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ビフォア・サンセット

  • Posted by: yumi
  • September 7, 2006 11:17 PM

ビフォア・サンセット「恋人までの距離」から9年。ウィーンでほんの短い時間を共に過ごしたアメリカ青年ジェシーとフランス人のセリーヌがパリで再会する。
ジェシーが空港に向かうまでの85分間が、前作と同様ほぼダイアローグだけで進む。

ウィーンでの別れ際に交わした半年後の再会の約束はかなわなかった。だけど思いがけずに再び出会ってしまった。若かった2人も30代になって、感情だけでは動けない。
もし約束通りに再会できていたら?なんて今更考えたって仕方ないと思えるくらいに時間は過ぎてしまっていた。9年も経つって、そういうこと。

リンクレイターがよく用いる、会話だけのプロットが好きだ。これもそう。ただしゃべっているだけでいて、なにかがすこしずつ展開していく様が好きだ。
終盤の、セリーヌの部屋での会話はひときわ心に刻まれている。本当に、映画みたいな2人。(映画なんだけどさ)

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ビッグ・フィッシュ

  • Posted by: yumi
  • February 1, 2005 3:18 PM

ビッグ・フィッシュこんなに素敵な映画だったなんて。
こんなことならやっぱり映画館でやってるときに見にいけばよかった。あのファンタジックな映像は、大きいスクリーンで見たら最高に映えただろうなあ。

おとぎ話のようなホラ話ばかりする父親と、そんな父に嫌気がさしていた息子。お互い愛がある(ように見える)のに近寄れない。きちんと向き合えない。微妙にすれ違ってしまう。でもそんな息子が、最後にね...。父親との最後のシークエンスは、涙が止まらなくて大変でした。

わたしは父と息子の関係が描かれている映画が大好きでよく涙腺を刺激されてしまうんだけど、これもバッチリ大当たり。不思議なことに、母と娘(または息子)だと、そんなにピンとこないのだけれど。
これはやっぱり、男同士の世界というものが女の私には神秘的に映るからなのかなあ。私にはどうあがいたって体感することのできない世界なのだから。
だから、ダメ男子たちのボンクラ映画や、ハードボイルドな男の美学が前面に押し出された映画も大好きなのかもしれない。

それにしても、こんなものを見せられてしまっては、バートン版「チョコレート工場の秘密」がますます楽しみで仕方なくなっちゃうじゃない。早く見たいよ。

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ピンポン

  • Posted by: yumi
  • January 26, 2003 8:00 PM

やっと観ました。面白かったー。
劇場封切り時に観た友人がしきりに「ARATAいいよ!」って言ってたのに納得。海辺でペコにガリガリくんあげるとことか良かったな。

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ヒューマンネイチュア

  • Posted by: yumi
  • June 25, 2002 2:57 PM

劇場2回目。
ちなみにこの日は「アモーレス・ペロス」との豪華2本立て。両方とも封切り時に観たけれど、せっかくの年間パスポートを活用しない手はありません。というか、この2本なら何度観てもいいかも。リス・エヴァンスとガエル・ガルシア・ベルナルの併映だなんて最強。

またもやパトリシア・アークェットな演技にはほれぼれ。(ここまでやってくれると格好良すぎる)
リスも、純真無垢な赤ん坊から立派な(?)人間に成長するまでの過程がブラボーです。最初の方なんて、ほんとにただの猿にしか見えない。あーやっぱり好きだー。

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ヒューマンネイチュア

  • Posted by: yumi
  • March 17, 2002 3:01 PM

私の大大大好きなリス・エヴァンスに、チャーリー・カウフマン+スパイク・ジョーンズ+ミシェル・ゴンドリー。これだけ揃えばそりゃ期待も高まるってもの。何ヶ月も前からとても楽しみにしてたこの映画をついに観賞。

とにかく濃い!上手い! 役者も話もしっかりしていて且つ面白い。夢中になって観ていたら、あっという間にエンディング。

登場人物が揃いも揃っておかしくて、なにかと笑いっぱなしな前半戦。
特に、“宇宙イチ毛深い”ライラ(パトリシア・アークェット)の体張ったちょっと哀愁ただようおかしさと、“自分を類人猿だと思い込んでいる”パフ(リス・エヴァンス)のユニークでやんちゃなおかしさは絶品。フランスかぶれの助手ガブリエルもいい味出してた。(彼女のフランス語をネタにしたちょっとしたギャグに思わず吹き出す)

最初は純粋無垢でかわいかったパフもマナーや言葉を叩き込まれだんだん人間らしくなっていくんだけれど、その“人間らしさ”ってのがとても痛烈で皮肉たっぷり。良くも悪くも“人間”になってしまったパフを見ていたら、少し悲しくなって、少し可笑しくなってしまった。人間ってそんなもんか。
彼の会得した二面性のように、この映画もコメディとシリアスドラマという二面性を持っているような感じ。

それにしてもリス・エヴァンスは本当にすごい役者だわ。ますます惚れてしまった。
彼の猿演技は必見! 調教中のちっちゃーいエピソードのひとつひとつがたまらんほど笑えます。(ピーターパンになって歌い踊ったりオペラ観賞でブラボー!って言ってハンカチ振ったりワイングラス揺らしたり「グッドイブニングレイディースアンドジェントルメン」ってずーっと言ってたり)

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ピアニスト

  • Posted by: yumi
  • February 16, 2002 4:08 PM

ピアニストどこまでもどこまでも、最後の最後まで突き放されたような感覚。
こんな愛の形もしくは人間の在り方もあり得るのだよということを突き付けられ、こちらはただただ傍観者となるしかなかった。

“あまり気分のよい映画ではない”だとか“かなり衝撃的”だとかの前評判を多く聞いていたためか、思ったより不快には感じなかった。たしかに気分よく帰路につける類いの映画ではないと思うけれど。

それよりも記憶に残るのは、ブノワ・マジメルとイザベル・ユペールの、美しさと凄まじさ。凄いもの見た、と思えたのは、彼らのあの演技があったからこそだと思う。

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ビューティフル・マインド

  • Posted by: yumi
  • January 28, 2002 7:53 PM

先日発表されたゴールデン・グローブ賞ドラマ部門でみごと4冠を達成、アカデミー賞でも最有力候補である(らしい)ラッセル・クロウ主演作。実在の天才数学者の数奇な半生をつづった人間ドラマである。

と、事前に知っていた情報はこれだけ(↑)だったんだけど、開映前、資料の中にポール・ベタニーの名前を見つけて思わず驚喜。
ロック・ユー!」のチョーサー役で私のハートをわしづかみにした彼。ちょうど他の出演作も観てみたいと思っていたところだったので嬉しい偶然。今回は特に印象的な役柄ということもあってか、またもや彼に惹き付けられてしまった。

日本公開は3月下旬とのことなので、とりあえず本日の感想はここまで。

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ヒューマン・トラフィック

ウィークデイは家賃を稼ぐためだけに面白くもない仕事をうんざりしながらこなし、週末は仲間たちとパーティへ繰り出して朝まで騒ぎ、また月曜がやってくる。
週末がやってくるときの奇妙な解放感とか酒飲んでみんなでワーっと踊ったりするときの高揚感とかパーティーが終わった後の虚脱感とか、そういう気持ちには少なからず覚えがあるだけに、妙に共感する部分もあったりしたり。

アクの強すぎないキャラクターたちもかなり平凡な日常もひたすらアッパーな映像もちょいぬるめの展開も、どれもこれも妙にリアルでおかしくって、なんだかこれすごく好きかも。そうそう、難しいこと抜きにして楽しまなくっちゃだよな。

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