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ベルヴィル・ランデブー
- November 11, 2004 11:25 PM
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フランス生まれのレトロでシュールなアニメーション。
ほとんどセリフがなかったせいか、そのぶん音楽がとても印象的。
特にテーマソングがお気に入りですっかり覚えてしまい、今でもつい鼻歌で歌ってしまいます。スウィンギンベルヴィルランデブー、って。
ああいう音楽はやっぱり好きだなあ。耳にするだけでわくわくする。サントラ欲しー。
絵と音の合わせ技がさりげなくも鮮やかでよかったな。
ベルヴィルの3姉妹が繰り広げる歌、音、パフォーマンスがとても愉快で楽しかった!
個人的になんとなく感じたのは、「デリカテッセン」とか「ロスト・チルドレン」とか「アンダーグラウンド」みたいな雰囲気。
音と絵だけでもじゅうぶん楽しめるし、妙にブラックなところがあってクスリと笑えるし、こういうアニメーションもいいねいいね。
フランス版オフィシャルサイトがなかなか素敵な作りなので、興味のある人はご覧あれ。音楽も聞けたはず。
ほか、音楽やこの映画についてはパリノルールさんが詳しかったのでご参照のほどを。
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ベスト・フレンズ・ウェディング
- November 2, 2004 11:46 PM
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親友のマイケルが結婚するっていうんでいてもたってもいられず、フィアンセとの仲を裂こうと奮闘するキャリアウーマンが主人公。これがジュリア・ロバーツ。
それで、その親友のフィアンセが健気でかわいいお嬢様のキャメロン・ディアス。
この映画ではジュリア・ロバーツが「主人公にして憎まれ役」で(少なくとも私はそう思った)、本来適役ポジションのキャメロン・ディアスがめちゃめちゃかわいくて応援したくなる感じだったので、本来なら主人公の恋を応援しがちな私も、こればっかりはキャメロンだろーと思いながら見てました。
この映画のキャメロンはほんとかわいい。今まで見た中でいちばんかわいかったかも。
ジュリア・ロバーツのやってることはたしかにあまり感心できることじゃないし自分勝手な行動もしちゃうんだけど、それが見事に空回っちゃうところが切ないわ滑稽だわでうまいなあ。ジュリア、それはやりすぎだろ!とかツッコミいれつつ見ると面白いよ。
個人的には、ジュリアの仕事仲間で友人でゲイのルパート・エヴェレットの役どころが好き。さすがにめちゃめちゃはまり役だ!
それと、劇中の音楽がなかなか効果的で印象深かった。
特に、キャメロンがカラオケでI Just Don't Know What To Do With Myselfをヘタクソに歌うシーンと、食事の席で次々と大合唱になっていくI Say a Little Prayerのシーンはよかったなー。カラオケのシーンでは、つい一緒になって歌ってしまったり。(なんでこの歌を知ってるんだろう?と思ったら、ホワイトストライプスがカバーしてたからでした。)
バカラックには疎いのでいまいち確信は持てないんだけど、バカラックの曲が多かったような気がする。バカラックと映画って、なんだか合うなあ。いいなあ。
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ベッカムに恋して
イギリス映画が好きでサッカーが好きでジョナサン・リース・マイヤーズが好きな私としては、これはもう「私が見に行かなくて誰が行くのよ」というわけで。オープニングのマンチェスターユナイテッドの試合シーンでは、スクリーンでちらりとスコールズを拝めてそれだけで嬉しくなったり。
「ベッカムに恋して」なんてチケット売り場で言いにくいタイトルだけど、男子もこれに臆せず見に行ってみて下さいまし。「イギリス映画が好き」という人はもちろん必見。
サッカーが大好きなインド系の女の子ジェスが主人公。
サッカー仲間のイギリス人少女ジュールズとの友情やコーチのジョーへの恋心、家族への思いと夢との間で揺れる乙女心、風習や伝統を重んじるインド系コミュニティへの葛藤、などなどいろんな思いが交錯しつつも、とにかく前向きに突っ走るジェスがかわいくてしかたないです。あと、子を思う親心にもグッときました。
イギリスに暮らすインド系家族といえば「ぼくの国、パパの国」もそうだったけれど、こういう風にいろんな国のいろんな文化を垣間みられるのも映画のいいところ。(「ぼくの国〜」もいい映画でした。大好き)
そういえば、練習のシーンでコーチのジョーがアイルランドのアウェーユニらしきものを着ているように見えたので「ん?ロンドンが舞台なのに?」と思っていたら、その後の展開で、ジョーはアイリッシュという設定だということが判明。(ジョーを演じるジョナサン本人もアイリッシュ)
つまり、インド系のジェスと同様、ジョーもイングランドではマイノリティだということ。そういう感覚を共有できる人がいる、というのもジェスにとっては心強かったのかも。
日本で暮らしているとあまり実感する機会のない「マジョリティ」「マイノリティ」という感覚も、この物語の大きな鍵のひとつなのかなあ、と思ったりも。
いつもは割とエキセントリックな役柄の多いジョナサンも、今回は本人のルーツそのままアイリッシュの青年を演じているということもあって、よりいっそう彼の素の部分が出てたんじゃないかと思いました。にくい配役だわ。
「サッカーなんかに夢中にならないでもっと女の子らしくしてほしい」と思ってる、慌てんぼうでコミカルなジュールズの母親もいい味出してました。ラスト、アメリカに旅立つジュールズに「お母さんが選んだのよ」と言ってイングランドの代表ユニフォームを手渡すシーン、すごく良かったな。これは嬉しいと思うもん。
サッカーを知らなくてもじゅうぶん面白いと思うけど、少しでもサッカー(特にプレミア・イングランド周辺)を知っていると、細かいところも楽しめるかも。分かりやすいところでいうと、ジェスの背番号が7番だったり(ベッカムと同じ)とか。
あと、ジェスとジュールズがスパイクを買いに行ったお店が、私がロンドンに旅行したときに行った店でちょっと嬉しかった。(Oxford Circusの近くの、カーナビーストリートにあるお店)
そうそう、ちょっとだけだったけど、ベッカム&ビクトリア夫妻もほんとに出てました。
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ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ
3回目のヘドウィグ。どうしてもカラオケナイトを体験しておきたくて、前回にひき続き今日もまたライブ鑑賞後のハイテンションのまま突入。(前回はChemical Brothers、今回はhaven。)
カラオケナイト=歌ったり踊ったり手拍子したり、とにかくなんでもOK!なのだけど、わたしの見た回は上品な方が多かった? 立ち上がる人はいなかったような気がする。
それでも、一緒に鼻歌したり手拍子したり拍手したり、アクションを起こせるのは嬉しい。この映画をジッと静かに見ていられることなんて、もはや絶対にできない。
今までと同じく「Wig in a Box」あたりから涙腺がゆるみ始めそこからずっと涙目モードだったのだけど、今日はとうとうトミー・ノーシスの歌う「Wicked Little Town」で涙腺が決壊してしまった。そしてそのままラストまで大号泣。なんでこんなに涙が出るんだろう?と不思議に思えるほど泣けて泣けてたまらなかった。
でもこの涙は、私にとっては前向きな涙。特に、最後の「Midnight Radio」は歌詞にすごくリンクしてしまって、滝のように涙が流れた。こんな私だけれど、これでも一応、ロックンロールの持つ力に憧れと希望と夢とを抱いているイチ人間として。この映画を見る前に素晴らしいライブを見ていたというのも大きいかもしれない。思い出すだけでも泣けてくる。ああ名曲。
ヘドウィグの強さと孤独と美しさ、そしてトミーの弱さと強さと優しさ。強いからいい、弱いからだめ、とかそんなんじゃなくて、2人ともとても素敵だと純粋に思う。
見れば見るほど、ヘドウィグの虜になっていく。ヘドヘッド一歩手前まで来てしまったかも。
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ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ
劇場2度目。この夜は、【ゴージャス&グラマラスナイト】と題して、ヘドウィグと「パリ、夜は眠らない」と「ベルベット・ゴールドマイン」というたまらない人にはたまらない組合わせのオールナイト。
Chemical Brothers@赤坂BLITZから渋谷へ直行、ライブであおったアルコールが抜け切らないまま1本目のヘドウィグ観賞。
ライブで踊りくるった後の妙なテンションのまま突入したので一人勝手に盛り上がってしまい、ヘドウィグと一緒に歌いたくてたまらない衝動を押さえるのに必死だった。(いや、シラフだった試写会のときも一緒に歌いたくなったけど)
やっぱりヘドウィグ最高。彼女の怒り、悲しみ、そして愛が響く! 3回目はいつにしようかな。
試写会で観たときよりも音が大きく聞こえたのは気のせいか?アルコールのせいか?
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ベルベット・ゴールドマイン
念願叶って初の劇場観賞。
何度観てもわくわくするカラフルなオープニングに早くも感激。やっぱりスクリーンは大きくていいわ。
大きいだけあって、たった14インチの家のテレビでは見えなかったものがたくさん見えた。
たとえばアーサーが行くレコード屋の壁に貼ってあったレコードジャケットの数々。ドアーズやギルバート・オサリバンやビートルズに混じって飾られていたブライアン・スレイドのレコードジャケットが、まんまボウイのパクリだったのには笑った。
新聞の見出しやテレビのテロップやエンドロールのクレジットなんかの細かい部分を視認できたのも嬉しかったな。
カート・ワイルド(=ユアン)の野外ライブシーンも、スクリーンで見るとど迫力。
インタビューでも「あのシーンは好き勝手にやった」って言ってたけど、ほんとイキイキと楽しそうにメチャクチャやってて最高。
そしてそして、スクリーンで観て何よりも引き立っていたのが、ブライアン・スレイド(=ジョナサン)の美しさ。なんなの、あの美しさは。ため息出るほど美しい。見事にロック・アイコン(ポップ・アイコン? 台詞ではどっちって言ってたっけ)を体現してた。
カート・ワイルドって、名前はカート・コバーン+オスカー・ワイルドで風貌や役どころはイギー? そういやブライアンもまんまボウイのかっこしてたりするとこあったし。やっぱりボウイとイギーなんだなということはなんとなく分かった。
その他にも観れば観るほど発見があって、本当に飽きない。やっぱり大好き。
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ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ
3ヶ月くらい前にこの映画の存在を知って以来、観たくて観たくてたまらなかった作品。ウェブやプレスで情報を仕入れ、サントラを聴きまくり、とにかくめちゃくちゃ楽しみにしていた。
観る前から、「絶対好きに違いない」と確信してた通り、めちゃくちゃ大好きだった。音楽も、登場人物も、なにもかもが大好き。
サントラをかなり聴き込んでいたせいか、初めてなのに初めてじゃないような感覚。もしこの映画を観るつもりがあるなら、サントラを聴いてから行ったほうが断然のめりこめるはず。じっと座って観てるのが我慢できないくらい、ライブのように立ち上がって踊りたい衝動にかられてしまった。(ライブハウスやスタンディング・スペースで上映されないかな?)
この映画の何が好きかって、ヘドウィグその人と彼女から生み出される音。彼女の歌に生き方に、何度も涙が出た。
舞台版も観たい。
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ベルベット・ゴールドマイン
ビデオで2度目。
グラマラスでスキャンダラスでゴージャス。まるでイミテイションの宝石のような、ギラギラしていてどこか空虚な感覚。悪趣味とスタイリッシュの狭間のような映像。やけにポップな音楽。そして、どんな人の中にもきっとあるであろう、青春時代の絶望感、残酷さ、虚勢、恥ずかしい過去。熱情。愛憎。虚無感。夢の終焉と現実の世界。
はじめて観たときは、行ったり来たりする時間軸や登場人物たちの関係、そして時代の背景や当時の風俗なんかがうまくとらえきれていなかったせいか「これ面白いな、好きな感じだな」くらいにしか思わなかったけれど、 2回目ともなると設定にすんなり入っていけたぶん強烈にのめりこんだ。そして確信した。誰が何と言おうとも、わたしはこの映画が好きだってことを。
まがいものだって、作りものだって、フィクションだって、いやはやノンフィクションだって、悪趣味だって、軽薄だって、この際なんだっていい。この感覚が大好きだ。
音楽は大好きだしロックも大好きだけれどグラムロックの洗礼は受けていないわたしだからこそ、当時の世俗やグラムロックがどんなもんだったか知らないわたしだからこそ、見知らぬ世界への憧れの気持ちが昇華して勝手に美化してしまってるだけかもしれない。いや、むしろそれこそが正直なところ。そう、わたしはこの時代と世界に憧れを持っているんだと再認識。
こわれてしまいそうなほどの妖艶な美しさを誇るブライアン・スレイド(ジョナサン・リース・マイヤーズ)も、男くさくて常に居心地の悪そうな顔をしながらもどこか繊細なカート・ワイルド(ユアン・マクレガー)も、過去に直面せざるをえないながらも現実を生きるアーサー(クリスチャン・ベール)も、そして彼らを取り巻く状況も、いちいち好きだ。
名義上はユアンの主演作ってことになってるみたいだけれど、わたしの中ではクリスチャン・ベール演じるアーサーこそが主人公。彼の視点こそが監督の視点、ひいてはわたしたち観客の視点なんではなかろうか。
そして、一度だったら絶対見のがしてた部分がたくさんあった。2度目なのに新たな発見がいっぱい。初見時と今回のあいだに映画「オスカー・ワイルド」を観ていたのも、強烈にのめり込めた一因だと思う。(この映画には、オスカー・ワイルドがモチーフとして登場する)
“主題より状況、思考より印象。考えるよりひらめき。人生はイメージだ。自分のイメージを描け。”こういった大意の台詞、映画「オスカー・ワイルド」にも出てきてた気がするのは気のせい?(気のせいかもな)。そしてここでも出てきた“ドリアン・グレイ”の名前。こうなったら「ドリアン・グレイの肖像」もがぜん読む気。
今現在のわたしの気分と嗜好に最高にリンクしたことだけは確か。そりゃ劇場で観たかったけれど、今こういった気分のときにこの映画を観られてよかったのかもしれない。おそらく2年ほど前の劇場公開時に観ていても、これほどまでに心酔できなかった思うし。気分と時期って重要。
そしていつか、劇場で観ることができたら最高。
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ベルベット・ゴールドマイン
グラムロック界のカリスマ、ブライアン・スレイドと彼を取り巻く人々や状況、そしてそんな彼の真実を追う新聞記者アーサーの少年時代。
観る前はいわゆる『グラムロックな音楽映画』だと思っていたけれど、それだけでは括れないものがあった。これはどんな世界でもどんな人間でも当てはまるれっきとした青春映画。とてもとても好きになった一本。
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ヘンリー・フール
- August 3, 2001 2:26 AM
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2年ほど前に劇場で観賞。今回2度目。
自分だけが特別?あの人がうまくいったのは自分のおかげ?どうせ自分はなんにもできない平凡な人間?どうせこの先ずっと同じ毎日のくり返し? ヘンリーの体現する人間のエゴと、初期のサイモンがかもし出す人間の弱さとずるさ。だけど、なんてことない人生も、突然なんてことなくなるのが人生。[VIDEO]
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