- August 28, 2002 8:07 PM
- ち
この映画のプロモーションで来日していたときにいろんな媒体で目にしたせいか、なぜかイーサン・ホークが気になってしかたのない今日このごろ。それまでは彼のことあまり知らなかったのだけれど、なんだか芸術家肌で器用な人のようで。
そんなイーサンの初監督作とあれば、そりゃもう彼の世界がイヤってほど堪能できるでしょうってことでいそいそと映画館へ。
この人は芸術的なものを作るんだろうなと思ってはいたけれど、想像以上で参りました。詩人だね。ロマンティストだね。叙情派だね。ポエトリーと音楽とアルコールとドラッグの退廃的な世界。それをこんなにも美しく描きあげちゃうんだからたいしたもの。
ストーリーとよべるようなドラマはないも同然、チェルシーホテルに暮らす人たちの日常がクロスオーバーする淡々としたシチュエーションムービー。
さまざまな人のさまざまな生活が出てくるのだけど、わたしがいちばん気に入ったのは黒人の女の子とその恋人のエピソード。ふたりともとても寡黙だけれど内に秘めた思いがひしひしと伝わってきてとても好き。男の子の方のマーク・ウェバーは私の要チェックリスト入り決定です。
ひとくちメモ…マーク・ウェバー
1980年7月19日、ミネソタ州ミネアポリス生まれ。デビュー作は98年の“Edge City”。2000年には批評家に好評だったインディペンデント映画「Boiler Room」やスティーブ・ブシェミの監督作「Animal Factory」などに出演。トッド・ソロンズ監督の新作「Storytelling」(2001)やアル・パチーノの共演作「People I know」(2001)、クリスティーナ・リッチ共演の「The Laramie Project」(2002)、ウディ・アレンの最新作「Hollywood Ending」(2002)など、個性的な作品が続く。
「アニマル・ファクトリー」に出てたと言われても全然記憶にない(ってことはかなりのチョイ役?)のだけれど、ベルセバのサントラでおなじみのトッド・ソロンズ監督作「Storytelling」、これは絶対公開されるだろうからかなり楽しみです。
- Chelsea Walls (2002/米) [IMDb]
- 監督:イーサン・ホーク
- 出演:ユマ・サーマン/ヴィンセント・ドノフリオ/クリス・クリストファーソン/スティーブ・ザーン/ロバート・ショーン・レナード/ロザリオ・ドーソン/マーク・ウェバー
- http://www.cinemaparisien.com/top.html
- テアトル・タイムズスクエア
- Newer: オースティン・パワーズ ゴールドメンバー
- Older: シュワルツマン兄弟のこと
![TRICOLORE PARADE [CINEMA]](/cinema/theme/img/sitetitle.jpg)