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September 2006
ビフォア・サンセット
- September 7, 2006 11:17 PM
- ひ
「恋人までの距離」から9年。ウィーンでほんの短い時間を共に過ごしたアメリカ青年ジェシーとフランス人のセリーヌがパリで再会する。
ジェシーが空港に向かうまでの85分間が、前作と同様ほぼダイアローグだけで進む。
ウィーンでの別れ際に交わした半年後の再会の約束はかなわなかった。だけど思いがけずに再び出会ってしまった。若かった2人も30代になって、感情だけでは動けない。
もし約束通りに再会できていたら?なんて今更考えたって仕方ないと思えるくらいに時間は過ぎてしまっていた。9年も経つって、そういうこと。
リンクレイターがよく用いる、会話だけのプロットが好きだ。これもそう。ただしゃべっているだけでいて、なにかがすこしずつ展開していく様が好きだ。
終盤の、セリーヌの部屋での会話はひときわ心に刻まれている。本当に、映画みたいな2人。(映画なんだけどさ)
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セクレタリー
- September 3, 2006 3:33 PM
- せ
ひとことで言えば、なんともフェティッシュでどこか洒脱なラブストーリー。
秘書の働き口を得た自傷癖持ちのリーが、ボスとの関係の中で自分がマゾであることを自覚していくさまが妙にかわいらしく、性癖を通じてつながっていくさまはなんとも不思議な魅力を放ってました。
ボスの弁護士 ミスター・グレイを演じるジェームズ・スペイダーも、サディスティックなんだけど妙に色気があって惹き付けられる。
彼らのアブノーマルさから最初は奇抜なところにばかり目を奪われていたけれど、なんのかんの言っても突き詰めればシンプルなラブストーリー。そこに愛があるってことがいちばん大事で幸せなことだというごく当たり前のことを描いている、それが気持ちよかった。
オフィスというには到底似つかわしくない重厚で薄暗いクラシカルな内装も、雰囲気づくりに一役買っていて、彼らの世界にすんなりと入っていけた要因かも。映画たるもの、やっぱり映像って大事。
それと、今さらながら、マギー・ギレンホールってやっぱりいい女優だなあと実感。いいよねえ。
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