- December 19, 2001 6:26 PM
- す
思ってたより断然好きな感じだった。
一口にスパイ映画といっても、アクションバリバリなのよりこういう方が好き。
オープニングのスピード感あふれる刑務所潜入シーンでうまくのせられ、ベイルートのシーンなんてもう完全釘付け状態。
「外食作戦」のくだりでは、ミュラーってば粋なお返しをするわね、とニンマリ。
この一連のシークエンスには、男の美学ってもんを感じてしまった。相手のために、手に入りにくいものを手に入れる、それが“外食作戦”てことでいいのかな?
それにしても、レッドフォード演じるミュラーとブラピ演じるビショップの関係が、わたしには師弟というよりは親子のように見えていたのだけれど(この無償の愛の感じは師弟というより親子だよなと)、エンドロールに入る直前の「亡き母に捧げる」というトニー・スコットの署名によって一気にこの感覚に納得がいった。いや、ちょうどこの朝、スコット氏の母のことが書かれていたエッセイを読み終えたばかりだったので。
あの元気なばーちゃんが死んじゃったのか、と会ったこともないのに妙に感慨深く思えてしまって。本当にちょっとした偶然なんだけど、なんだかびっくりしちゃって。
だから勝手に、ああ、この映画には無意識に親子愛(家族愛?)ってものがにじみ出ているのかも、と思えたのかもしれない。思いっきりわたしの思い込みなんだけど。
いやしかしそれを抜きにしても、ブラピのああいう表情はたまらん。諜報員を務めるには感情を捨てきれない若者の、理想と現実の狭間で突っ走る感じ。すごくこの役が似合ってた。
あの妙にあざとい音楽がちょっとだけ気になったけど、映像や展開はかなり好き。約10年前が舞台の物語なのに、妙に臨場感があったりしたのは今の御時世ならではなのかな。
- Spy Game (2001/英=米) [IMDb]
- 監督:トニー・スコット
- 出演:ロバート・レッドフォード/ブラッド・ピット/キャサリン・マコーマック
- http://spygame.eigafan.com/
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