- December 9, 2001 5:55 PM
- ふ
笑えて泣けて、最後には良かったね、と思う。くっだらないことを大真面目でやっちゃって、もう可愛いおっさんたちだなぁなんて思う。ああ面白い映画だったな、と思う。
だけどラストは決してハッピーエンドなわけじゃない。
その場では成功しても、それで劇的に何かが変わるわけじゃない。むしろその成功は一時的なものであって、明日からはまた何も変わらない毎日が待っているんだろう。どうせ何やったってダメさ、でも何もしないよりはマシだろ。そういう余韻を持つ映画だった。
超ポジティブなコメディ映画のようでいて、ネガティブな側面も存分に含んでいるように思えて仕方なかった。
イギリス映画のこういうメンタリティを見せつけられるにつけ、かの国への興味が高まっていく。いったいイギリスってどんな国なんだろう?と。「何もしないよりはマシだろ」なんていうのは映画ならではのものなんだろうか。
と、最近イギリスに対する興味からイギリス絡みの本ばかり読み漁っているので、つい深読みしてしまったりするのでした。
ただやっぱり、この映画、こういう映画が大好き。
- The Full Monty (1997/英) [IMDb]
- 監督:ピーター・カッタネオ
- 出演:ロバート・カーライル/トム・ウィルキンソン/ウィリアム・スネイプ
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