられっこ風&弱気キャラだし、ブレッキン・メイヤーも「ややキャラの弱い主役」だし。(やっぱりブレッキン・メイヤーはこれが芸風なのか?)

そして狂言まわし(というより司会進行役?)なトム・グリーン。いなくても成り立つような存在なのに、無駄に目立ってるし。しかもお下劣なギャグで。なんだってこの人は出る映画全部でこうなんだろう。そしてなんで私はこの人が好きなんだろう。でもやっぱり好きだ。

個人的にはパウロ・コスタンゾが出てたのがナイスポイント。今まで私が見た中ではどれも“キラリとすみっこで光ってる傍役”という感じで、なかなか気になる俳優さん。おまけにちょっと好みかも。

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バッド・チューニング

バッド・チューニング(ユニバーサル・セレクション2008年第11弾)【初回生産限定】もともとアメリカ学園ものは大好物な上に、舞台が1976年のテキサスときた。それだけでステキです。

れっきとした青春映画ではあるんだけれどよくある類いの成長ものってわけではなくて、大きなドラマがあるわけでもなくて。
これから入学してくる新入生たちに手荒い歓迎をしたり、パーティーをしたり、ただ喋っていたり、恋に落ちたり、喧嘩をしたり。そんな彼らの一日をすくい取ったフィルムといった感じ。
将来に不安を抱えたりしてるんだけど一夜のパーティーで羽目を外したりして、でもシリアスすぎるってわけでもなくて。
いままでに見た学園ものの中でもかなり上位に入るくらい好きかも。

なんというか、わたしはこの監督がすごく肌に合うかもしれないと前からなんとなく感じていたけれど、これで確信した。好きなものとかツボだと思うポイントが似てるような気がする。私の勝手な思い込みかもしれないけど。

そうそう、準主役級でめだってた新入生役の男の子、どこかで見たことある...と思ったら、ウェイキング・ライフの主人公だ!IMDbで確認してみたらドンピシャ。この頃からリンクレイターとの付き合いがあったのか。
音楽もKISSとかツェッペリンとか、絶妙に私の趣味とリンクしていてちょっと楽しかった。デトロイト・ロック・シティといい、この辺の音楽が使われてる映画にハズレはないな。[VIDEO]

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ホット・チック

ホット・チックロブ・シュナイダー最高!もうこの映画は彼に尽きる!

イケイケ女子高生ともっさいおっさんの中身が入れ替わっちゃうという、いわゆる「転校生」的なお話。つまり、ロブ・シュナイダーはあの風貌で女子高生を演じてるわけですよ。ブラ付けたりピンクの服着たりして。
それが最初は違和感ありまくりだったものの、だんだんかわいく見えてくるから不思議。ロブ・シュナイダーってばもしやかなり可愛い?なんて思っちゃったよ。

あと、女子高生ジェシカの友人役エイプリルがめちゃくちゃかわいくて素敵な女の子だったことも注目ポイント。
脇役が微妙にヘンだったのもツボでした。(ドレッド兄ちゃんなアダム・サンドラーとか)
ロブ・シュナイダーが好きな人とキュートでもっさいおっさんが好きな人(いるのか?)は絶対見るべし。[DVD]

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ニュー・ガイ

ニュー・ガイ~ハイスクール★ウォーズ~最近私の中で定番になってきたアメリカ学園もの。
いじめられっ子が一念発起し転校先で名前を変えて人気者になり彼女もできるんだけど、前の学校のいじめっ子がいろいろちょっかいを出してきて過去をバラされそうになったり前の学校時代の友人とちょっとしたすれ違いを起こしたりしてさあどうする?といった感じのグロイングアップストーリー。

今まで見てきた学園ものの中では、5本の指に入るくらい好きかも。
こういう映画にありがちな「やっぱり昔のままの自分でもいいんだ」といった保守的なハッピーエンドじゃなくて、成長した自分を受け入れて更に前に進むんだという前向きなエンディングがとても爽やかで、見ていて嬉しくなりました。
ただ笑えるだけじゃなくて、見終わったあとスカッといい気分になれるところがすごく良かったな。劇場公開時はひっそり終わってたけど、学園モノにあまり興味がない人にもおすすめしたい映画です。[VIDEO]

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ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ!

リース・ウィザースプーンに感服。
すごいよ、顔だけで笑いを取れるハリウッド女優なんてそうそういないよ。売れっ子になるはずだ。
なにげにブラックな笑いてんこもりなところに琴線をくすぐられまくり。一見どうでもよさそうな蜂に刺されるシークエンスも、日本人の思考だと「おおこれはまさに泣きっ面に蜂だ」なんて楽しめたりして。

そういえば、この監督はこの後に「アバウト・シュミット」を撮ったんだった。彼の原点ここにあり?なのかな。あれもちょっとした気の利いた感じがすごく面白い映画だったな。

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オレンジ・カウンティ

「オレンジ・カウンティ」というとゼブラヘッドとかオフスプリングっていうイメージだったけど、これを見てからはコリン・ハンクスとジャック・ブラックになりそう。

コリン・ハンクスは、トム・ハンクスの息子とは思えないほどキュート。「ウォーターボーイズ」をアメリカで映画化するなら鈴木役は彼しかいない、ってくらいトホホな雰囲気がたまらんです。

でも、ただ情けないだけじゃなくてちゃんと意志があって行動しているところが素敵。勉強もちゃんとやるんだけどサーフィンもやるみたいなとこも、微妙にステレオタイプから外れた描写でステキ。
ダメ兄貴なジャック・ブラックもたまらんです。やっぱりいいなージャック・ブラック。

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ニコルに夢中!

マーク・ウェバー出演ということで前からチェック入れてたものの、今ごろになってようやく鑑賞。
隣同士の同級生(もちろん男女)、メジャーとナードの構図、ラストシーンの大規模なパーティ、と基本アイテムをしっかり押さえたハイスクールティーンムービー。

最近、アメリカ学園ものにおけるこの「メジャーとナード」の構図を見るのが面白くて好き。メジャー(人気者)=スポーツマンやチアリーダーやなんとか委員長みたいな目立つタイプ、ナード=音楽・パソコン・古着・学問、みたいな感じの。

だいたいこの映画においても、よれよれのTシャツに無造作ヘアが似合ってた元ナード組エイドリアン・グレニアがメジャー組のメリッサ・ジョン・ハートによって全身GAPの優等生スタイル(シャツはチノパンの中に入れてしっかりベルト!)に着替えさせられ、メリッサは御満悦、みたいなシーンがあって、「いや元のスタイルのほうが断然かっこいいだろ!」と思ったり。こんな思考ではアメリカでのハイスクールライフは灰色なのかしら…。いらん心配だけど。

ちなみにこの映画では、メリッサが最初惚れるのは金髪のバスケットボール選手というまさにメジャータイプな人でした。
エイドリアン・グレニアの方が断然かっこいいのになー。(なんて言ってたら成立しないか)

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25年目のキス

ドリューってば凄い。
ださくて生真面目で25才にしては純粋すぎる恋愛観を持った女子を見事に演じてるどころか、いじめられっ子だった高校時代の回想シーンでは本当に不細工な顔してて惚れ直しました。
なにはなくてもドリューの映画。

アメリカの学園ものによくある人気者と文系オタクという図式がここでも主役。アメリカの高校生って面白そうだけど大変そうだな。

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アメリカン・サマー・ストーリー

タイトルは微妙に違うけれど、言わずと知れた「アメリカン・パイ」の続編。

あいかわらずアホすぎて大爆笑。ふだんは映画館大好きな私だけれど、このシリーズに限っては家で見るほうが気兼ねなく大笑いできて気持ちいいな。大学生になってもやることと考えることが相変わらず!やっぱり大好き。

今アメリカで公開されている3作目の“American Wedding”も早く観たい。サイトのトップがジムとミシェルのウェディング姿!気になる気になる。

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新・青い体験

なんとなくWOWOWをつけたらやっててついつい最後まで見てしまったんだけど、これがまたすごいツボでした。70年代のロンドンの雰囲気にやられました。

舞台は郊外の寄宿制お嬢様学校と、ロンドンのど真ん中。
寄宿学校に転校してきた清純な女の子が遊び人女子の影響で大人の世界にはまってくんだけど、その少女たちがロンドンの街で大人の世界に足を踏み入れるのです。
で、この当時のロンドンの絵がぐっとくるわけです。ロンドンバスにナイトクラブ、ウェストミンスター寺院にピカデリーサーカス、ビッグベンに国会議事堂などなど有名スポットが次々にさりげなく出てくるところが憎い。一瞬ROUGH TRADEも映ったような気がする。(気のせいかもしれないけれど)

女の子はみんなかわいいし服装もファッショナブルだし(制服も私服もすごく可愛い)、男性陣も男前揃いだし(ジミーもかっこ良かったけれど、うさんくさいカメラマンも好み)。
ただ単に「あの当時のロンドンが見てみたい」っていう目的だけでも面白いし、お約束(?)のエロやストーリーもけっこうしっかりしてるので映画としても楽しめるし、これはめっけもんだったかも。
女子版のほろ苦エロあり青春映画って感じかな。

ちなみに、続けて「青い体験」をやってたので見てみたら、そっちは私的にはあんまり…でした。なんだかイタリアの少年妄想モノは突っ走りすぎてて苦手かも。(そういやマレーナもダメだったな)
タイトルは似てるけど、全然違う映画。個人的には「新・青い体験」のほうが断然好き。たぶんこっちの方が断然女子向き。

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ゾルタン★星人

大好きなバカ映画で目の保養(アシュトン・カッチャー鑑賞)もできるというなんとも素敵な「ゾルタン★星人」。(それにしても強引すぎる邦題)
アシュトン(とついでにショーン・W・スコット)がかわいければそれだけでいいやってな感じで見たわけですが、アシュトンもバカも期待どおり(いやそれ以上?)でバンザイ。あんなにかわいいのにアホすぎる。若い男子2人組が主人公な映画って絶対にアホでエロ(しかも大抵報われず)なのがたまらないです。こういうの大好き。

おまけにこれはただバカなだけじゃなくてなんか変。
宇宙人オタクとかセクシー美女軍団とかマッチョ2人組とかが現れて、気づいたらメチャクチャになってくとこが凄い。わけわかんない。いきなりダチョウが絡んできたりとか。
とりあえずやっちゃえ!って感じでノリでギャグとか入れつつぐいぐい進んでって(でもちゃんと随所で伏線はってたりする)、アメリカってこういうの受けるんだろーなーって感じのまんまな映画。音楽もそんな感じだし。あーいいなー。

あと、コテコテの繰り返しギャグ連発と微妙な日本語コントに異常にグッときました。カタコト日本語を話すアシュトンがかわいい。
ルービックキューブや万華鏡も日本のものだっけ? チャイニーズフードのテイクアウト店やリーさんの仕立て屋も出てくるし、「ちょっとアジアンテイストも盛り込んでおこうや」ってな感じ?(きっと違う)

どうやらこのアホアホコンビの続編が作られるようで、今からめちゃくちゃ楽しみです。1週間限定とかでいいから劇場公開してくれないかなー。

おまけ
見よこのアホ面。ほかにもこんなのとかこんなのとか。あーアホだ。アホすぎてかわいい。Sweet! Dude! Sweet! Dude!(以下ループ)

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ベッカムに恋して

イギリス映画が好きでサッカーが好きでジョナサン・リース・マイヤーズが好きな私としては、これはもう「私が見に行かなくて誰が行くのよ」というわけで。オープニングのマンチェスターユナイテッドの試合シーンでは、スクリーンでちらりとスコールズを拝めてそれだけで嬉しくなったり。
「ベッカムに恋して」なんてチケット売り場で言いにくいタイトルだけど、男子もこれに臆せず見に行ってみて下さいまし。「イギリス映画が好き」という人はもちろん必見。

サッカーが大好きなインド系の女の子ジェスが主人公。
サッカー仲間のイギリス人少女ジュールズとの友情やコーチのジョーへの恋心、家族への思いと夢との間で揺れる乙女心、風習や伝統を重んじるインド系コミュニティへの葛藤、などなどいろんな思いが交錯しつつも、とにかく前向きに突っ走るジェスがかわいくてしかたないです。あと、子を思う親心にもグッときました。
イギリスに暮らすインド系家族といえば「ぼくの国、パパの国」もそうだったけれど、こういう風にいろんな国のいろんな文化を垣間みられるのも映画のいいところ。(「ぼくの国〜」もいい映画でした。大好き)

そういえば、練習のシーンでコーチのジョーがアイルランドのアウェーユニらしきものを着ているように見えたので「ん?ロンドンが舞台なのに?」と思っていたら、その後の展開で、ジョーはアイリッシュという設定だということが判明。(ジョーを演じるジョナサン本人もアイリッシュ)
つまり、インド系のジェスと同様、ジョーもイングランドではマイノリティだということ。そういう感覚を共有できる人がいる、というのもジェスにとっては心強かったのかも。
日本で暮らしているとあまり実感する機会のない「マジョリティ」「マイノリティ」という感覚も、この物語の大きな鍵のひとつなのかなあ、と思ったりも。
いつもは割とエキセントリックな役柄の多いジョナサンも、今回は本人のルーツそのままアイリッシュの青年を演じているということもあって、よりいっそう彼の素の部分が出てたんじゃないかと思いました。にくい配役だわ。

「サッカーなんかに夢中にならないでもっと女の子らしくしてほしい」と思ってる、慌てんぼうでコミカルなジュールズの母親もいい味出してました。ラスト、アメリカに旅立つジュールズに「お母さんが選んだのよ」と言ってイングランドの代表ユニフォームを手渡すシーン、すごく良かったな。これは嬉しいと思うもん。

サッカーを知らなくてもじゅうぶん面白いと思うけど、少しでもサッカー(特にプレミア・イングランド周辺)を知っていると、細かいところも楽しめるかも。分かりやすいところでいうと、ジェスの背番号が7番だったり(ベッカムと同じ)とか。
あと、ジェスとジュールズがスパイクを買いに行ったお店が、私がロンドンに旅行したときに行った店でちょっと嬉しかった。(Oxford Circusの近くの、カーナビーストリートにあるお店)

そうそう、ちょっとだけだったけど、ベッカム&ビクトリア夫妻もほんとに出てました。

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アニマル・ハウス

舞台は60年代はじめのカレッジ。優等生集団のオメガハウスと問題児の集まりデルタハウスの攻防戦をメインに進む、ドタバタ青春コメディ。

大学生とはいっても勉強してるシーンはほとんどナシ。
クラブハウスに集まって飲んだり踊ったり、遊びに行ったり悪さをしたり、パーティーやったりいたずらしたり、女の子にちょっかい出したり。ハチャメチャでとことんバカなところがすごく痛快。いろんな変わり者が次々登場して、これ見てるといろんな人がいてなんでもありだった大学のサークル棟を思い出す。

チアリーダーやパーティードレスなどの60年代カレッジファッションも見ててわくわく。70年代終わりのアメリカから見た60年代のカレッジライフってこんなだったのかな。面白そうだなー。

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ロックンロール・ハイスクール

ロックンロール・ハイスクールハイスクール!ロックンロール!青春!最高!
もう本当にこういうの大好き。B級なノリもベタすぎるストーリーもゆるーいギャグも唐突に出てくる小ネタもたまらなくツボ。
「ロックなんか聴くと不良になるザマス」てな感じのガチガチに頭の固い女校長とロック大好きラモーンズ命な女子高生リフの対決にラモーンズが絡む、てっとり早く言うとそんな感じのストーリー。(細かく言うともっといろいろエピソードがあるんだけれど)

なんといっても、とにかくラモーンズがめちゃくちゃかっこいいです。
ファンがチケット争奪戦のため行列しているところに歌いながらオープンカーで登場!ファン熱狂!女のバトル!(リフvsグルーピー)とか、リフの妄想の中でシャワーに濡れながら演奏するディーディーとかリフに迫りながら歌うやたらとセクシーなジョーイとか、キャデラックで学校に乗りこんで爆発炎上してる校舎の前で歌うとことか。

あともちろん最大の見せ場であろうライブハウスでの演奏シーン、これがめちゃめちゃかっこいい。この場面のためだけにでもDVD買って損はない感じ。もうね、ライブ後の楽屋でアルファルファを食べさせられる腑抜け状態のジョーイなんて愛しくてたまらんです。惚れますよ。

脇役も愛すべきキャラクター揃いでたまりません。校長の手下のアホでマヌケな2人組とか、最初はベートーベンだの言ってたのにラモーンズのライブを見て拳を振り上げちゃったりしていつのまにかファンになってたキュートな音楽教師のおっさんとか、本編とは全く関係なくロッカーや引き出しの中からいきなり出てくるいじめられっ子の転校生とか、ロック好きな大型ネズミとか。ラモーンズの曲をかけたとたん学校中がノリノリになってみんなで踊ったりっていう、こういうのいいなぁ。
ロック好き、青春映画好き、学園コメディ好き、B級好きは見るべし! レンタルで見たけど、DVD買っちゃおうかな。

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SWEET SIXTEEN

見終わった今でも胸の奥になんともいえない感覚と感情が残ってて、でもこれをうまく言葉で表せない。
いろんな思いが体の中を駆け巡って、後から映画のワンシーンワンシーンがボディーブローをくらったみたいにじわじわ効いてきて、帰りの電車の中でぐったりしてしまった。一晩たって、私はこの映画が大好きだとじわじわ感じた。

もうすぐ16才になるリアムが求めたのは愛と平穏で、でもそれを求める彼の心は母親に届かなかった。見ている間じゅう、やりきれなくてどうしようもない気持ちだった。

でも、暗いんだけど冷たくなくて、哀しいんだけど暖かい大きな見えざる手の存在を感じた。
私はおそらく年齢的にも“姉”という属性的にもリアムの姉がいちばん近い立場だと思うのだけど、彼女の愛をひしひしと感じてならなかったし、作り手の愛も感じずにはいられなかった。
そしてただただ、まだ子どものようなもう子どもじゃないような15才という年齢で「誰も頼れない、頼れるのは自分だけ」と本能的にわかってしまっているリアムがあまりにも切なかった。誰が悪いとか社会のせいだとかそういうんじゃなくて。

劇中、小さなナイフが頻繁に、しかも印象的な場面に何度も出てきた。特に物語の中盤から終盤にかけて、リアムが自ら何かに向かっていく場面では、それを使用するしないは別として必ずといっていいほどナイフを手にしていた。
このちっちゃなナイフこそが、この映画を象徴している最たるもののように思えた。銃ではなく、あくまでもナイフなのがこの映画を物語っているような気がした。

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ドニー・ダーコ (2)

ドニー・ダーコはじめて観たときは何がなんだかわけが分からなくて、それこそ感想の書きようもなかったくらいだったのですが。

あのとき買ったパンフを読んでから2回目を観たら、前回が嘘のようにドニー・ダーコの世界にすーっと入っていけました。五感がフルに刺激されるような不思議な感覚で、ドニーがなんだか切なくて。これって私の大好物の青春映画だったのか!ということに気が付けただけでも、2回目を観にきて本当によかった。音楽もぴったりだったし。
以下、私なりの"ドニー・ダーコの世界"の捉え方
エンジン落下でドニーが生き延びた世界(A)と死んでしまった世界(B)がどっちも存在する、タイムパラドックスが発生してしまったがためにおきた物語。タイムスリップしたのはドニーじゃなくて飛行機のエンジン。
この映画の主なストーリー世界(A)は、落ちたエンジンをつんだ飛行機(お母さんと妹が乗ってるやつ)が飛び立つまでの"時間の限られた"世界。終わりがくる方の世界=落下したエンジンでドニーが死んだら発生しえない世界だから、銀色ウサギの言う「世界の終わりまで28日と〜」ってのはこっち(A)のことを言っているんだと思う。つまり、最後にドニーが「自分の死を受け入れる」選択をしているって分かっているからこそ、こっちの世界(A)が先に展開されていき、銀色ウサギという存在も生まれたんではないのかな。「自ら死を選ぶよりも世界が滅んでくれちゃった方が楽なのに」と思ってたドニー少年が、最後、グレッチェンが死んだことで自ら死を選び、自宅のベッドに戻る。死を選ばないのならば、あのままあの場所(映画のいちばん最初で寝てた場所?)にとどまってればよかったんだし。つまり、結局は前向きな結末だった、ということなのかな??

あー、書いててやっぱりわかんなくなってきた。
でも、なんだかストーリーが進むにつれてドニーの心が成長していた気がするのです。そうじゃなかったらあの終わり方ではなかったと思うし。あのラストってかなりハッピーエンドなんではないかと思う。

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イノセント・ボーイズ

2週間くらいしか公開されてなかったけど、悩んでもがく少年たちの青春物語は「この私が見ないで誰が見るのよ」ってくらい大好物なのでもちろん劇場へ。
日本でのポスタービジュアルはタイトルどおり“イノセント”風味だったけれども、あのポスターからイメージするような爽やか路線でも甘酸っぱい初恋ストーリーでもなくて、もっとヘビーでもっとビター。むしろこっちのほうが好み。アメリカのこういう路線の青春映画もたまらなく好きだわと再認識。

あと、特筆すべきはメインの少年少女たち。キーラン・カルキンにエミール・ハーシュにジェナ・マローン。皆ものすごく良かった。特に、ちょっと影のある少女役をやらせたらジェナ・マローンの右に出る者なし!

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シューティング・フィッシュ

ポップで明るくてバカでウェルメイドな青春映画、こういうのがイギリスにもあったんだ!と嬉しくなりました。もともとこういうノリの映画にはめちゃめちゃ弱いというのもあるし。
サギの手口(=変てこ発明品含む)とか仕返しの方法とか、いちいち小市民的でちょっとおかしくて、「あーそうそう分かる分かる!」ないいとこついてくるのもツボ。

それにしても、スチュアート・タウンゼントが若くてかわいい。
最近よく予告編を見かける「クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア」(もうすぐ公開)の耽美っぷりからは想像できないほどのかわいらしさ。
ほんとに同一人物か?って疑いたくなるくらいだよ。

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天国の口、終わりの楽園。

じんわりと突き刺さりました。
スクリーン全体から感じたのは「アモーレス・ペロス」でも感じたメキシコという国の乾いた空気。美しいのに儚い感じ。
それにしても、やはりガエル・ガルシア・ベルナルには舌を巻く。彼の目と存在感は本当に希有なものだと思う。

これじゃただの自分勝手で未熟な少年たちの独りよがりな映画で、人妻なんてただのお飾りじゃないかと言う人もいると思う。けれど私の場合、その人妻=マリサに共感できる部分が多かった。彼女は自分の行く末を冷静に考えコントロールしていた。その冷静さがあったからこそ、一転、感情が溢れ出すシーンや彼女の決断はとても美しくて哀しかった。

そして、この時が永遠に続くはずがないと(おそらく)分かっていながらも、終わりが来ることなんて想像もつかない10代の日々を送る2人の、少年時代の終焉。バカばっかりやってた2人だからこそ、あのラストには胸が苦しくなった。

ステレオタイプな青春映画と言えるかもしれないけれど、甘くて切ない少年時代という切り口ではなくむしろ嫌というほど等身大だからこそ、今まで見てきたどの青春映画よりも痛々しくてやるせなかったような気がしてならない。きっとこの映画を見た直後に味わった何とも言えない後味は、長いあいだ胸に残り続けると思う。大好きです。

そうだ、これは見るなら絶対に夏がいいと思う。ちょうど8月の終わりに見られて本当に良かった。
ビデオになっても他の季節には見たくない、そんな雰囲気。

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プリティ・プリンセス

日本ではなぜか『プリティ・シリーズ第3弾』ということになってますが(監督が同じだからってシリーズにしないでくれ)、そして“ロマンティックなシンデレラストーリー”として宣伝されてしまってますが、ちっがーう! この映画はれっきとした学園モノでしょう。
正直、素敵なラブロマンスみたいなのを期待して見るとちょっと違うかも。だって、ミアを素敵なレディに教育するのは王子様じゃなくておばあ様なのだから。

王子様とのロマンスなんてとってつけたようなもので(言い過ぎ?)、メインは“学園の人気者に憧れる地味で目立たない女の子の成長物語”と“女の子同士の友情”と“アメリカ学園モノ特有の [文科系変わり者 vs 体育会系人気者] バトル”。というわけで、アメリカのウェルメイドな学園ラブコメが大好きな人はぜひ!

とかなんとか言いながら、私はただ単にマイケル役のロバート・シュワルツマンが見たくて鑑賞しただけなんですが。
スチールフォトで気になったのがきっかけだけど、私の目に狂いはなかった。めちゃくちゃキュートです。文科系アイドルなルックス(女の子でいえばレイチェル・リー・クック)な上にコッポラファミリーの一員という、将来が楽しみな彼。
お兄ちゃんのジェイソン・シュワルツマン(天才マックスの世界)と共に、今後要注目です。大注目です。
あと、アン・ハサウェイの親友役の女の子ヘザー・マタラーゾも個性的で面白いです。こういう女優さん好き。

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あの頃ペニー・レインと

DVDはとっくに出てるけどやっぱり劇場で観たくて、公開時に見なかったことを後悔しつつ待ってました。待っててよかった。

少年時代の甘いノスタルジー、可憐で不可思議な少女、華やかなミュージシャンの表とウラ、ショービジネス、そして家族愛。
監督キャメロン・クロウの少年時代がモデルだというこの映画、ちょっと美化しすぎ? いやいや、感傷的すぎるくらいがジャストな私にはたまらない。甘々ノスタルジックな青春映画って大好き。思い入れたっぷりなら尚更。そして、こういう映画を撮ってしまえる人って大好き。

しかも、バックに流れるのは大好きな音楽。音楽が題材の映画ってどうしても大好きになってしまう。シンクロしやすいからかなぁ。
冒頭、ウィリアム少年の姉が彼にレコードを託すところ、あの場面からいきなり涙がこみあげて、気がついたら泣きっぱなし。純真無垢なウィリアム少年の愛おしいことといったら。思いっきり中に入り込んで観てしまい、すっかりはまってしまいました。この映画大好き。あとからじわーっと来て、何度も思い出しては泣きそうになったり。

そうそう、ひそかにお気に入り俳優のジェイソン・リーがまたもいい味を出していたのがささやかな幸せ。

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天才マックスの世界

今年日本でも「ロイヤル・テネンバウムス」が公開されるウェス・アンダーソン監督作品。どこのビデオ屋でも見かけないので恵比寿のTSUTAYAまで行かなきゃか?なんて思ってたけど、絶対ここにはないだろうと思ってた近所の小さいビデオ屋にあっさり置いてあった。

こういう子のことを天才というんだわ、という感じの天然天才児マックス(見えないけど15才)。大人びているようでいてやっぱり子どもなところもあって、いやー可愛いやね。憧れの女教師を親友の会社社長(!)と奪い合うところなんて、下らなくてやや残酷な仕返し合戦に一瞬「ツイン・タウン?」て思っちゃったり(つまり、好きな感じの悪趣味テイスト)。
すごく心に残るとかすごく面白いとかいう映画ではないかもしれないけれど、なんだか好きだ、こういうの。「ロイヤル・テネンバウムス」も楽しみ楽しみ。

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ベルベット・ゴールドマイン (3)

念願叶って初の劇場観賞。
何度観てもわくわくするカラフルなオープニングに早くも感激。やっぱりスクリーンは大きくていいわ。

大きいだけあって、たった14インチの家のテレビでは見えなかったものがたくさん見えた。
たとえばアーサーが行くレコード屋の壁に貼ってあったレコードジャケットの数々。ドアーズやギルバート・オサリバンやビートルズに混じって飾られていたブライアン・スレイドのレコードジャケットが、まんまボウイのパクリだったのには笑った。
新聞の見出しやテレビのテロップやエンドロールのクレジットなんかの細かい部分を視認できたのも嬉しかったな。

カート・ワイルド(=ユアン)の野外ライブシーンも、スクリーンで見るとど迫力。
インタビューでも「あのシーンは好き勝手にやった」って言ってたけど、ほんとイキイキと楽しそうにメチャクチャやってて最高。
そしてそして、スクリーンで観て何よりも引き立っていたのが、ブライアン・スレイド(=ジョナサン)の美しさ。なんなの、あの美しさは。ため息出るほど美しい。見事にロック・アイコン(ポップ・アイコン? 台詞ではどっちって言ってたっけ)を体現してた。

カート・ワイルドって、名前はカート・コバーン+オスカー・ワイルドで風貌や役どころはイギー? そういやブライアンもまんまボウイのかっこしてたりするとこあったし。やっぱりボウイとイギーなんだなということはなんとなく分かった。
その他にも観れば観るほど発見があって、本当に飽きない。やっぱり大好き。

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同級生

同級生「ゴーストワールド」との2本立てで観たせいか“ティーンエイジャー”って一言でいってもほんとにいろいろなんだな、と思ってしまった。

こちらの高校生たちは、まっすぐで一生懸命もがいていて、そこがなんとも可愛らしい。この年頃は男の子のほうが純粋なのかしら?と思えてしまうほど。(もちろんそういうのは性別の差じゃなくて個人差なんだと思うけど)
英国の若者映画特有(?)の退廃的で救いようのない匂いがあまり感じられなかったかわりに、自分たちの身近な未来を模索する彼らの純粋さがとても前向きに思えて気持ち良かった。そしてなんといっても彼らのまわりの女性達がかっこよかった。(特にリンダ)

大真面目にいうと、「青い制服に身をつつんだ英国の高校生男子たちが恋に家族に自分探しに悩み葛藤する清々しい青春映画」ってなとこかしら。(こう書くとまさにわたしの好きな感じだ)
しかし実は、当の本人たちが真剣すぎて、逆に笑えちゃったり観てるこっちが恥ずかしくなってきちゃったりした場面も多々あり。(これギャグでしょ?と思っちゃった場面も)

でもでも、そこが可愛い!なんて思ってしまう私はしょせんただの美少年好きってことなのか。なんだかんだいって可愛い高校生男子にはほんと弱い(甘い)よな。こういう子たちを見ていると、純粋にこちらも応援したくなってくる。

スティーブン役のベン・シルバーストーンは、まさに私の思うところのイギリス少年そのものといった風貌。ゲイという役柄とくるりん睫毛が相まってとてもチャーミング。
陸上部のスター、ジョン役のブラッド・ゴートンは、将来ジュード・ロウばりの美形俳優になりそうな予感大。ぜひともこのまま俳優の道を歩んでいってほしいところ。

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ゴーストワールド

ゴーストワールド5年くらい前の私だったらイーニドの姿に自分を重ねて共感しつつ青ざめていたかもしれないけれども。
「5年前の私」が観ていたらどうだったんだろうな、と思いながら、最後まで、妙に離れた視線で観てしまった。(でもそれってある意味突き放しきれてないというか、意識してるってことなのかも。
なんだかんだ言ったって、「今の私」も青春を振り返るにはまだまだ青すぎるひよっこだということだ。

ああいう時期、そしてああいうふうに考えたことって、きっとどんな人にもあった(ある)んだろうなと思った。

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シーズ・オール・ザット

シーズ・オール・ザットハイスクールが舞台のティーンムービー。アメリカの青春映画はやっぱりこういう小細工なしの王道ストーリーがいちばんぐっとくる。いいぞいいぞ、こうこなくっちゃね!っつー具合に。

学園のアイドル、ザック役のフレディ・プリンツJr.。誰かに似た雰囲気だなーと思ったらビバヒルのブランドンっぽい(や、フレディ・プリンツJr.の方がかっこいいと思うけど)。あーゆう顔ってアメリカじゃモテ顔なの?(素朴な疑問)
あと、ポール・ウォーカーが若い!高校生やってる! ハンサムなんだけどバカでマッチョな高校生役。かわいーじゃないの。

それにしても、パーティー及びプロムでのダンスシーンは、ついうっかりロミー&ミッシェルを思い出して爆笑してしまった。

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ヒューマン・トラフィック

ウィークデイは家賃を稼ぐためだけに面白くもない仕事をうんざりしながらこなし、週末は仲間たちとパーティへ繰り出して朝まで騒ぎ、また月曜がやってくる。
週末がやってくるときの奇妙な解放感とか酒飲んでみんなでワーっと踊ったりするときの高揚感とかパーティーが終わった後の虚脱感とか、そういう気持ちには少なからず覚えがあるだけに、妙に共感する部分もあったりしたり。

アクの強すぎないキャラクターたちもかなり平凡な日常もひたすらアッパーな映像もちょいぬるめの展開も、どれもこれも妙にリアルでおかしくって、なんだかこれすごく好きかも。そうそう、難しいこと抜きにして楽しまなくっちゃだよな。

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ベルベット・ゴールドマイン (2)

ビデオで2度目。
グラマラスでスキャンダラスでゴージャス。まるでイミテイションの宝石のような、ギラギラしていてどこか空虚な感覚。悪趣味とスタイリッシュの狭間のような映像。やけにポップな音楽。そして、どんな人の中にもきっとあるであろう、青春時代の絶望感、残酷さ、虚勢、恥ずかしい過去。熱情。愛憎。虚無感。夢の終焉と現実の世界。

はじめて観たときは、行ったり来たりする時間軸や登場人物たちの関係、そして時代の背景や当時の風俗なんかがうまくとらえきれていなかったせいか「これ面白いな、好きな感じだな」くらいにしか思わなかったけれど、 2回目ともなると設定にすんなり入っていけたぶん強烈にのめりこんだ。そして確信した。誰が何と言おうとも、わたしはこの映画が好きだってことを。
まがいものだって、作りものだって、フィクションだって、いやはやノンフィクションだって、悪趣味だって、軽薄だって、この際なんだっていい。この感覚が大好きだ。

音楽は大好きだしロックも大好きだけれどグラムロックの洗礼は受けていないわたしだからこそ、当時の世俗やグラムロックがどんなもんだったか知らないわたしだからこそ、見知らぬ世界への憧れの気持ちが昇華して勝手に美化してしまってるだけかもしれない。いや、むしろそれこそが正直なところ。そう、わたしはこの時代と世界に憧れを持っているんだと再認識。

こわれてしまいそうなほどの妖艶な美しさを誇るブライアン・スレイド(ジョナサン・リース・マイヤーズ)も、男くさくて常に居心地の悪そうな顔をしながらもどこか繊細なカート・ワイルド(ユアン・マクレガー)も、過去に直面せざるをえないながらも現実を生きるアーサー(クリスチャン・ベール)も、そして彼らを取り巻く状況も、いちいち好きだ。
名義上はユアンの主演作ってことになってるみたいだけれど、わたしの中ではクリスチャン・ベール演じるアーサーこそが主人公。彼の視点こそが監督の視点、ひいてはわたしたち観客の視点なんではなかろうか。

そして、一度だったら絶対見のがしてた部分がたくさんあった。2度目なのに新たな発見がいっぱい。初見時と今回のあいだに映画「オスカー・ワイルド」を観ていたのも、強烈にのめり込めた一因だと思う。(この映画には、オスカー・ワイルドがモチーフとして登場する)
"主題より状況、思考より印象。考えるよりひらめき。人生はイメージだ。自分のイメージを描け。"こういった大意の台詞、映画「オスカー・ワイルド」にも出てきてた気がするのは気のせい?(気のせいかもな)。そしてここでも出てきた"ドリアン・グレイ"の名前。こうなったら「ドリアン・グレイの肖像」もがぜん読む気。

今現在のわたしの気分と嗜好に最高にリンクしたことだけは確か。そりゃ劇場で観たかったけれど、今こういった気分のときにこの映画を観られてよかったのかもしれない。おそらく2年ほど前の劇場公開時に観ていても、これほどまでに心酔できなかった思うし。気分と時期って重要。
そしていつか、劇場で観ることができたら最高。

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アメリカン・パイ

青春モノ、しかもアメリカンなティーンエイジャーものはやっぱり好き!
頑張ってるはずなのに空回り、上手くいくよう仕組んだはずが裏目に出る。これでもかってほどマヌケで浅はかで、なんかどうも上手くいかないけどとりあえず無駄な努力をしてみちゃったり見栄はって結局だめになっちゃったり、こういうバカな男子高校生たちほどかわいい人種はないよなあ、とつくづく思う。

無駄に涙や感動を誘わないところも好み。結局最後に上手くいっちゃえば万事オッケー、だもんね。
若手俳優たちが大挙して出ていたので、この中から5年後くらいに大スターに登りつめる子が出てきたりするのかな。いじめっ子ポジションのショーン・W・スコットは「エボリューション」にも出てたし。個人的には、キアヌ似のクリス・クラインに注目。

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17歳のカルテ

これはアンジェリーナ・ジョリーが凄い、の一言に尽きる。
圧倒的な存在感。そして少女たるゆえの不安定感。どうしようもなく彼女に惹き込まれた。
観ている間はぜんぜん出なかったのに、映画が終わってエンドロールがはじまった瞬間、急に涙が溢れた。

あと印象的だったのが、音楽。
病院の廊下でスザンナ(ウィノナ)とリサ(アンジェリーナ)が下手くそに歌う(エンドロールでも流れた)Petula Clarkの「Downtown」だとか、退院していったデイジーのアパートのあの場面で流れる「The End Of The World」、これからこれらの歌を聞いたら絶対この映画を思い出すだろうなというくらい心に刻み込まれてしまった。

こういう映画は好きか嫌いかでいったらどっちとも言えない。もはや好き嫌いの次元を超えて、自分の中では消化しきれないほどの存在感をもって胸の中に居座り続ける映画。確実にずうっとわたしの心に残り続けていくだろうと思う。
こういう印象を持つ映画はそうそうない。結局はこういう映画が大好きなんじゃないかとも思う。

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デトロイト・ロック・シティ

デトロイト・ロック・シティロック、そしてロック少年、青春、高校生男子たち、とわたしの好きな題材が揃ってるのとエドワード・ファーロングが出てる(実はかなり好き)というただそれだけの軽い理由で何気なくビデオを借りてみたんだけれども。
ヤバい。なんなんだ、この面白さは。これぞキング・オブ・青春映画!最高!
音楽(特にロック)好きと青春好きは全員見るべし。こんなに最高な映画はそうそう無いよ。手放しで絶賛しちゃうよ。

簡単にいうと「ロック少年4人組が待ちに待っていたKISSのライブはとうとう明日! しかし、ロックを目の敵にしている母親にチケットを取り上げられなんと燃やされてしまう。が、これしきのことでとうぜん諦めるはずがない。アホでバカでまっすぐで、いざというときにはちょっと弱気にもなるけど、でもKISSのライブをどうしても観たい!という情熱にかまけて突っ走っているうちに4人それぞれにいろんな事件が起こり、一夜にしてほんのちょっぴり大人になる」というストーリー。

どの登場人物もどのエピソードもどのアイテムもひとつの無駄なくすべてが絡んできては騒動に一役買い、テンポよくラストまで一気に持っていく。
笑いどころも泣きどころもぴったりわたしのツボで、もう最高。ちょうど最近の私はロックブームだからして音楽もぴったりきたし。(KISSはちゃんと聴いたことはないけど)

高校生の頃、ライブ観たさにひとりで上京したものの東京駅で30分も迷い涙目になった事とか某バンドのファンクラブ限定シークレットライブで友達になった子といろいろライブに行った事とかバンドやろう!なんて盛り上がった事とか、そういうことを思い出してちょっぴり昔を懐かしんでしまった。ってまだ感傷にひたるのには早すぎる年なんだけど。
とにかくこれ大好き!レンタル中に2回観たにも関わらず、まだまだ観たくってDVD購入。

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ニュー・イヤーズ・デイ 約束の日 (2)

ニュー・イヤーズ・デイ 約束の日 [DVD]2度目の劇場観賞。2度目ともなると、細かいところに注目して観ることができた。

クリスマスの日、ジェイクの家の楽しそうなパーティを見て去っていくスティーブン。あれほど泣けるシーンったらない。裕福な家庭に育っても、イコール「恵まれた家庭」ではないってこと。

ジェイクはジェイクで鬱病の母親を持ち生活保護を受ける家庭。ある意味、つい最近観た「ガタカ」に状況が似ているかもしれない。

そうか、つまりそうなのか。壊れそうになるくらい、いや自ら壊れる方に向かって突き進んでいくスティーブンがもう見ていられないくらいだった。
そんな風に観ていたら、ラストが、前よりも清々しく感じられた。

「友達を大切にすること」
そう、彼らがああいう選択をしたということは、彼らはあの瞬間、とても大切なものを見つけられたと確信したからなんだと思いたい。

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ベルベット・ゴールドマイン

グラムロック界のカリスマ、ブライアン・スレイドと彼を取り巻く人々や状況、そしてそんな彼の真実を追う新聞記者アーサーの少年時代。

観る前はいわゆる『グラムロックな音楽映画』だと思っていたけれど、それだけでは括れないものがあった。これはどんな世界でもどんな人間でも当てはまるれっきとした青春映画。とてもとても好きになった一本。

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トレインスポッティング

今さらながらの観賞。ユアン若い!/強烈なインパクト、若者文化、ドラッグ、そして友情と青春? なんなんだこれ、すごく好き。/ロバート・カーライル演じるベグビーが実はいちばんヤバイ奴かもしれない。

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ウォーターボーイズ

ウォーターボーイズ スタンダード・エディション高校生男子+青春+ギャグ、とわたしが好きな映画の要素がてんこもりだったので、観る前から「これは絶対好きに違いない!」と確信してはいたのだけど。これほどまでに好きだと思える映画はそうそうない、ってくらいどまん中ストレート一直線にツボだった。

ボーイズたちは誰をとっても個性的だわバカだわ情けないわで、もう可愛くってしょうがない。ほんっとにくだらないギャグもいちいちツボで、映画館でお腹が痛くなるほど大爆笑したシーンも。

かと思いきや、中盤からは涙腺ゆるみっぱなし。感動というよりは、とても嬉しくって顔は笑っているのにぽろぽろ涙が出てしまうときのような感覚。

あー、もうこれはほんとに大好き。劇場公開してるうちにまた観に行きそう。大好きな映画がまたひとつ増えた。

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ニュー・イヤーズ・デイ 約束の日

ニュー・イヤーズ・デイ 約束の日 [DVD]私はこういうのにめちゃくちゃ弱い。めちゃくちゃ大好き。

思春期少年たちの悩み多き青春。
少年期特有の反抗精神だとか感情の揺れだとか、純粋なばかりに思い込みが激しくて突っ走ってしまうところだとか。ああもう可愛いったら! 強がってみせるくせに内面はもろくて傷付きやすい、こういう少年たちは無条件に抱きしめてあげたくなる。

絶望に向かうはずなんてないと思ってたラスト、彼らのすがすがしい決意に思わず涙。

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