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ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド

ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド スペシャル・エディションあらすじやポスタービジュアルを目にしたときに感じた「これは絶対わたしが見に行くべき映画」だという直感は正しかった。
すきだすきだこの映画。いちいちすべてのシーンが好きだった。

体がつながっている、つまりシャム双生児の兄弟が主人公のわりに変にべたべたしたところがなかったのは、ドキュメンタリーの手法がわざとらしくなかったからかな。
あとでパンフ見たら「ロスト・イン・ラ・マンチャ」の監督たち!そりゃああいうのうまいはずだ。納得。

ライブシーンもすばらしい。ぐちゃぐちゃのめちゃめちゃでとてもかっこいい。超初期のLibertinesのライブを思い出した。(あれをもっともっとはちゃめちゃにした感じかな)
双子が結成する(というよりは結成させられた)バンド、The Bang Bangの曲がこれまたとてもよい。歌詞もいいんだ、彼らに合ってて。映画云々以前に曲がとても好みだから、迷わずサントラ買っちゃった。
挿入歌も、さりげなくキャプテン・ビーフハートとか使われてて素敵。

自分好みの音楽が主体の映画って、もうそれだけで愛おしくなってしまう。
映画としての評価だとか他の人がこれをどう見たかとかはどうでもいい、ただただ個人的に好きな要素が多すぎて偏愛してしまう、そういうタイプの映画。
私が愛してやまない「ベルベット・ゴールドマイン」や「パーティ・モンスター」をはじめて見たときと同じような感覚を味わった。そう思える映画に出会えるのは本当に嬉しい。

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DIG!

Dig (2pc) (Spec Ac3 Dol)まずはこの映画が劇場公開されたことに感謝。
ただでさえターゲット層が狭いのだから、Brian Jonestown MassacreもDandy Warholsも好きな私はありがたく見にいかねば!と、前売り券もって劇場へ。

流れている音楽のほとんどが耳なじみの好きな曲ばかりなうえ、BJMのライブ映像を見るのははじめてだしBJM時代のピーター・ヘイズ@BRMCを見るのもはじめてだったから、ただただスクリーンを目と耳で追っているだけでも楽しくてしょうがない。

それに加えて、アントン(BJM)とコートニー(Dandys)のストーリーがこれまたもう。
天才破滅型のアントンと、勤勉努力型のコートニー。お互いがお互いを認めつつ、憧れとも嫉妬ともつかないような感情を抱きつつの友情関係が、ちょっとした青春ドラマよりもリアルに響いてぐっときた。うまくいえないけれども、このあたりはきっと、彼らの音楽を聞いたことのない人にも訴求すると思う。

あと、忘れられないのがJoelをはじめとするバンドの面々。
Joelはほんとにいいキャラだ。こういう人がいるバンドっていいね。(劇中では彼もバンドを離れていったけど、今現在のツアーでは一緒にまわってるらしいよ! 期間限定復帰にしても喜ばしい出来事)

アントンは絶滅寸前の天然記念物みたいで、だけどだからといって保護されたら死んでしまいそうな人だから、ここまで無事に生きてこれたというだけでもすごいよなあと感無量。
彼の音楽の一ファンとして、これからもアントンの好きなところで好きなことをしていてほしいと思うし、そうやって素敵な音楽を作り続けていってくれればとてもとてもうれしい。

BJMのライブを一度でいいから見てみたいとずっと前から思ってたけど、彼らが来日するよりは私が向こうに行くほうが良さそうだなあとなんとなく思った。
違う土地でおとなしくされるよりも、ホームグラウンドで思う存分振る舞っているところを見てみたい。
逆に、Dandysにはぜひとも日本にきてほしい。ヒット曲もあるし、フェスでも断然いけそう。たしかまだ来日したことなかったよね?

それにしても、アントンにしろジェイソン・ピアース(Spiritualized)にしろボビー・ギレスピー(Primal Scream)にしろ、なんだって私はこういう人が好きなんだろう。(身近にいたら絶対やだけど、好きなミュージシャンとして心酔するぶんにはとてもタイプ。40才前後であろうことも共通点?)
自分はああいう風に絶対なれないからこそ憧れるのかなあ。コートニーの気持ちがなんとなくわかる気がする。

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9 Songs

  • Posted by: yumi
  • May 18, 2005 7:08 PM
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しろくて青い南極大陸。
Black Rebel Motorcycle Clubの「Whatever Happened to My Rock'n'Roll」ではじまり「Love Burns」で終わる69分の短いフィルム。

ロンドンのBrixton Academy。BRMCのライブで出会う。
愛を交わし、音楽をかけて踊り、またベッドに飛び込む2人。

Von Bondiesのライブの後のシーン。キッチンで、テーブルで、キラキラとしたやわらかい光の中で愛を確かめ合う2人があまりにも綺麗で幸せそうで、たまらなく悲しかった。まさかこの映画でも涙を落とすなんて、思ってもいなかった。

ドライブする2人。車内に流れるのはFranz Ferdinandの「Michael」。リサのボーイフレンドの話。ブラジル人、アルゼンチン人、ドイツ人、そして今はイギリス人。
冬の海にざぶざぶと入っていくマット。愛してるよ!と叫びながら。

そしてPrimal Screamのライブ。Bobbyが高らかに歌う「Movin' On Up」。
私が幾度か見た彼らのライブでは、この曲は最後の方にやることが多かった。夜明けの到来を予感させるような、そんな光に溢れた曲だなあとはなんとなく思っていたけれど、改めて訳詞を見て驚いた。あのボビーが、こんな詞を歌っていたなんて。シンプルだけれど、未来を信じたくなる、希望を持ちたくなる、そんな言葉が彼の体から発されていたなんて。ああ、私はいままでボビーのどこを見ていたんだろう。

Super Furry Animalsのライブに、リサは来なかった。
リサの誕生日。マイケル・ナイマンのコンサート。
つながっていても、心が離れていく。

最後、ひとりで行ったBRMCのライブ。ステージ上のPeterが「Love Burns」を歌う。ああ、こんな歌詞だったんだ。Peterはあんな佇まいでこんなやりきれない詞を歌っていたんだ。
この歌詞に、どうしてもマットの心境を重ね合わせてしまう。そしてまた涙をこぼす。何度も何度も聞いた曲なのに、ライブで何度もはしゃいだ曲なのに、こんな歌だったなんて知らなかった。今までの私はなんにも分かっちゃいなかった。

セックスと音楽ばかりの感傷的すぎる映画にこんなにも入り込んでしまったのは、どうしてなのだろう。

私はたまたま、この映画でライブシーンが流れた8アーティストのうち4バンドのライブを見たことがある。6バンドのCDを持っている。だからこそ、こんなにも簡単に入り込めてしまったのだろうか。
私の体に染みついているこれらの音楽を通じて、個人的な記憶を無意識に潜り込ませてしまっていたのかもしれない。もし劇中で流れている音楽を知らなかったら、面白くもなんともなかったもしれない。
これはきっと、きわめてパーソナルな映画なんだろうと思う。皆が絶賛するような映画ではない。皆が及第点をつけるような映画では決してない。それでいいんだと思う。泣きたくなるほど甘くて痛い、恋の物語。この映画は友人と行くものじゃない。体を触ったことのない人と見に行くような映画じゃない。行くならひとりか、それか好きな人と。愛し合ったことのある人と。そういう映画。

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アイデン&ティティ

アイデン & ティティ青春ロック映画さいこう!みうらじゅんさいこう!トモロヲさいこう!
バンドブームだとか舞台になってたあの町とか、知っているものがたくさん出てきてたのもグッと感情移入させられてしまった理由かも。あの町が出てくる映画は多いけど、今のところこれがいちばんかもしれない。
中島がとにかく良かった。若さゆえの焦燥感にいちいちグッときた。そしてブルースハープで語りかけてくるディランとの交流にもグッときた。

ちなみに、私が知ってるバンドブームはイカ天の時代。というかイカ天という番組そのもの。当時小学生だったにも関わらず、ほぼ毎週見てました。子供にとってはとんでもない真夜中だったし家族も皆寝ている時間だったから、ヘッドホンつけてこっそりと。
フライング・キッズとかremoteとかAURAとかマルコシアス・バンプとかマサコさんとかたまとか宮尾すすむと日本の社長とかいまだに覚えてるよ。ネオバンド天国のシーンで、スイマーズとかカブキロックスみたいな人たちが出てたけど本物かなあ。懐かしかった。

それにしても、初監督作でこんなの作れちゃうなんてうらやましいよトモロヲ。もし映画を作れるのなら、私もこういうのを撮ってみたい。

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END OF CENTURY

  • Posted by: yumi
  • March 11, 2005 7:42 PM
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END OF THE CENTURYシネセゾン渋谷のラモーンズナイトにて鑑賞。

これの前に「RAMONES RAW」が上映されたんだけど、そっちが陽のラモーンズなら、こっちは陰のラモーンズ。そんな感じがした。この2作をたてつづけに見たせいか、「同じバンドなのに、視点を変えるとこうも違うの?」とびっくりしてしまった。

こちらのほうがリアルでシビアに描かれていて、あのラモーンズの裏側にはこんなことがあったんだ…と驚くこともしばしば。(特にジョニーが違うよ…)
でもあんな環境で、ずっと健全にニコニコやってられるほうがおかしいか。人間なんだもの。

あれもラモーンズだしこれもラモーンズ、そして同時上映された大好きな「ロックンロール・ハイスクール」でアイドルしている彼らもラモーンズ。いろんな部分を見ちゃったなあ。


せっかくなので、「RAMONES RAW」の感想もちょこっとメモ。
これはDVDオンリーみたいなんだけど、楽しくて面白い。
マーキー・ラモーンが撮りためたものなのでメンバーのリラックスした姿が随所に見られるし、彼らの素顔を覗いてみたいファンにはたまらない映像のオンパレードでした。

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ガレージ・デイズ

ガレージ・デイズオーストラリアが舞台の、ダメダメ青春バンド映画。おもしろかったー。

だいたい、バンド、青春、ロック、友情、恋愛、コメディ、ときて私が嫌いなはずがない。
しかもオーストラリアという土地柄のせいかあまり屈折したところがなくて、みんなまっすぐなところがこうね、グッとくるわけですよ。
けらけら笑えるんだけれども、ちょっとホロリとくるところもあったり。悩んだりもするんだけど、基本的にはあっけらかんと明るくハッピーエンドだったり。青春ロック映画はこうこなくちゃ!

バンド系青春映画ってことで、後ろに流れている音楽もそこらへんな感じで素敵でした。ベタな選曲が最高です。
ちなみにサントラに入ってるのはこんな感じ。トラックリストを見たら、D4にHivesにT(I)NCにJoey RamoneにSupergrassにJamにと私の好きなバンドばっかり並んでいてびっくりしたよ。

他にも、サントラには入ってないけどCureの「Boys Don't Cry」やTravisの「Why Does It Always Rain On Me?」が印象的な使われ方をしていて、思わずグッときました。
特にTravisの曲がかかってたシークエンスは最高の胸キュンエピソードだったなあ。(フォーチュンクッキーに思いを託すなんてもう!かわいすぎる!)

ギターの子のお父さん(なかなかのナイスキャラ)がKISSのメイクをしちゃったり、売れっ子ロッカーがどう見てもカート・コバーンを意識したヘアメイクだったり、ボーカルのフレディが働くレコード屋にMotor Ace(ちょうど2002年にアルバム出してたオーストラリアのバンド)のポスターが貼ってあったりと、芸が細かいところもツボ。

B級映画と青春映画をこよなく愛する私にとっては、愛すべき1本になりました。ダメでもいい、いやダメな子ほどかわいい。そういうことです。青春ばんざい!

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LIVE FOREBER

  • Posted by: yumi
  • August 12, 2004 2:22 AM
  • A-Z | music |

おもしろかった。というよりおかしかったー。
リアムの俺様っぷりも王様ソファに座ってトークするノエルも面白かったなあ。この2人はほんと安心して見ていられるよ。デーモンやジャーヴィスはどこまで本心でどこまでフェイクだったかよくわからなかったけど。
私自身、ブリットポップはリアルタイムで体験してはいるものの特に入れ込んではいなかったので(どっちかっていうとスウェディッシュポップ派でした)、わりとさらりと楽しむことができたかも。当時どういう風にあのムーブメントと接していたかによって、受け取り方はかなり違うんじゃないかと思います。
それにしても、今も昔もNMEやTOTPあたりのメディアが裏で糸ひいてるのは変わらないんだなあと思った。最近もすごいもんね、NMEのプッシュとか。メディアの威力って大きい。

ラストはS CLUB7やロビー・ウィリアムズが出てきて「オアシスの時代は終わった」みたいな締めになってたんだけれど、それがたしか1998年。ほんの3〜4年の間にいろんなバンドが出てきていろんなことがあったんだなあと思うと感慨深い。ムーブメントになってしまうと、いつか終わりが来ちゃうものなのかしら。
今のムーブメント(いわゆるロックンロールリバイバルってやつですか)はどうなるんだろう。ブリットポップにおけるオアシスの3rdみたいに、ストロークスの3rdが試金石になっちゃったりするのかな。それはそれで、そんなことになったらとても嫌だけれど。ムーブメントなんて言葉でくくられて、勝手に終わってほしくはない。

それでも、この「ストロークス以降」の流れが10年後くらいにドキュメンタリーになったら面白いかもなあ、とも思う。実際、2001年冬から2002年夏にかけてのあの妙な盛り上がりは、自分でも忘れられないし。
ストロークス初来日時(2002年2月)のチケット争奪戦とか、追加公演のキャパ増大による会場変更とか、「なんかよくわかんないけど凄いな」という感じがとてもあった。当時はあれがターニングポイントになるなんて思ってもみなかったけれど。後から誰か振り返ってみてくれないかなあ。

最後に余談。リアムやノエルは昔も今も変わらないしデーモンも去年のサマソニで目撃したので免疫がついてたけれど、ジャーヴィスのおっさんっぷりには驚きました。若い頃にかわいいほうが、年とったときに差が現れるねえ。(デーモンもそうだな)

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スパン

SPUN私にとって、この映画はびっりの連続だった。

まず最初の驚きは、妙に長いイントロダクションが終わってオープニングのクレジットを見たとき。
えっ、ビデオゲームに興じるニキビ面の少年がパトリック・フュジット!? ボンクラ兄ちゃんなドラッグディーラーがジョン・レグイザモでそのジャンキー彼女がミーナ・スヴァーリ!?
ジェイソン・シュワルツマンとブリタニー・マーフィーが出てるってこと意外は知らずに見に行ったので、このキャストには本当に驚いた。みんな汚すぎ。特にパトリック・フュジットなんて「あの頃ペニー・レインと」とはまるっきり別人で、言われなきゃ絶対わからないくらい化けてた。あーびっくりした。

そして、Jonas Akerlund という監督の名前。どこかで見たんだよなあと思いつつも、その時点ではまったく思い出せず。Jonasっていうくらいだから北欧系なんだろうなあとは思ったけれど。

最初から真ん中くらいまではこれといったストーリーもなく、演出もうるさいくらいに過剰で、ちょっと退屈だなーなんて思いながら軽い気持ちで見てたんだけど、中盤〜後半は思いがけずぐっときてしまった。特にロスがエイミーに会うくだりと、モーテルが爆発してからのコックの言動。なんだよもう!切ないじゃないの!
若い男の子をはべらせてた金持ちなおっさんは、コックの決意をわかってたんだね。だからあんなこと言ったんだ。
ここまでくると、あの過剰な演出までもが心地良く思えてくるから不思議。むしろ、あれがなかったらこの映画がこの映画である必然性がないとまで思った。

そして音楽。ビリー・コーガンがメインで作っていて、ほかにも聞いたことある曲がたくさん流れてきたので、なんとなく「音楽に関係ある監督さんかな?」と思いながら見ていた。それにしても、唐突にCaesars Palaceの曲がかかったときはめちゃめちゃ驚いた。まさか映画館で彼らの曲を聴くなんて。
エンディングでかかっていた曲もどこかで聞いたことのある曲だったので、クレジットを必死に見てたら、なんとSoundtrack of Our Lives。そういえば去年彼らのライブ見たもんなあ、だから聞き覚えがあったのか。

ていうか、CaesarsにしろSoundtrack of〜にしろスウェーデン人脈多すぎ! Hellacoptersも流れてたし。
ここまでくるとさすがに気になったのでパンフレットを見たら、謎がすっきりとけました。この監督はミュージックビデオを多く手掛けている人で彼のPV監督作リストのいちばん上にT(I)NCのReproduction of Deathが。なるほど、そういうことか!
実は私このビデオがめちゃめちゃ好きで何度も見ていて、そのときにディレクター誰だろう?と調べたことがあったんでした。だから名前に見覚えがあったのか。そうか、この人か。

私の場合、好きな俳優ばかり出ていたってことと、音楽がお馴染みの人たちばかりだったってことと、監督があの人だったのか!ってこととで、なんだか他人事とは思えない作品になってしまった。すっかり思い入れが強い映画になってしまった。それに、私はこういう感情とスタイルにまかせて走っていく青春映画が大好きだし。

ただ、見終えた後、日本版キャッチコピーの「ガラクタでも輝いてた3日間」てのにすごく違和感を覚えた。それ全然違うじゃない。むしろ全く輝いてなんていないじゃない。それでいいじゃない。

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サンセット・ストリップ

70年代のLAを舞台に、午前4時から翌日の午前4時までの一日間を描いた群像劇。出てくるのは人気ミュージシャンにデザイナー、カメラマンに作曲家、駆け出しのバンド少年に楽器屋の店員など。LAってこんな時代・こんな場所もあったのね。

音楽の狂乱と青春のほろ苦さと恋の切なさがごちゃ混ぜになったみたいな映画で、感傷的すぎるし荒削りなんだけどこういうのすごく好き。シリアスぶりたいんだけどそうなりきれてないところとか、甘いノスタルジアに思いを馳せてるような感覚がすごく愛しく思えてしまう。
私もこういう雰囲気の世界に憧れちゃう方だから、この監督さんには勝手に共感しちゃいます。あー、私も映画とれるならこういうの作りたい。

いろんな人が出てきてそれぞれリンクしてるんだけど、ジミヘンに憧れてバンドで大成したいとLAに出てきたザック(ニック・スタール)のほろ苦青春エピソードがいちばん好き。
姿の見えないギタリストとのギター合戦とか、人気ミュージシャンの前座で客から大ブーイング浴びて落ち込んじゃうところとかね。ニック・スタールってこんなに瑞々しい演技をする人だったっけ、って目からウロコ。特にラストシーンの表情がすごく印象的だった。

あと、天才肌ソングライターのフィリックス。
バンドワゴン」のギタリスト的存在で、わたしこういう人好きなんだよなあ。煙草をくわえてピアノに向かう姿が、とても彼を表していたような気がした。
ドラッグでフラフラになっちゃったりしながらも、友人のためにさりげなく一肌ぬいでるあたりもいい。粋な人だ。
ほとんど紅一点状態のアンナ・フリエルも、Twiggyっぽい髪型とファッションでめちゃめちゃかわいかった。

やっぱり私はこういうの好きだー。ビデオ屋でもほとんど見かけたことないけど(私はWOWOWで見たけどビデオ出てるよね?さすがに)、もっとおおっぴらに宣伝していろんな人に見てもらいたい!と思ってしまう。「ベルベット・ゴールドマイン」と「あの頃ペニー・レインと」がどっちも好きな人は騙されたと思って見てみて下さいまし。

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スクール・オブ・ロック

スクール・オブ・ロック スペシャル・コレクターズ・エディションいやーもうジャック・ブラック最高。わたしもスクール・オブ・ロックに入りたい。

見ているあいだじゅう、いてもたってもいられずベース弾きたくなっていたのは言うまでもなく。てかギター!ギター弾きたくなったよ。
ああいうふうに誰かが弾いた何気ないフレーズから曲が生まれるのっていいなあ。すごく楽しそう。

歌で算数やるとことか面白かったな。あの「ナイン イズ マジックナンバー」ってなんか聞いたことある言い回しだったけど、もしやあれってThree is Magic Number(だっけ?)の替え歌?とか思って、かなり久々にマルティプリケイション・ロックを引っ張り出してきて聞いてみたり。

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パーティ・モンスター

  • Posted by: yumi
  • March 28, 2004 6:12 PM
  • music |

パーティ・モンスター90年代前半のニューヨークに現れた伝説のクラブ・キッズ、マイケル・アリグの半生を描いた映画。
鑑賞中まっ先に思いだしたのが、80年代後半のニューヨーク・ゲイカルチャーを描いたドキュメンタリー「パリ 夜は眠らない」
あちらはドキュメンタリー故の生々しさがあったけれど、こちらはそのあたりがややショーアップされたような雰囲気。フィクションだってお手のものな「映画」という性質を利用してあの時代を捉えようとしたってことなのかな、と勝手に想像。
クールでファビュラスで空虚なクラブキッズたちを見ていて、わくわくしたしドキドキしたし切なくもなった。

セス・グリーン扮するジェイムズ・セント・ジェイムズが、自らの著書「ディスコ殺人事件」のパブリシティをする中で当時を回顧するところからはじまるオープニング。
田舎から出てきたばかりといった風情だったマイケルとの出会いから、奇妙な友情関係、上りつめるマイケルの絶頂時代、そして徐々に堕ちていく冬の時代。マイケルとボーイフレンドの関係や、グルーピー的な存在(?)の女の子との関係も描かれていく中で、それでもいつでも不思議とジェイムズは側にいて、つかず離れずの場所にいた。
そんなジェイムズの視点でこの映画を見ていたためか、本来はマコーレー・カルキン演じるマイケル・アリグが主人公なのかもしれないけれども、私にはジェイムズの映画に見えてしょうがなかった。
彼の目を通して見たマイケルは、愉快だし可愛いし無鉄砲だけれど痛々しくもあった。

そういえば、マイケルがボーイフレンドと喧嘩したんだったか出ていかれたんだったかでジェイムズに泣きつくシーン(だったと思うけどもしかしたら違うかも)で、マイケルがステレオをオンにしたとき流れてきた曲。あれがマイケルの心情を代弁しているかのように思えて、なんだかやけに記憶に残っている。
明るい曲調で「ねえ君が必要なんだ、いなくならないでよ」みたいな感じの歌詞で、その曲にのって2人で笑いながら踊るところ。
マイケルにとって、ジェイムズは兄のような親のような存在だったのかなと思うと、お互いの気持ちがなんとなくわかるだけにあのラストがどうにも切ない。

ただのカルチャームービーとは一概に言い切ってしまえないような、あの時代と文化を背景にして彼らの青春と享楽と苦悩をつづったような映画で、思いのほか入り込んでしまった。
前半の絢爛豪華でカラフルなクラブキッズたちの大騒ぎは、それだけでもわくわくして楽しかったし。ああいう雰囲気って大好き。
なんでもかんでも大好きな青春映画と結びつけて考えてしまうのは私の悪い癖かもしれないけれど、でもやっぱりこういうタッチの映画はどうしても好きになってしまうのかもしれない。

というか、よくよく考えてみたら、ヘドウィグとかロッキーホラーショーとかプリシラとかベルベット・ゴールドマインとかムーラン・ルージュが大好きな私が、これを嫌いだと思えるはずがないんだった。これは私が無条件に愛してしまうタイプの映画だ。やっぱり好きなんだな。
ちなみに、上述の作品の中でいうなら「ベルベット・ゴールドマインがいちばん好き!」って人に特に強くおすすめしたい感じです。

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バンドワゴン

バンドやろうぜ!な青春映画。
前から見たい見たいと思いつつここまで未見だったのだけど、さいきん趣味バンドをはじめたばかりの私としては今が旬なタイミング。むしろ今が初見でよかった。

バンドを形成していく過程とかいちばん最初にみんなで音を合わせたときのわくわく感が他人事とは思えなくて、最初っから画面に釘付け。
バンド名決めるときのやりとりとか、ちょっとした意見の食い違いが発端のケンカとか、女の子を巡っていざこざを起こしたりとかっていうエピソードのひとつひとつも愛おしくて、もうたまりません。
これぞ青春!これぞバンド! いいないいないいなー。ぼろっちいバンに乗ってツアーすんのもいいなー。こういうのやりたいなー。

彼らのバンド、サーカスモンキーの楽曲もすごくツボ。
ちょっと切ないメロディーで、遠くに住んでる好きな女の子のことを歌っちゃったりとかしてて、しかもその子の名前を曲名にしちゃったりしてて!まさにアメリカのインディーバンドって感じがこれまたたまらんです。カレッジチャートによくいそうな地味系ローファイインディーギターバンドな音と風貌そのまんま。ああいいなーもう。大好きだ。

最後のシーンもすごく気持ちよくて、涙がぼろぼろ。あー青春っていいな、音楽っていいな、バンドっていいな。
だいたい、音楽・バンド・青春・ロードムービーときたところで私が好きじゃないはずがない。私の好きな要素ばっかりがつまってる、こういう映画には無条件で愛を感じます。ラブ。

そうそう、監督のジョン・シュルツはどこかで名前みたなーと思ったら「ニコルに夢中!」もこの人なんですね。そういえばあっちの主人公もオルタナ系ナード男子だったな。
この2作品しか見てないけれど、この人の撮るタッチや視点はとてもアメリカのインディーバンドに通じる空気を感じる。映像にしてもストーリーにしても、カラリと明るいんじゃなくてああいうバンドの人たちがよく纏っている独特な雰囲気を感じる。うまく言えないんだけど。
と思ってちょっと調べてみたら、監督ももともとバンドやってたみたいな文を発見。やっぱり! ますます親近感。

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ワイルド・パーティー

田舎からハリウッドに出てきた女の子バンド3人組が、夜ごと繰り広げられるパーティーやバンドの成功で徐々に自分を見失い...都会と大人とお金は恐いわね、って感じのお話。

前半はストーリーもお約束どおりのゆるーくこじゃれたノリで、このままフワフワ終わるのかなーと思ったら、ラストでZマンがやってくれました! ノリノリの暴れ放題やりたい放題。
それまでは普通に「Zマンかっこいいな」とか思いながら見てたんだけど、この豹変ぶりに愛しさ倍増。いーやーもうZマンステキ!かっこいい!
結果的には、Zマン=アンチヒーローだったわけだけど、私にとってはこれはZマンの映画ということで決定。だってかっこいいんだもん。やってることめちゃくちゃだし。いいなあ最高。また見ようっと。

そして、この映画で忘れちゃならないのは、エロでバカでサイケでなんでもありなパーティーシーン。巨乳のかわいい女の子がずらりと出てくる様は圧巻、壮観。
ストロベリー・アラーム・クロックの演奏シーンも見られて嬉しかったー。音楽はかなりいいです好みです。ちなみにエンディングはサンド・パイパーズでした。

ひとことメモ:
Zマン役のJohn Lazarがあまりにタイプなためほかにどんなの出てるのかなーと調べてみたところ、「Attack of 60 Foot Centerfold」こと「アタック・オブ・ザ・ジャイアントウーマン」に名前を発見。
これって「アタック・オブ・ザ・ジャイアントケーキ」みたいなんだったらどうしよう。しかも製作がロジャー・コーマン。…見なくちゃ。

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24アワー・パーティーピープル

  • Posted by: yumi
  • March 29, 2003 5:18 PM
  • 0-9 | music |

ニュー・オーダーやハッピーマンデーズをはじめて聴いたのが90年代後半の私にとっては、もちろんファクトリーだのハシエンダだのは全然リアルタイムじゃないけれど、「あの頃はどうだったのよ?」という好奇心から映画館へ。

ジョイ・ディヴィジョン時代にイアン・カーティスが自殺したってこととかファクトリーが終焉に至るまでの経緯とかハシエンダ最後の夜とかそういうのは情報として知ってはいたけれど、こうやって映像で見せられるとまた違った感慨というかなんというか。こんなことがあったのねというような、まるでドキュメンタリーを見ているような感覚でした。

今となっては実際どうだったか知る由もないけれど、ハシエンダ最後の夜が映像として見られたのは嬉しかったかも。トニーの最後のあれ、かっこよすぎ。(ここにあるものはなんでも持っていってくれ、君たちの創作活動に役立ててくれ、みたいな台詞)
ちらりちらりと実際の映像が挟まれてたりしてたのも面白かった。でも私が気付いたのなんてほんのひと握りなんだろうな。

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ロックンロール・ハイスクール

ロックンロール・ハイスクールハイスクール!ロックンロール!青春!最高!
もう本当にこういうの大好き。B級なノリもベタすぎるストーリーもゆるーいギャグも唐突に出てくる小ネタもたまらなくツボ。
「ロックなんか聴くと不良になるザマス」てな感じのガチガチに頭の固い女校長とロック大好きラモーンズ命な女子高生リフの対決にラモーンズが絡む、てっとり早く言うとそんな感じのストーリー。(細かく言うともっといろいろエピソードがあるんだけれど)

なんといっても、とにかくラモーンズがめちゃくちゃかっこいいです。
ファンがチケット争奪戦のため行列しているところに歌いながらオープンカーで登場!ファン熱狂!女のバトル!(リフvsグルーピー)とか、リフの妄想の中でシャワーに濡れながら演奏するディーディーとかリフに迫りながら歌うやたらとセクシーなジョーイとか、キャデラックで学校に乗りこんで爆発炎上してる校舎の前で歌うとことか。

あともちろん最大の見せ場であろうライブハウスでの演奏シーン、これがめちゃめちゃかっこいい。この場面のためだけにでもDVD買って損はない感じ。もうね、ライブ後の楽屋でアルファルファを食べさせられる腑抜け状態のジョーイなんて愛しくてたまらんです。惚れますよ。

脇役も愛すべきキャラクター揃いでたまりません。校長の手下のアホでマヌケな2人組とか、最初はベートーベンだの言ってたのにラモーンズのライブを見て拳を振り上げちゃったりしていつのまにかファンになってたキュートな音楽教師のおっさんとか、本編とは全く関係なくロッカーや引き出しの中からいきなり出てくるいじめられっ子の転校生とか、ロック好きな大型ネズミとか。ラモーンズの曲をかけたとたん学校中がノリノリになってみんなで踊ったりっていう、こういうのいいなぁ。
ロック好き、青春映画好き、学園コメディ好き、B級好きは見るべし! レンタルで見たけど、DVD買っちゃおうかな。

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イビサボーイズ GO!DJ

きっとしょーもないくらいくだらなくてバカな映画なんだろなーと思いつつも、そういうの嫌いじゃない(というかむしろ大好きだ)し、リス・エヴァンスが出てるし、単純に「イビサ島のクラブ事情(?)ってどんなもんよ」という興味もあったので、ついフラフラっと映画館に。

もうね、想像以上にバカでしょーもなかったです。しかも思いきりネタだらけ。
でも、このコテコテに狙いすぎなところが逆にスパーンと気持ちよくてステキです。下ネタ満載、強烈なシーン満載、くだらなすぎてこういうの大好き。ラブ。

それに、やっぱりリスはおちゃめでキワモノな悪役が似合う。これまたラブ。
あとから聞いた話によると、この映画の主人公2人組は元々はテレビ番組のキャラクターだったようで。だからあんなにキャラ立ってたのか。

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あの頃ペニー・レインと

DVDはとっくに出てるけどやっぱり劇場で観たくて、公開時に見なかったことを後悔しつつ待ってました。待っててよかった。

少年時代の甘いノスタルジー、可憐で不可思議な少女、華やかなミュージシャンの表とウラ、ショービジネス、そして家族愛。
監督キャメロン・クロウの少年時代がモデルだというこの映画、ちょっと美化しすぎ? いやいや、感傷的すぎるくらいがジャストな私にはたまらない。甘々ノスタルジックな青春映画って大好き。思い入れたっぷりなら尚更。そして、こういう映画を撮ってしまえる人って大好き。

しかも、バックに流れるのは大好きな音楽。音楽が題材の映画ってどうしても大好きになってしまう。シンクロしやすいからかなぁ。
冒頭、ウィリアム少年の姉が彼にレコードを託すところ、あの場面からいきなり涙がこみあげて、気がついたら泣きっぱなし。純真無垢なウィリアム少年の愛おしいことといったら。思いっきり中に入り込んで観てしまい、すっかりはまってしまいました。この映画大好き。あとからじわーっと来て、何度も思い出しては泣きそうになったり。

そうそう、ひそかにお気に入り俳優のジェイソン・リーがまたもいい味を出していたのがささやかな幸せ。

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ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ

3回目のヘドウィグ。どうしてもカラオケナイトを体験しておきたくて、前回にひき続き今日もまたライブ鑑賞後のハイテンションのまま突入。(前回はChemical Brothers、今回はhaven。)

カラオケナイト=歌ったり踊ったり手拍子したり、とにかくなんでもOK!なのだけど、わたしの見た回は上品な方が多かった? 立ち上がる人はいなかったような気がする。
それでも、一緒に鼻歌したり手拍子したり拍手したり、アクションを起こせるのは嬉しい。この映画をジッと静かに見ていられることなんて、もはや絶対にできない。

今までと同じく「Wig in a Box」あたりから涙腺がゆるみ始めそこからずっと涙目モードだったのだけど、今日はとうとうトミー・ノーシスの歌う「Wicked Little Town」で涙腺が決壊してしまった。そしてそのままラストまで大号泣。なんでこんなに涙が出るんだろう?と不思議に思えるほど泣けて泣けてたまらなかった。

でもこの涙は、私にとっては前向きな涙。特に、最後の「Midnight Radio」は歌詞にすごくリンクしてしまって、滝のように涙が流れた。こんな私だけれど、これでも一応、ロックンロールの持つ力に憧れと希望と夢とを抱いているイチ人間として。この映画を見る前に素晴らしいライブを見ていたというのも大きいかもしれない。思い出すだけでも泣けてくる。ああ名曲。

ヘドウィグの強さと孤独と美しさ、そしてトミーの弱さと強さと優しさ。強いからいい、弱いからだめ、とかそんなんじゃなくて、2人ともとても素敵だと純粋に思う。

見れば見るほど、ヘドウィグの虜になっていく。ヘドヘッド一歩手前まで来てしまったかも。

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プッシーキャッツ

プッシーキャッツおもしろかった! 大好きだーこういうの。ティーンムービーと学園モノと青春ドラマが好きな人(つまり私)にはたまらん映画。
しかしこういう映画はことごとくビデオスルーなのね。これもこの4月にやっと日本盤リリース。

もちろん鑑賞の最たる目的であるアラン・カミングは、またもやヤバイくらいにうさんくさいキャラクターが大炸裂。彼が出てきたとたんに大爆笑。どうして彼はこんなにもクセのあるキャラが似合ってしまうのか?ステキすぎる。
レイチェル・リー・クックはとにかくかわいいしタラ・リードはボケがキュートだし、バックストリートボーイズ風味満点な人気ボーイズアイドルグループDE JOURに扮した4人組(ここにセス・グリーン含む)もかっこつけたダンスと歌で笑わせてくれたし。

アメリカならではのギャグとかネタがいっぱい盛りこまれてるなーと感じたので(向こうのテレビ番組やTVタレントの名前がけっこう出てきてた。バンドのドキュメンタリー番組?のBEHIND THE MUSICってのとか)、元ネタが分かったらもっともっと笑えたんだろうな。でも、そんなの分からなくてもじゅうぶん笑えた。バカバカいのが好きな人(つまり私)にはこたえられない悪役2人のオチ、あれにも爆笑。

そして笑いあれば涙あり。また最後には泣いてしまった。どうしてこういう青春モノにとことん弱いんだろう?
バカバカしくて軽くってなんてことはないティーンムービーなんだけどたくさん笑えてほんのすこしだけ泣けて意外と芯が通ってる、こういうのは無条件に愛を感じる。おまけにこれは俳優もいいしね。ラブ。

DVDの特典映像についてたDE JOURのビデオクリップ、これにもかなり笑った。真面目にアイドルグループやってるんだもんな、おかしー。

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NO FUTURE - A SEX PISTOLS FILM

  • Posted by: yumi
  • April 3, 2002 4:54 PM
  • A-Z | music |

セックス・ピストルズといえばアナーキー・イン・ザ・UKとゴッド・セイブ・ザ・クイーンとシド・ヴィシャスくらいしか知らないけれど、純粋にかっこ良かった。そして彼らを通して垣間見えるあの時代が、とても興味深かった。ライブ映像もめちゃくちゃかっこいい。

最近、1970年代後半のイギリス、もっと限定すると1977年から79年あたりの、まさにセックス・ピストルズが活動していた時代に興味津々。この時代のイギリスを映したフィルムを片っ端から観たくてたまらない。
そしてこの頃といえばちょうど私が生まれた前後。この時代に、記憶がないとはいえ自分が存在していたんだと思うとちょっと不思議な気もする。

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ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ

劇場2度目。この夜は、【ゴージャス&グラマラスナイト】と題して、ヘドウィグと「パリ、夜は眠らない」と「ベルベット・ゴールドマイン」というたまらない人にはたまらない組合わせのオールナイト。

Chemical Brothers@赤坂BLITZから渋谷へ直行、ライブであおったアルコールが抜け切らないまま1本目のヘドウィグ観賞。
ライブで踊りくるった後の妙なテンションのまま突入したので一人勝手に盛り上がってしまい、ヘドウィグと一緒に歌いたくてたまらない衝動を押さえるのに必死だった。(いや、シラフだった試写会のときも一緒に歌いたくなったけど)
やっぱりヘドウィグ最高。彼女の怒り、悲しみ、そして愛が響く! 3回目はいつにしようかな。

試写会で観たときよりも音が大きく聞こえたのは気のせいか?アルコールのせいか?

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ベルベット・ゴールドマイン

念願叶って初の劇場観賞。
何度観てもわくわくするカラフルなオープニングに早くも感激。やっぱりスクリーンは大きくていいわ。

大きいだけあって、たった14インチの家のテレビでは見えなかったものがたくさん見えた。
たとえばアーサーが行くレコード屋の壁に貼ってあったレコードジャケットの数々。ドアーズやギルバート・オサリバンやビートルズに混じって飾られていたブライアン・スレイドのレコードジャケットが、まんまボウイのパクリだったのには笑った。
新聞の見出しやテレビのテロップやエンドロールのクレジットなんかの細かい部分を視認できたのも嬉しかったな。

カート・ワイルド(=ユアン)の野外ライブシーンも、スクリーンで見るとど迫力。
インタビューでも「あのシーンは好き勝手にやった」って言ってたけど、ほんとイキイキと楽しそうにメチャクチャやってて最高。
そしてそして、スクリーンで観て何よりも引き立っていたのが、ブライアン・スレイド(=ジョナサン)の美しさ。なんなの、あの美しさは。ため息出るほど美しい。見事にロック・アイコン(ポップ・アイコン? 台詞ではどっちって言ってたっけ)を体現してた。

カート・ワイルドって、名前はカート・コバーン+オスカー・ワイルドで風貌や役どころはイギー? そういやブライアンもまんまボウイのかっこしてたりするとこあったし。やっぱりボウイとイギーなんだなということはなんとなく分かった。
その他にも観れば観るほど発見があって、本当に飽きない。やっぱり大好き。

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ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ

3ヶ月くらい前にこの映画の存在を知って以来、観たくて観たくてたまらなかった作品。ウェブやプレスで情報を仕入れ、サントラを聴きまくり、とにかくめちゃくちゃ楽しみにしていた。
観る前から、「絶対好きに違いない」と確信してた通り、めちゃくちゃ大好きだった。音楽も、登場人物も、なにもかもが大好き。

サントラをかなり聴き込んでいたせいか、初めてなのに初めてじゃないような感覚。もしこの映画を観るつもりがあるなら、サントラを聴いてから行ったほうが断然のめりこめるはず。じっと座って観てるのが我慢できないくらい、ライブのように立ち上がって踊りたい衝動にかられてしまった。(ライブハウスやスタンディング・スペースで上映されないかな?)

この映画の何が好きかって、ヘドウィグその人と彼女から生み出される音。彼女の歌に生き方に、何度も涙が出た。
舞台版も観たい。

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ロッキー・ホラー・ショー

  • Posted by: yumi
  • January 12, 2002 5:18 PM
  • music |

前々から、これはわたしの好きな感じの映画なんじゃないだろうかと思ってたんだけど、見事に予感的中。いやー大好き。どうしよう。わたしってつくづくこういうの好きなんだな。ティム・カリー素敵。

本当は、パフォーマンス有りの劇場でほかのお客さんと一緒に楽しみたいんだけど、お約束のパフォーマンスも歌もダンスもできないし、小心者だから、未だ劇場に行くことができない。去年の暮れからシネ・ラ・セットで定期上映されてるのは知ってるんだけど、初心者がひとりで観にいっても大丈夫なのかな?

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ムーラン・ルージュ

劇場2度目。
といっても初めて観たのは夏の試写で、かれこれ5ヶ月も前。これだけ間隔があくとわりと新鮮な気持ちで観られて、ちょっと得した気分。

まずはあのオープニングのファンファーレからわっくわく。で、一番最初のシーン、クリスチャンがタイプライターでカタカタやってるところでいきなり前回の興奮が蘇ってきて涙目状態。いくらすでに一度観てるからとはいえ、上映開始5分も経たないうちに涙が出たのは最短記録かも。

コミカルでテンポが良くってカメラもぐるんぐるん回って踊る踊る歌う歌う! ひたすらハイテンションな前半の感じがめちゃくちゃ好き。最高。
フロアでのダンスシーンに続く、クリスチャンとサティーンの象の部屋でのシーンもすごく好き。ニコールのふっきれたテンションとユアンの純朴な青年っぷりがもう愛おしいったら! ロートレックらも加わってみんなで侯爵に芝居のアピールをするところも最高。そのあとに続く2人の気持ちを伝えあう歌のシーンと束の間の平和で幸福な時間にいたっては、もう涙流しっぱなし。このあとどんどん不幸が襲いかかってくるからこそ、こういう幸せシーンが余計泣けるってもんだ。
ここまでの展開は、文句無しに大好き。おなかいっぱい大満足。後半はちょっと物足りない気もしたけど、でもそれだけ前半が凄すぎたってことなんだと思う。私にとって。

それにしても、主演の2人が本当にすごい。この2人の歌と演技力がこの映画にぴったりだと思った。
シンプルナチュラルもいいけどゴテゴテ悪趣味きらびやかなのも大好きな私にとっては、あの街並みや装飾の感じもすごく好み。もともとミュージカル映画好きだから、ミュージカル仕立てなのも全然問題なし。(むしろ嬉しい)
そして、この使い古された悲恋ストーリーを堂々とぶつけてきたラーマン監督に敬意すら感じてしまった。これぞ娯楽映画の王道!

映画館に行って、一緒になって笑って泣いて楽しめる映画。そう、映画はエンターテイメント。これって好き嫌いが極端にわかれるらしいけど、わたしは完全に5つ星。大好き。

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ヒューマン・トラフィック

ウィークデイは家賃を稼ぐためだけに面白くもない仕事をうんざりしながらこなし、週末は仲間たちとパーティへ繰り出して朝まで騒ぎ、また月曜がやってくる。
週末がやってくるときの奇妙な解放感とか酒飲んでみんなでワーっと踊ったりするときの高揚感とかパーティーが終わった後の虚脱感とか、そういう気持ちには少なからず覚えがあるだけに、妙に共感する部分もあったりしたり。

アクの強すぎないキャラクターたちもかなり平凡な日常もひたすらアッパーな映像もちょいぬるめの展開も、どれもこれも妙にリアルでおかしくって、なんだかこれすごく好きかも。そうそう、難しいこと抜きにして楽しまなくっちゃだよな。

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ベルベット・ゴールドマイン

ビデオで2度目。
グラマラスでスキャンダラスでゴージャス。まるでイミテイションの宝石のような、ギラギラしていてどこか空虚な感覚。悪趣味とスタイリッシュの狭間のような映像。やけにポップな音楽。そして、どんな人の中にもきっとあるであろう、青春時代の絶望感、残酷さ、虚勢、恥ずかしい過去。熱情。愛憎。虚無感。夢の終焉と現実の世界。

はじめて観たときは、行ったり来たりする時間軸や登場人物たちの関係、そして時代の背景や当時の風俗なんかがうまくとらえきれていなかったせいか「これ面白いな、好きな感じだな」くらいにしか思わなかったけれど、 2回目ともなると設定にすんなり入っていけたぶん強烈にのめりこんだ。そして確信した。誰が何と言おうとも、わたしはこの映画が好きだってことを。
まがいものだって、作りものだって、フィクションだって、いやはやノンフィクションだって、悪趣味だって、軽薄だって、この際なんだっていい。この感覚が大好きだ。

音楽は大好きだしロックも大好きだけれどグラムロックの洗礼は受けていないわたしだからこそ、当時の世俗やグラムロックがどんなもんだったか知らないわたしだからこそ、見知らぬ世界への憧れの気持ちが昇華して勝手に美化してしまってるだけかもしれない。いや、むしろそれこそが正直なところ。そう、わたしはこの時代と世界に憧れを持っているんだと再認識。

こわれてしまいそうなほどの妖艶な美しさを誇るブライアン・スレイド(ジョナサン・リース・マイヤーズ)も、男くさくて常に居心地の悪そうな顔をしながらもどこか繊細なカート・ワイルド(ユアン・マクレガー)も、過去に直面せざるをえないながらも現実を生きるアーサー(クリスチャン・ベール)も、そして彼らを取り巻く状況も、いちいち好きだ。
名義上はユアンの主演作ってことになってるみたいだけれど、わたしの中ではクリスチャン・ベール演じるアーサーこそが主人公。彼の視点こそが監督の視点、ひいてはわたしたち観客の視点なんではなかろうか。

そして、一度だったら絶対見のがしてた部分がたくさんあった。2度目なのに新たな発見がいっぱい。初見時と今回のあいだに映画「オスカー・ワイルド」を観ていたのも、強烈にのめり込めた一因だと思う。(この映画には、オスカー・ワイルドがモチーフとして登場する)
“主題より状況、思考より印象。考えるよりひらめき。人生はイメージだ。自分のイメージを描け。”こういった大意の台詞、映画「オスカー・ワイルド」にも出てきてた気がするのは気のせい?(気のせいかもな)。そしてここでも出てきた“ドリアン・グレイ”の名前。こうなったら「ドリアン・グレイの肖像」もがぜん読む気。

今現在のわたしの気分と嗜好に最高にリンクしたことだけは確か。そりゃ劇場で観たかったけれど、今こういった気分のときにこの映画を観られてよかったのかもしれない。おそらく2年ほど前の劇場公開時に観ていても、これほどまでに心酔できなかった思うし。気分と時期って重要。
そしていつか、劇場で観ることができたら最高。

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スティル・クレイジー

伝説のロックバンド、ストレンジ・フルーツが解散して20年。あの頃の栄光はどこへやら、しがない生活を送るただのオヤジになってしまったメンバーたち。
しかしある日、ふとしたきっかけから再結成の話が持ち上がり、当時バンドの雑用係だったカレンとメンバーの一人だったトニーが皆を集めて夢よ再び!と頑張ろうとするのだが…

と、つまりは昔脚光を浴びたロックバンドのメンバーたちが、オヤジになってからもういっちょやってみようかと立ち上がる、てな感じの話なのだけど、メンバー間の確執あり、挫折と栄光あり、失敗と成功あり、おまけにちょっとした恋愛沙汰もあり、ととにかくエピソードてんこもり。真面目にやってるかと思いきやボケてくれたりといった、そのさじ加減が妙にハマった。

そしてなんといっても、登場人物のキャラがいい。いい年して子供みたいだったり、わざと(?)相手を怒らせるようなこと言ってみたり、もうどうしようもないオッサンたち。
特にバンドが成功してから加入した2代目ボーカリストのレイが最高。クールに振る舞ってるはずなのにどこか間が抜けていて、情けないったらありゃしないっていうところがもうたまりません。こういうオヤジならいいなあ。あと、カリスマギタリストのブライアン。こんな素敵に年をとれる人っているのだなあ、と惚れ惚れ。

とにもかくにも、キャラの個性と俳優の個性が見事マッチしていて、もう愛すべき人たちが勢ぞろい。なんだかんだいって、みんな一生懸命なところとか、頑張ってるつもりが裏目に出ちゃったりとか、なんて愛おしいんだろう。CDを出すきっかけになったライブハウスでのライブだとか、ラストのフェスのシーンなんかはもう最高。
絶妙なコメディタッチと個性的な登場人物たち、笑いあり涙あり、そしてロック。気がついてみたらわたしの好きな要素ばっかり。つまり私はこういう映画が大好きなんだ!!! と声を大にして叫びたくなるような愛すべき映画。

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デトロイト・ロック・シティ

デトロイト・ロック・シティロック、そしてロック少年、青春、高校生男子たち、とわたしの好きな題材が揃ってるのとエドワード・ファーロングが出てる(実はかなり好き)というただそれだけの軽い理由で何気なくビデオを借りてみたんだけれども。
ヤバい。なんなんだ、この面白さは。これぞキング・オブ・青春映画!最高!
音楽(特にロック)好きと青春好きは全員見るべし。こんなに最高な映画はそうそう無いよ。手放しで絶賛しちゃうよ。

簡単にいうと「ロック少年4人組が待ちに待っていたKISSのライブはとうとう明日! しかし、ロックを目の敵にしている母親にチケットを取り上げられなんと燃やされてしまう。が、これしきのことでとうぜん諦めるはずがない。アホでバカでまっすぐで、いざというときにはちょっと弱気にもなるけど、でもKISSのライブをどうしても観たい!という情熱にかまけて突っ走っているうちに4人それぞれにいろんな事件が起こり、一夜にしてほんのちょっぴり大人になる」というストーリー。

どの登場人物もどのエピソードもどのアイテムもひとつの無駄なくすべてが絡んできては騒動に一役買い、テンポよくラストまで一気に持っていく。
笑いどころも泣きどころもぴったりわたしのツボで、もう最高。ちょうど最近の私はロックブームだからして音楽もぴったりきたし。(KISSはちゃんと聴いたことはないけど)

高校生の頃、ライブ観たさにひとりで上京したものの東京駅で30分も迷い涙目になった事とか某バンドのファンクラブ限定シークレットライブで友達になった子といろいろライブに行った事とかバンドやろう!なんて盛り上がった事とか、そういうことを思い出してちょっぴり昔を懐かしんでしまった。ってまだ感傷にひたるのには早すぎる年なんだけど。
とにかくこれ大好き!レンタル中に2回観たにも関わらず、まだまだ観たくってDVD購入。

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ベルベット・ゴールドマイン

グラムロック界のカリスマ、ブライアン・スレイドと彼を取り巻く人々や状況、そしてそんな彼の真実を追う新聞記者アーサーの少年時代。
観る前はいわゆる『グラムロックな音楽映画』だと思っていたけれど、それだけでは括れないものがあった。これはどんな世界でもどんな人間でも当てはまるれっきとした青春映画。とてもとても好きになった一本。

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ギター弾きの恋

  • Posted by: yumi
  • September 23, 2001 2:52 PM
  • music |

ショーン・ペン演じるギター奏者エメット・レイは、身勝手で浪費家で自信屋で女癖が悪い、しょーもない男。でも不器用で子どもっぽくて、尊敬する名ギタリストの前に出ると緊張して失神してしまうなんていう可愛らしい一面もあったりする。冷静に見れば最低男なんだけど、どうしても憎めない。こういう男ってバカだよなぁと思いつつも可愛く見えてしまうあたりはウディ・アレンとショーン・ペンの為せる技? どっちにしろ、女心をくすぐるタイプだよねぇ(ってわたしだけかも)。
サマンサ・モートン演じるハッティも最高にキュート。口がきけないという役どころなのに(だから?)、手に取るように彼女の感情が伝わってくる。くるくる変わる表情、しぐさ、なにをとっても本当にかわいくって、エメットとハッティのコンビがなによりも観ていて楽しかった。
そして忘れちゃならないのが音楽の存在。音楽が人物の感情を時に雄弁に、時に静かに物語る。ああ、この映画、好きだなぁ、とほんわか気分と涙少々で劇場を後にしたのでした。

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ムーラン・ルージュ

音と光のスペクタクル、歌と踊りの華麗なるショー。この感じ、何かに似てると思ったらディズニーランド。くるくる変わる場面展開やスピード感あふれるおとぎの世界は、まるでライドに乗っているかのような感覚。夢の世界へひとっ飛び。(この映画はディズニー製作じゃありません、念のため)
女優を目指す高級娼婦に貧乏な作家青年、ライバルである金持ちオヤジの三角関係、そしてヒロインの不治の病。ストーリーはベタで分かりやす過ぎるくらいだけど、こういう映画にとってはストーリーなんて二の次。むしろこの分かりやすさが気持ちいいのだ。
19世紀末のモンマルトルを舞台に、20世紀のヒット曲をふんだんにちりばめ、21世紀のわたしたちに届けられた愛の讃歌。
映画というよりはアトラクション。そしてスクリーンで繰り広げられる絢爛豪華なミュージカル