ダージリン急行
がっくり映画館通いのペースが落ちてきているけれど、これは絶対みにいこう!と勢い勇んで劇場に足を運んだ。
だって大好きなオーウェン・ウィルソンが出てるんだもの。
それに、彼の映画ではおなじみのジェイソン・シュワルツマンに、細面な顔が意外とコメディと相性のいいエイドリアン・ブロディ。この3兄弟はずるいよ反則だよ。だって、ぜったい好きになっちゃうに決まってる。
顔に包帯をぐるぐる巻いた姿でスクリーンに登場したオーウェンを目にした瞬間、撮影当時の彼の身に起きた出来事を思い出して涙が出そうになりながらも、おかしな3兄弟のインド珍道中にすっかり魅了されてしまった。
青と黄色が効いたインドのカラフルな風景とオレンジ色したルイ・ヴィトンの旅行鞄、そしてどうしたって耳に残るKinksとオーシャンゼリゼ。
彼らのスピリチュアルジャーニーを視覚的に聴覚的に彩るそれらがいちいち秀逸で、ため息が出ました。
これはもう、誰がなんといおうとウェス・アンダーソン作品の中で断トツいちばんに好きだ。まだ春だけれど、今年のナンバーワンかもしれないとすら思う。
そういえば、前作「ライフ・アクアティック」でも、セウ・ジョルジによるデヴィッド・ボウイのカバーがとても素敵だったなあ。
やっぱり映画って、ビジュアルも音楽も侮れない要素だなあと思い知らされた。
